僕の生きてた生きてる生きる道

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許可令を出すよ

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 「 許可令を出すよ 」 ( 禁止令からの解放 )

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 このコラム上段に、「 ドライバー 」ということに触れました。この「ドライバー」とは・・


「 誰のうちにも、幼いときに繰り返し周囲から言われて、いつしか自分の内側の声となり、いつでもその人を駆り立てている命令 」


それは、あなたが「 OK 」とされるために与えられてきた条件です。具体的に言いますと、以下のようなものがありましたね。


1、完全(完璧)であれ

2、急げ(早くやれ)

3、もっと努力しろ。

4、人を喜ばせろ(楽しませろ)

5、強くあれ   etc


 ある人は、この中の一つか二つ、あるいは全部を持って生きている人もいらっしゃるし、多くの人は、その中間のようです。


さて、今回は、さらにもう一つのことを見たいのです。


「 ドライバー 」は、「 ~せよ。このようにあれ!そしたら、OKだから・・ 」というものでしたが、ドライバーと反対に「 ・・・してはならない。 」という形で子どもに与えられて、一生を支配してしまう「 禁止令 」というものがあるというのです。


私たちも無意識のうちに、この「 禁止令 」がブレーキとなって、こうなってもいいのかな・・って不安になって、またパターン化された結末に入っていってしまう・・そういうことがあります。


たとえば・・


何かをしようと決めても、実行を限りなく引き延ばす人がいます(私もその一人です(+_+;;)。いつも迷い、一つの方向を取れなくて歩み出せない人は。。「実行するな」の禁止令を持っている可能性があるようです。これは、不安な親によってもたらされるというのです。


幼稚園へ子どもを送っていくと、子どもさんって最初のうちはなかなかお母さんを離れないものです。お母さんは「 ここからは一人でいくのよ 」と言いながら、内心は極度に不安になって、子どもが歩き出すと、追いかけたいような気持ちで見ている。そして、子どもが泣き出して戻ってくると「 ダメじゃないの! 」と言いながら、内心はホッとしている。「 しょうがない子ねぇ。じゃ、今日だけお休みしましょう 」と言って、家へ連れて帰る。


「 運動しなくちゃだめよ 」といつも言っている母親が、こすこし寒い日に子どもが外へ行こうとすると、「 ダメよ。風邪をひくわ! 」と言って止める。


親が自分自身、何かすることに不安を感じるようなとき、子どもにも不安のメッセージがいろいろな方法で伝えられていくのです。その結果、子どもは「 実行するな 」という禁止令をもってしまうことになるのです。


そして、大人になっても、計画を立てても実行できなかったり、またはいつまでも引き伸ばすことになる・・のです。



 では、ここで、いくつかの「 禁止令 」について簡単に見てみましょう。読んでみて、自分の中にある「 禁止令 」を見つけ出せるかもしれません。そうしましたら、次の段階の「 許可令 」を考えてみたいです。


 では、「 禁止令 」から・・(今日中に、1~10の項目の詳しい説明をUPしたいと思いますが、できなかったらごゴメンなさい・・)


1、存在するな


2、男(女)であるな:おまえであるな


3、子どもであるな(表現するな)


4、成長するな


5、成功するな


6、実行するな


7、重要人物であるな


8、属するな


9、近づくな


10、健康であるな



・・これらが、代表的な「 禁止令 」ということです。

 これらの禁止令のために、どれほど多くの人生が、素晴らしい可能性を持ちながらしぼんでいってしまっているでしょうか。


では、どうしたら、これらの禁止令から自由になれるのでしょう?


それは、自分にその反対の「 許可令 」を与えることなのです(ドライバーに対しては、アロウアーでしたね。「 ドライバー 」のページを参考に。)これは、すべての人が自分のために、責任を持ってしてあげるべきことです。他の人の言葉には、あなたを解き放つ力はないのです。他の人の助けを受けながらであっても、あなた自身が自分に「 許可令 」(禁止令の反対)を与えていくことなのです。


自分にいろんな「 許可令 」を出してあげてください。


自分を楽しませてもいいんだよ

不完全でもいいよ

みんなのすべての期待に答えなくてもいいと

健康であっていいよ

病気であってもいいよ

成功してもいいよ

失敗してもいいよ

強くなっていいよ

弱くてもいいよ

平均的でもいいよ

急がなくてもいいよ

ありのままの自分自身でいていいよ

愛されていいよ

重要人物になっていいよ

重要人物にならなくてもいいよ

一人じゃなくてもいいよ

人に近づいてもいいよ 信じてもいいよ

人をさばかなくてもいいよ

人の欠点に目をつぶって、長所に素直に感動してもいいよ

誰とでも話していいよ

遊んでもいいよ

休んでもいいよ


・・このように、無数に思いつくままに書いていくことによって、ココロが楽になるのですね。


 けど、また元にもどちゃうこともあります。ストレスがかかることもある。けど、そのときは、繰り返し、自分の「 許可令 」を読むのです。


 そのようにして、絶えず自分を解放するように努力するのですね。それが、自分を大切にすること、自分を愛するということなのかもしれません。


 そして、そして、これによって「 禁止令 」に縛られちゃっている人も解き放つことができる助けをすることができるようになるのですね。
 機会あるごとに、その人(伴侶も家族も子どもも・・)に必要と思われる許可令を与えて、その人が自由になっていくことを助けることができるようにもなるのです・・・と教えられました。


 しばし自分を見つめて、「 ドライバー 」と「 禁止令 」を見つけることができたら、「 アロウアー 」と「 許可令 」を自分自身にあげてください。語りかけてあげてください。


 それが、今までのパターン化された脚本の通りに生きなくてもよいように、解き放たれて生きることができる一歩だと思います。





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