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風は冷たかったけど、お天気が良くて本当に気持ちが良い。正面には明石城もバッチリ。
会場に着くと、流石に会期は明日までとあって、かなりの人。片岡鶴太郎さんの作品を買い求める人で溢れかえっている状態に驚いたけど、先ずは入場券を求めて、二階の第一会場へ。
柴犬を飼っていらっしゃるんだろうか。いくつか柴犬の絵があって、その中に「子猫」の絵を見つけたときは本当に嬉しかった。全体はぼかした感じに仕上げているのに、目だけは本物とみまごう様な。本当に生きてる感じが伝わって来る。写実主義というのとは違うかも知れないけど、大体が水彩絵の具をぼかした感じに仕上がっていて、流石に染めの部屋では全く違う雰囲気の絵を楽しむことが出来て、またその素晴らしいこと。絵だけだと思っていたら、山頭火の詩がいくつか出品されていた。独特の字体だけど、味わい深い作品だった。これは絵葉書の中から思わずピックアップして買ってきた中の1枚。中には、「あったまろうよ」なんて添え書きがしてある素敵な作品も。色合いが本当に綺麗で、例えば魚の鯖でも、光の角度によって輝いてみえる。まさにそんな感じに描かれていて、「こんな風にも見える瞬間がある!」と。果物の柿などもいくつか出品されていたけど、本物の柿の色を出していて観れば観るほど柿そのもの。渋柿は渋いほど甘みを増すと、そんな添え書きされた渋柿は真っ赤に色づいて、本当に甘くなった渋柿を思い描くことができた。ただ、物を「見る」のじゃなく、何だか語りかけている。。。そんな作品の数々だった。
偶然割引券を見つけて。。。(6/27) 2012.06.28
目的地は姫路市立美術館のみ! 2012.05.19 コメント(2)