1月27日(月)
万葉秀歌(下巻)(145)
(注)解説は、簡略化しています。(ブログ製作者)
斎藤茂吉
巻第十四
(25)
葦 の 葉 に 夕霧 立 ちて 鴨 が 音 の 寒 き 夕 し 汝 をば 偲 ばむ
(巻十四・三五七〇) 東 歌
茂吉:防人の歌。一首は、「葦の葉に夕霧が立って、そ
こに鴨が鳴く、そういう寒い晩には、汝をば偲ばむ」と
いうのである。
「
葦
べゆく鴨の
羽交
に霜ふりて寒き夕は大和しおもほゆ」
(巻一・六四)という志貴皇子の御歌に似ている。
(つづく)
渡辺順三歌集「日本の地図」1952年(… 2026.06.02
与謝晶子の歌(374)花のある風景――(… 2026.06.02
歌集「涵養の地」(55)富士が嶺(2) 2026.06.02