観空
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
極反り 深反り 強い反りという事で上が今まで使ってた木刀と居合刀。下が今回特注した木刀と居合刀刀身は二尺三寸八分(約72.5cm/28.5 インチ)刀身反りは一寸五分二厘 (約4.6cm/1.8インチ)総反り(全体的な反り)は二寸八分九厘 (約8.7cm/3.5インチ)木刀のほうは腰反りっぽくて、居合刀は京反り。で木刀から:下は以前日本の木刀製作所に特注したもの。んで今回も木刀を特注しようとしたら。。。。断られた。(苦笑)。日本の木刀制作者さま曰く:「反りが深すぎて実用性がある木刀は作れない」だ、そうで。まぁ解るんですけどね。反りが深いと木目が必ず刀身を横切るから下手に打ち合えばそこから折れる。如何に日本の白樫が木刀に適していると言っても一枚板なら素材的に限度がある。写真の極反り木刀だって木目見れば腰で折れそうだしね。。。まぁだけどそれは一枚板から作った場合、って事で。じゃ~ん!こういう作り方をしてくれる方がこっちにはいまして。素材はアパラチアン・ヒッコリー。 40年以上こちらで木刀を作っている個人経営の方がありとあらゆる木材を加工、テストし、リグナムやイペを含む実に数十種以上の硬質木材の中から木刀に最適解である耐久性を見出したのがこの北米東海岸特有の木材。ものすごい特質があって1)繊維質が均等、しなやかで粘り強く打ち合いで木目が潰れてもささくれない。2)打ち合いで木目が潰れて圧縮されればされる程、粘り強くなる。(白樫は硬化していずれ折れる)3)湿度の上下による材質の変化が極端に少ない4)そして極めつけは、湿度の影響で木材に歪みが出て曲がったり捻れたりした場合。。。逆方向に曲げたり捻れば、それが直せる!(上記の粘り強い繊維が固定されずにスライド可能な為)そんな素材を木目が交差するように三枚仕立てにすると、まぁこんな変なスペックの木刀も製造が可能になってしまう。実質2ヶ月程打ち合ってるけど安心感が半端無いです。そして居合刀こっちも以前作ってもらった工房で特注。_これ_には特に問題なし(他にもう一本特注してたんだけどね。。。。そっちは問題だらけで返品した)。刀身は1095高炭素鉄鋼。単素材で熱処理も全体的。なので波紋は装飾。居合刀スペックなので刃はついてない。(しっかり熱処理はされてるので砥げば斬れる)。まぁ重さもバランスも鉄鋼を使っている以上本物と変わらない。というのが利点。なぜこんな物を?という理由ですが。。。ぶっちゃければ反りが深いとどんな影響があるんだろう?という好奇心からです。というか刀身が長くて反りが深い太刀が一般的?だったであろう時代が元である刀術をやってる訳で。。。現代の居合/剣術ってのは一律化された道具にどれだけ左右されてんだろなぁ?という思考が数ヶ月前にふと浮かびまして。木刀に流派毎の多様性はあるものの、そこまで極端な差は無いし、一般的な居合刀は刀身も造りも一律化されてる。じゃぁせっかくだから極端に反りの入った刀を作ってどうなるか体験しよう!と。 幸いにも日本と違って然程金を掛けずに制作依頼出せますし。(木刀と居合刀で合わせて三万円程度です。同スペックの真剣もまぁそれくらいで済みます。こんな居合刀、日本で特注したら、少なくとも刀身と鞘は単品制作になるんで六桁じゃ収まらない。)そして上記のように木刀を特注しようにも断られてしまう。(だからたぶん日本でこんなバカな事してる人居ないと思うんですよね(笑)。)そして北米で独立している以上、_しがらみ_が一切存在しない。遊ぶなら徹底的に遊べる_身軽_な状態なんでこれはもうやるしか無いだろう!と。。。。(笑)。で、ここ数ヶ月、これで遊んでました。その感想は。。。。この日記で!
Feb 19, 2019
コメント(0)