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イラストレーター
が描かれた雀には癒されます。今月末まで彼の個展が開かれている、 イー・アイ
さん。ご主人は元々船長さんで、海の近くに住みたいとずっと思っていらしたとかで、元々おとなりにあったログハウスにくぎ付けになったとかで、淡路島は西浦海岸にあります、“江井”にこのお店を開かれたのが6年前だとのことです。旧一宮町は日本でも有数の線香の産地でもありますが、歌の好きな方が沢山いらっしゃるとかで、月に一度は“うたごえ喫茶”をやられていると聴き、何だか嬉しくなってしまった私は、ふとしたことで知り合ったピアニストと一緒に翌日(7月10日)も訪れたのでした。用意された楽譜の一つをとって、ピアニストさんがパッと開いたのを歌いましょう。ということで、『花の周りで』が選ばれ、全くの初めてのピアノを緒ちょいのチョイと触って、音色を替え、全くの初見なのに、それは見事な伴奏で私が歌を。まぁ、お客様がいらっしゃらなかったこともあって、後3~4曲歌っている、その途中になんと、このイラストを描かれたご本人がいらっしゃって。。。神戸新聞の取材を受けていらしたようです。なので、私たちはこの後、『エーデルワイス』を歌って失礼することに。ピアニストさんは、かつての神戸新聞南淡支局の支局長ご令嬢でもいらっしゃるわけで、今取材を受けていらっしゃるのも神戸新聞、何とも不思議なご縁を感じてしまいました。
奥さまは読み聞かせのグループを立ちあげられ、三人で民話などをモチーフにした紙芝居を造って学校訪問などをしていらっしゃるとのこと。たまたまそのときも紙芝居の絵を担当されたかたがいらっしゃったのに、肝心の紙芝居を写すのを忘れてしまいましたが、地域に伝わる民話を語り継いでいきたいという思いから始められたようで、学校側でもとても楽しみにしてくださるとのこと。民話から学ぶことの多いことなどを聴かせていただきました。
私がこの“大きな木”というのに眼が行ったのは、かつて堺市役所山彦コーラスで、『大きな樹』というオムニバスをやったからで、高校生たちの迷える姿を浮き彫りにしたようなこのオムニバスを是非またやりたいと思うからですね。もう30年余りも前のことなのに、何故か今に通じるものがある気がしてたまらないのです。
高校生男子のシンナーによる失火事件からこのオムニバスは始まり、高校生たちの姿を色々描いています。高校生が何故シンナーを吸うようになってしまったのか、そんな背景に家庭の事情が出てきます。ご主人が他界されたのか離婚されたのかまでは覚えていませんが、お父さんの存在は無く、お母さんが夜の仕事に出始める。。。それがそのまま男の子のシンナー事件と結びついているのかどうかは分かりませんが、寂しさというのは拭えなかったのではないかな。そんな気がします。迷っている子犬、友だちが居なかった女子、授業がつまらない男子。一日36時間欲しいともだえる先生。。。校舎の3階から仔猫を投げて平気な、先生方からは普段「良い子」と評価されている子。そして、その仔猫を拾い上げて涙するのは、先生方からは普段「悪い子」と評価されている子。そんなこんなをチェロの伴奏で、合唱部分はピアノ伴奏で。
東京での自治歌の大会で初めてこの『大きな樹』を観た私たちは、感動とともに、ショックを受け、数年後に堺市でも『大きな樹合唱団』を立ち上げ、上演することができたのです♪でも、高校生を取り巻く環境は益々酷くなるばかり。これは一体どういうことなんでしょう。
そんなことを考えてしまいましたが、「ピアノはどうぞ自由にお使いください。」と仰るし、好きな時間を好きなだけって感じで何度も足を運びたくなる、素敵な喫茶店です♪
と、私、この『大きな樹』のことは何回書きましたっけ?
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