2008・1・8六本木ヒルズ

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Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street

Japan Premiere 2008/1/8(六本木ヒルズ)

そこには神々しいほどに美しく光り輝く瞬間があった・・・




ヒルズに着いたのが夕方。別の友と合流し、しばしのティータイム。
その後、私たち5人はヒルズの様子を気にしながらも夕食をとり、
アリーナに戻ったのは8時半を過ぎていた。

その瞬間、とんでもない事態が待ち受けていたのを悟った・・・

ST JP1

翌日、成田へ行けるかどうか全く分からず、残された選択はひとつ。
当然、その瞬間から並ぶしか方法はなかった。

どうしても近くでジョニーに逢いたかったから・・・

大寒近い1月の夜を、それも屋外で過ごすという、あまりにも過酷な事態が待ち受けていた。
前日も予定通り成田入りをしたので、睡眠時間はバスの中の1時間ほど。
まさか、この歳になって、こんなにも過酷なサバイバルを体験するとは思ってもなかった。
しかし決行するのみ!!私たちに残された手段はそれしかなかったのですから!

仲間5人と1月に野宿、こんな素晴らしい経験はもう二度と出来ないでしょう。
しかし、用意していたのは、決して厚いとはいえないブランケットと、
ヴァイパー・ルームで買ったニットキャップ、手袋、マフラーのみ。

こんな軽装で大丈夫なのか・・・??

しかし、ジョニーのために頑張るしかなかった。
寒い冬空を見上げながら、ただひたすら・・・ジョニーを思い、
時間が過ぎて行くのを待つしかなかった。

本当に過酷、過酷以外の何ものでもない。
生まれて初めての経験、仲間といろんな話で盛り上がりながら、
刻々と刻まれて行く時間をやり過ごすしかなかった。

途中、コンビニで身体が温まる食料等を買い込み、サバイバルは続行された。

途中、ワーナー関係者の方が徹夜組に対してねぎらいの言葉をくれた。
明日に迫ったプレミアの詳細等、いろんな質問に答えてくれた。
オマケに、カイロまで提供してくださり、徹夜覚悟で正解だと思った。

仲間と話が弾んだのですが、舞台挨拶の試写会の方にも並ばなければならず、
5人の仲間が2:3に別れてのサバイバル。

そんな中、メールが届いた。マイミクのブロガーさんだった。
「もう並んでるの?」「並んでるよ!」・・・
何度かメールをやり取りし、横を見れば・・・Jさんも私たちのすぐ後ろにいた。。。
偶然の初対面に笑えた・・・初対面には凄すぎる私の姿にも笑えた・・・
Jさん、ありがとうね~嬉しかったですよぉ~~♪

それでも励ましあい、いろんな話をし、時間をつぶしていましたが、
明け方近くの3時から5時、6時はさすがにキツイ!!
2夜連続の完徹は本当に厳しいものだった。

この寒い夜、暖かく一番嬉しかったのは、ヒルズの「トイレの便座」(笑)
このまま朝が来るまで座り続けたいと思ったほど!
笑えるかもしれないけど、マジ!!
トイレが何よりも暖かく安らぎの場となった・・・

一夜が明け、関係者に誘導され場所を移動し、整理券が配布される時間まで待った。
途中、別の仲間も到着し、徹夜組と交代する事になり、私たちはホテルに戻り、
シャワーを浴びてしばしの休息。。。でも、寝れるはずもなく、、、
私は、ジョニーへのメッセージ・ボードを完成させたりしながら眠れない時間を過ごしていた。

集合時間は4時という事なので、3時にホテルからヒルズに戻り、その時を待った。

ST JP2

その間、会いたかったジョニー仲間と会ったり、初対面の方と連絡をしたりと、
目まぐるしいほどの素敵な時間を過ごしていました。
しかし、残念な事に時間が足りずに、お会いする事が出来なかった方もいて、
本当に申し訳なく思っております。


そして・・・いよいよ入場の時間に・・・

ST JP#

私たちは106番だったのですが、気がかりはレッド・カーペットの場所取り。
どうしてもジョニーの近くに行きたかったのですが、残念ながら2列目!
どうにかなると思いながら、仲間や周りの方たちと話しながらスタート時間まで待った。

6時になり、赤坂さんの司会でプレミアは始まりました。
当然、私は上の空・・・
そんな事よりもジョニーの到着が気になる!!

そうこうしているうちに、一台の車がけやき坂に止まり、バートン監督が到着!

その後、ジョニーも到着!!
ジョニーが車から降りたその瞬間・・・

「キャーーーーーー!!ギャーーーーーー!!!」

どよめきと歓声は凄まじいばかり~~~!!
ジョニーは、眼鏡なし、帽子なしのとっても素敵な雰囲気!!
スキニーなブラック・スーツ!!
もうもう~とっても美しい~~まばゆいばかり~~!!

ジョニーが来る~~~と思ってたら・・・沿道いっぱいのファンの方へ・・・
優しい笑顔で思いっきりのファン・サービス!!

泣けました、何故か涙が止まらなかった・・・
「DMC」の時のあの光景が脳裏に蘇って来た・・・
ジョニーらしい行動に胸打たれ・・・
ただただスクリーンに映るジョニーを見つめているだけだった。

ジョニーはDMCの時の事を覚えててくれたんだ・・・嬉しかった・・・

その頃・・・沿道で待つお友達のrubbyたんは・・・

ST JP Thanks rubby
このフォトはrubbyたんが沿道で撮影されたものです。
「見えたらラッキー!」と沿道にいたそうなんですが・・・
ま、まさか・・・こんな素敵なジョニーを・・・うぅぅ・・・
あまりにも素敵なフォトだったので、rubbyたんのご好意によりお借りしました。
Thank you so much rubby!!


その後、ジョニーはレッド・カーペットに到着、各メディアの取材を受けていました。

やっと私たちのエリアに来てくれました。

素敵な光り輝く笑顔と共に・・・

ST JP Thanks Sanae
これはお友達のSanaeちゃんが撮ったジョニーのフォトショット!ち、近い!!
年末にスイスへ雪遊びに出かけてたもんだから、お顔が雪焼けしてます!(←違っ!)
ライトが何かの陰になり、ジョニーのお顔にシャドウが入ってしまったみたいです!
Thank you so much Sanae!!

しか~~~~~し!!!
その瞬間から2度目のサバイバルがスタートしてしまいました。
「押すな~~!!」と言っても聞こえるはずもなく・・・
私は人間津波の渦の中でもがき苦しんでいたのです。

ST JP1
↑↑目の前にジョニーが到着!!
(私はフォトや色紙などの下敷きになってますがジョニーの向こう側にいます!)
それと同時に私の顔や頭の周りに恐ろしいほど伸びてくる手!腕!!手!!腕!!!
オマケに色紙が目に突っ込まれるわ~本はぶつかるわ~押されるわ~でメチャメチャ!!!
そんな事に必死に応戦していたら・・・

ギョッ!ギョッ!!ジョニーが隣のエリアに行こうとしてるではないか~~~!!

あぁ~~ん、ダメ!ダメェ~~~!!

「ジョニー~~~待って~~待って~~~~!!」

・・・と私は口から内臓が飛び出るほどに叫んでみた~~~!
ジョニーは私の声に気付いて、戻って来てくれた・・・

ST JP2

その瞬間、ポッカリと空間が出来ていて・・・
ジョニーと私の間には、なにも遮るものがない・・・

あうぅぅ~~~!! もう今しかない~~~!!
「ジョニー~~ジョニー~~~!!お願い~~~!!」と必死に差し出すと、
あの吸い込まれるような素敵な瞳でニッコリと微笑んでくれて・・・

しばし・・・見つめあい・・・(←ここ重要!笑!)

二人っきりの世界が出来上がっていた~~!(←思いっきり妄想?)

ジョニーの眼鏡なしの素敵な瞳、この目で見る事が出来た~~~!
そして、ジョニーは私が差し出したものに手を添えてゆっくりとサインしてくれた・・・

「ジョニー~~~!サンキュゥ~~~!!!」と言うと、
ジョニーはまた素敵な笑顔でこたえてくれました。

ST JP4

しか~~~し!!
その光景を見ていた誰もがジョニー目がけて殺到!!!
私はまるで、雑木林に置いてきぼりされたよう!!
私は身動きが取れないほど、手や腕や色紙やフォトにがんじがらめになってしまいました。
あぁ~~~恐ろしや~~~恐ろしや~~~!!

ST JP5

その後、レッド・カーペットを一周し、途中フォト・セッション等行われ・・・
ついにSTのプレミアがスタート!!
音と光のカーテンの中、スモークが焚かれ・・・
真っ白い煙の中から床屋イスに座ったジョニーと監督が現れた。
キャーキャーーー!!
可愛い~~~カッコイイ~~~!!
バートン監督とジョニーは手短に挨拶をし、アッ!!っと言う間にプレミアは終わってしまった~~~!!

「短っ!!!」・・・・・率直な意見です(笑)

ST JP
ジョニーにサインをしてもらおうと持って行っていたのは、香織さんのL.A.土産のエスクワイア!
だけど、ホテルに忘れて来てしまい、いつも愛用のフォトスタンド付きのミラーにサインを!!

家を出てから48時間以上、ジョニー来日一日延期に泣き・・・
真冬の寒さに泣き・・・
ただひたすらジョニーを思い頑張ったジャパン・プレミア。
だけど私は、不完全燃焼気味・・・

その後、素敵なジョニーの笑顔で心は満ち足りてはいたけれど、
体がズタズタ・・・ボロボロ・・・
食事をするのも、お茶するのも気力がなく・・・駅へと向かいました。
駅に到着し、携帯を見ると友からの着信が8件・・・ギョッ!!
慌ててかけ直すと「何処にいるのおぉぉ~~???」と叫んでた。

その友はプレミア後、舞台挨拶の試写会に参加してたはず・・・

なのに・・・  どうして・・・??

「映画はいつでも観れる!だけどみんなと別れたくない!!」

との事で、急遽、予定変更し、一緒に食事をする事に・・・

この子たちって・・・
ホントに温かい子たちばかり・・・
いつも、どこでも私を泣かせてくれる・・・

一緒に笑い、泣き、、、
どんな時でも、たとえ離れていても、一心同体・・・
いつものように、他愛のないおしゃべりをし・・・
別れ際には全員でハグしながら大泣き・・・
知らぬ人が見ていたら・・・きっと不思議がられるに違いない・・・

だけど・・・そんな仲間が大好きさーーー!!

今回のプレミアが不完全燃焼に終わってしまった事で、新たな計画が浮上した・・・

次回、いつジョニーがこの日本に来てくれるのか分からないままいるよりも、
こちらから飛び出して行こうと強く心に決めたのである・・・


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