6月28日(金)
万葉秀歌(上巻)(91)
斎藤茂吉著
巻第三(22)
此処
にして
家
やもいづく
白雲
の
棚引
く
山
を
越
えて
来
にけり
(巻三・二八七)石上卿
志賀に行幸あった時、
石上卿
のつくったものであるが、
作者の伝は不明で、行幸せられた天皇も、荒木田久老は、大
宝二年太上天皇(持統天皇)が三河美濃に行幸あった時、近
江にも立よられたのだろうと云っている。
茂吉:旅を遥々来た感じで、直線的にいい下して、相当の感
情を出している歌である。
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