社会人大学院生から大学教員になった還暦男の日常

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2015年10月25日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
博士論文に本来なら集中しなければならないのであるが、思わず、面白い本に出会ってしまったので、そのことについて書く。

佐村河内守の「ウソ」については既に世の中に知られており、ゴーストライターの新垣氏は逆に音楽家としての脚光を浴びている。
では、なぜ、このことが「表」に出てきたのか?

それを書いたのが神山典士の 「ペテン師と天才 佐村河内事件の全貌」 である。

神山はそれを三角形で示している。

まず、第一辺。
全聾と称する佐村河内は、みっくんという小学生の弟子を持っていた。
みっくんは、佐村河内の作曲した曲を義手でバイオリンを引く。
佐村河内は、NHKスペシャルで注目されて以降、みっくんに非常に強い態度で接する。
みっくんの家族はその姿勢に非常に疑問を持つ。

次に第二辺。
みっくんの父親は、音楽、クラッシック界のことなど知らない。
そこでみっくんの悩みを、みっくんの伴奏をしてきた新垣に相談する。
「これがクラッシック界のやり方なのか?」と。
新垣は、みっくんの父親の訴えを聞いて、自分がゴーストライターであることを告白する。

最後の第三辺。
みっくんの父親は、以前にみっくんのことを著述した神山にこのことを話す。
何故なら、その神山の著作には、みっくんの曲が佐村河内によって作られていることが記述されているからである。
その著作が「ウソ」になってしまうかもしれない大きな懸念がみっくんの父親にあったのである。
ライターである神山は、新垣にもインタビューし、週刊誌に書いて、佐村河内のウソを暴露する。

この3つの辺があって、佐村河内事件が明らかになったのである。

神山は書いているが、この三角形は実に身近な小さな三角形なのである。

クラッシックのことなど全く分からないが、「ペテン師と天才」という対比という面白さに引かれて、2度、読んだ。

2回読みたくなる本というのは価値があるものである。





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最終更新日  2015年10月25日 16時59分08秒
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Re:佐村河内事件(10/25)  
花時計 さん
新垣さんは、その後コンバット(でしたっけ?)のCMで、ピアノでゴキブリが死んでいく様を見事に表現したり、結構脚光を浴びていますね。これもまた、ちょっと不思議ですが。 (2015年10月26日 20時15分25秒)

Re[1]:佐村河内事件(10/25)  
花時計さん

それに比べて、佐村河内は今いったい何をしているんでしょうね。。。 (2015年10月26日 20時17分35秒)

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