6月29日(土)
「内村鑑三書簡集」 (岩波文庫)より
(注)文語を口語に、わたしの意訳箇所もあります。
明治36年より
無益の文学
第一に貴きものは精神です。その次に貴いものは智識です。
わたしたち執筆業に従事している人間は、もし精神を伝える
ことが出来ないのであれば、智識を提供すべきだす。ですか
ら精神をも伝えることが出来ず、智識をも提供することが出
来ず、ただいたずらに人を批判したり世間に媚びている人の
文は、まったく無益の文学といえるでしょう。印刷する紙代
にも値しないものです。
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