10 月30日(金)
昭和萬葉集(巻十)(352)昭和二十七年~二十九年作品 )
講談社発行(昭和 55 年)
Ⅴ(64)
愛と死(46)
茂吉の死(1)
釈 超空
雪しろの はるかに来たる川上を 見つつおもへり。斎藤茂吉
佐藤佐太郎
みいのちは今日過ぎたまひ 現身 の口いづるこゑを聞くこともなし
健 やかにいあましたまひて火のごとく言葉かがよひし頃をぞ思ふ
かなしみをうちに湛へし 一生 にて過ぎしをぞ思ふおほけなけれど
山口茂吉
強羅 のやま君とのぼりて秋の夜の虹のさやけき見しを忘れず
(つづく)
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