文・絵: マーク・ベロニカ
訳: とくながやすもと
福音館書店
ラチは弱虫
どれだけ弱虫かっていうと、イヌを見れば逃げ出すし、暗い部屋に入ることもできないし、友だちもこわくて話ができないほど
だから仲間はずれにされて、いつもひとりぼっち
絵本を読んで過ごします
中で大好きなのは、ライオンの絵
強そうで、頼りになりそう
"ぼくのそばにこんなライオンがいたら…"
ある朝、目が覚めると、小さな赤いライオンがいました
でも"こんなちっぽけなライオンじゃ…"
ラチは鼻で笑います
ところが、見かけと違ってライオンは強く、ラチを強くしてやる、と言います
ピンチになって、ラチが逃げ腰になると、ライオンが背中を押します
そうして、気が付くとラチはとても強くなっていたのでした
ラチはライオンにお礼を言おうとして、ポケットに手を突っ込みます
あれ?ライオンがいない⁈
家に帰ると、ライオンの手紙が残っていました
そこに書かれていたのは…
***
ラチに必要だったもの
それはほんのちょっとの勇気
でも、その一歩が踏み出せない
そんな人も多いのではないでしょうか
だから、ライオンが次の場所に行く必要があるのでしょう
ラチはあなたで
ラチは私
ねぇ、ラチ
ライオンはあなたの内にいるのですよ
少しずつ経験を積み上げて、あとはその時が来るのを待っています
準備が整ったその時に、あなたのうちなるライオンは、ほんのちょっと背中を押してあげるだけ
あとは溢れるように流れ出します
私たちの中に眠っているライオン
次に目を覚ますのは、あなたのライオンかもしれませんね
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