11月25日(月)
島木赤彦歌集(52)
中公文庫:日本の詩歌6より
昭和五十一年四月十日初版
歌集「氷魚」(22)
大正七年(1)
正月
心疲るれば眠りて起きぬ冬の日の明かき二階にいく 日
も居り
仏壇に 蝋燭
ともすみじか日の真昼の 障子
明るくなれり
片側の雨戸を引きぬあかあかと日の照る昼の風はげしさに
籠りゐてたがひに寂し時をりに二階の下に物音する妻
(つづく)
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