12月30日(月)
万葉秀歌(下巻)(118)
(注)解説は、簡略化しています。(ブログ製作者)
斎藤茂吉
巻第十二
(11)
あしびきの
片山雉
立
ちゆかむ
君
におくれて
顕
しけめやも
(巻十二・三一六九) 作者不詳
茂吉:旅立ってゆく男に向って女の云った歌の趣である。
「片山雉」までは「立つ」につづく序詞。
「旅立たれるあなたと離れて私ひとりとり残されて居るなら、
もう心もぼんやりしてしまいましょう。」というのである。
「顕しけめやも」は、
現
ごころに、正気で、しっかりしてい
ることが出来ようか、それは出来ずに、心が乱れ、茫然とし
て正気を失うようになるだろうという意味。
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