僕の生きてた生きてる生きる道

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人とやりとり

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「 人とのやり取り 」  

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人とのやりとりには「からくり」があるようです。


私の大好きな「 交流分析 」の本がありますが、その視点から、見てみましょう 。


ある時は、話はスムーズに進み、とても楽しく有意義なときを過ごすことが出来ます。


けど、ある時は話がこじれて、最後には「ああ、会わなきゃよかった・・言わなきゃよかった・・」というようなこともありますね。


退屈でつまらない会話もあり、あるいは、相手の言っていることが全然分からないときだってあるのですね。


人との会話(やりとり)が、スムーズにいくかどうか・・・は、「 心の健康 」(同時に、体の健康にも)決定的と言ってよいほど、影響があるのです。


ある人は、子どもの時に、親や先生から言われた小さな一つの言葉を今も忘れられないで、そのダメージを引きずっている人もいます。私が言った一言のために傷ついた人がいます。


それだけじゃなくって、何も言わなかったがために傷ついた人もいるのです。それくらい・・人と人との「 やりとり 」は、心の大きな影響を与えるのですね。


ここで、何気ない会話を使って観察してみましょう。


この会話を読んで見て下さい。


夫「おーい、僕のシャツはどこだ?」

妻「タンスの2番目に入ってるわ。」

夫(さがす)

妻「あったー?」

夫「あった、あった。ありがとう。」

妻「どういたしまして。」


これを読むと、この会話はとってもスムーズで、このあともきっと上手くいっているように想像できますね。


これは、「夫が期待したとおりの自我状態」に、妻からの応答が返ってきているからだといいます。相手がその期待通りに応答するとき、二人にとって、最も快い会話が続けられるのですね。


「僕のシャツはどこ?」 ⇒ 「たんすの2番目の左のほうよ」

「あった?」 ⇒ 「あったよ。」

「ありがとう。」 ⇒ 「どういたしまして。」


こういう「やりとり」を、「 相補的交流 」っていうそうです、なんか言葉が難しいですけど(>_<)


けど・・けどね、すべての会話がこう上手くいくわけではないんですよね。


さっきの会話をちょっと変えると、こうなります。


夫「おーい、僕のシャツはどこだ?」

妻「さあ。自分のシャツの置き場ぐらい、自分で覚えておきなさいよ。」


この後は、会話がスムーズには進まないでしょうね。


夫「ちぇ、いいよ。バカヤロー!」

妻「わかったわよ、さがせばいいんでしょ!」

夫&妻「・・・・」 (何も言わずに黙々と探す)


会話、やりとりが交叉してしまうようなやりとりは、大体そこで終わってしまいます。または、言い合いになるか、けんかになってしまう。


「夫がこうで・・」「女房がああで・・」「友達はいつもすぐに・・」いろいろな悩みがありますね。


けど、交流分析では「過去と他人は変えられない」と考えるようです。それは「 解決は人を変えることではなく、常に自分を変えることである。 」ということなのです。そして、その結果として、相手との関係が変わってくるというのです。


夫や妻、友人、子ども、そのた自分の相手が、いつもあなたに対して不快なことをするなら、まず、それ以前に、あなたが相手に対してどんな交流をしているかを考えてみることが大切なのかもしれません。


もしかしたら、相手の発言に対して、交叉的な交流をしているかもしれませんね。それなら、その解決はあなたの中に・・もしかしたら、あるのかもしれません。そこに、解決の糸口があるのかも?


あなたは、どう言っていますか?


A「今日、俺遅刻しちゃったよ。」

B「意志が弱いからよ!」


それとも・・


A「今日、俺遅刻しちゃったよ。」

B「私も危なかったわ!学校、早いもんねぇ。」


たとえば、こういうときは・・?


妻「あなた、○○さんから電話です。」

夫「今はダメだ!仕事中は電話をとりつぐなと言ってあるだろう。」


それとも・・


妻「あなた、○○さんから電話です。」

夫「               」


さて、どうしたら、やり取りがスムーズになるのでしょうね。





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