ひとりごと

ひとりごと

思い出し、



2006年4月。



過去の私は、結構簡単に「死ぬ」とか「殺して」とか・・・若かったからね。言ってました。今は、そんなことを言えないし考え方は変わる。それが成長なんだと思う。
・・昔の私を知っている人からすれば、今更何をほざくかと、笑うでしょうが。それくらい、人生を悲観していたし(自殺を考えるほどではなかったが)生きる事に何も見出せなかった。

本や、ニュースや様々な情報から必要な事は知っていたが(働かなきゃいけないことも、もう大人なんだから税金も払わなきゃならないことも)でも、どこかで自分の力を発揮させようとは思っていなかったのが当時の私だ。
そんな時に付き合いだした彼は、アルバイトの私よりもっと安定感の無い今で言うニートでしかもホームレスだった。実家はあったが不仲で帰れなかったようだ。
中学の先輩だというきっかけがなければきっと今なら関わりあいたくも無い人種(大変失礼ですがね)学歴が無い事を(定時制をだいぶオーバーして卒業してる)ことさら気にしているにも関わらず体をはった仕事をする事を拒み、運転代行の仕事をようやく見つけてきても行きたくないからなのか、風邪ばかりひく。体調管理を出来ないことを誰のせいでもない自分のせいなのに仕事がキツイせいだとかにして休み、クビになった。
その前は、私の車で生活をしていたから(冬で寒かったから。夜眠る場所として)私はバイトを辞めて就職をしアパートを借りた。別に私がしなくてもいいことだったのだがどうしてか・・・私の人生の転機(悪い方への)だったに違いない。

当時は全てを私が決めなければならない状況だった(彼は何一つ決定してはくれなかったから)夫婦になるというよりも、突然母親になった気分だった。そういう意味では完全な母性本能だったのだろう。
ただ、一緒に住むだけで私にはそれが恋人同士の同棲には思えなかった。
そんな不安定な生活のなかで仕事をしアパートには掃除とご飯を作りに帰るようなもので、疲れて眠るだけの状態。自分のお金で生活を支えていた。それがあまりに当然過ぎて体も不安定でいつもイライラしていた。
アパートでは働かない男が日がな一日中ゲームをし昼寝をしているのだから。
だからか、私という生き物は考えをコロコロと変えていたし今だって誰かのカッコイイ生き様を見るとそれに沿うように考えを変えた。自分を見失っていたからかもしれない。だが・・・それを彼は嫌がっていた。
誰も、男が働くもんだとは思っていたわけではなかったが傍から見たらアンタのその生活は「ヒモ」だろ?と思えて仕方がなかった。(誰かに彼氏はどんな仕事をしてるの?と聞かれて無職だと答えると必ず、ヒモだと言われて気が付いたのね)そうか、と。
あんまり普通だったから私は気が付かなかった。だから、無かった知識を得たらつい・・暇で居るなら掃除くらいして?と。すると「・・ああ」と。オマエが望むからここに居るのに?という顔で。ケンカになると一応弱い立場だと気が付いたのか、(出て行ってくれてかまわない。このアパートも解約するからと言うとね黙るの。お金を出していないのを申し訳なく思っているのではなくどこにも行くあてがないからな感じがした)ゴミ捨ては自主的にするようになった。ただ、これも外に出るからだったのじゃないかな。
誰かにどう思われるかを、大変気にしていたからね。
だからこそ、事件にならなかったと思えばいいのかな。不幸中の幸いなのかもしれない。人の目を気にしている人は大きな事は出来ないもんね。まぁ、殴られたし首も絞められましたが。
最終的に私が決断をしなければならない出来事があって完全に彼を信用できなくなったから冷めていったのだけど、それからもう、3年くらい一緒にいて(実質4年半くらい?)ちょうど1年前にようやく別れることを承知してくれたのだ。

年齢的な事なのかもしれないが身近な人が逝く中でその当時は母は入退院を繰り返していたし、親戚も体を壊していたり色々あったから。
考えはすっかり正常になった。生きる事が必然。
死にたいと考える事は無くなった。

いつだったか誰かに、オマエは強いな。と言われた。

私は、強いのではなく弱い。ものすごく弱い。今は、死が怖い。それに自殺をする勇気があるのなら生きる事なんて本当にちっぽけで思った程力は要らない、弱くても平気なのだ。消えるという勇気は強すぎる。最強だと思う。それが最後だからだろうか。弱さを知るということは強さをも知ることに繋がるんだと。屁理屈だけど弱い自分は強いのだと。
私はあの頃はとても強がりで、でも支えあうという言葉に傾倒していた。
勘違いをしていたんだと思う。片方だけが思っても仕方が無いということを知った。懸命に支えるだけで私を支える力は小さすぎていつでも転べる状態だったのね。

なんか、去年の今頃を思い出すと背中に付いたネジが取れたら止まりそうにオカシかったもんねぇ。
今は幸せだと思える自分でよかった。
記念日を覚える女じゃなかったけど別れた日を鮮明に覚えていて小躍りしそうな自分が笑える(爆)



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