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震災で犠牲となってしまった人、避難されている人、復興支援という名の元に開催されるコンサートなどで、必ず歌われるのが、『ふるさと』だと思う。だからというわけではないけれど、最近、淡路島へも結構な数の人がリターンして頑張っていらっしゃる。 そのひとつが“ゆめカフェ宙”(おおぞら)さんだと思う。古民家を再生し、庭には決められた木々を植え、管理されている。そして、田舎のまるでおばあちゃんちに遊びに来たような雰囲気♪。畳敷きなので、小さいお子さんでも寝転がったり、自由に過ごせる空間が広がっている。絵本も沢山用意されていて、お母さん同士はお喋りに夢中になっていても、危ないということがないので、思い思いにリラックスしてのんびりと時間をすごされている♪ そちらのお店で知った、猫が大好きというイラストレーターさん。淡路市のマスコットキャラクターでもある“あわ神”“あわ姫”の生みの親でもいらっしゃる。8月1日が、その宙の店長さんのお誕生日ということで、火曜・水曜が定休日なため、7月30日にお祝いが言いたくて立ち寄って見付けた、こ~んな素敵な葉書♪ 猫が好きなもので、一目で気に入ってしまい、同じのを二枚購入。素敵な海辺のカフェでの個展が7月31日で終わり、その後、特別養護老人ホームでの個展。主に風景画を。とのことですが、我が家からは遠いけれど、一度は足を運んでみたいと思う。兎に角、色んな絵が描けることが本当に羨ましい限り。猫が大好きでいらっしゃることも、人気の秘密だったりするのかなぁ。
2012.08.01
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兵庫県立美術館へ行きたくなり、以前からお会いしたいと思っていた人に声をかけると、何とか行けそうだとのことで、一緒に行くことに。 阪神岩屋駅で降りると、彼女が先に着いて待っていてくださる。時刻も丁度お昼どきで、絵を観る前に。ということでランチタイム♪ 値段の割には立派なのに二人とも驚いて、結構長居になってしまった。。。 この美術館は、階段が多い。なので全部を観て回ると、結構な運動量になるのじゃないかな。印象派の、ことにカミーユ・ピサロにスポットを当てた展覧会だった。まだまだ始まったばかりなので、夏休みにも十分楽しめる日程になっている。目の保養にとても良いのじゃないかなぁ。印象派はお嫌いですか?
2012.06.28
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またもや、姫路市へ向かってしまった私。ただ、高速バスを舞子で降りたは良いけど、明石駅で事故があったらしく、一駅戻った朝霧で、タクシーを拾うことにした私。そうすると、タクシー待ちの行列の割にはタクシーが来ない。。。何とか、私を含めて4人でタクシーに。となって、明石駅へ向かう途中の駅で一人下車。上手く目的地へ着けたかどうか心配だけど、後の3人は明石駅へ向かい、それぞれ目的地への最短ルートを目指すことになる。 私は、山陽線で姫路駅へ。何故かJR舞子駅で買った切符より、明石で買う方が20円高くなるので、文句の一つも言いたいけれど、復旧したかどうか、確かめるべくもなく、特急に乗り込む。 タッタと歩いて目的地。そして、それぞれの絵を辿る。これだけで、近代美術がわかるべくもないけれど、段々外国へも目を向けて、日本画だけど、どこかエキゾチックな、妖艶さを漂わせる絵へと歴史とともに変遷していった画の世界を感じる。 お気に入りの絵が印刷された葉書を10枚買うことにして、選んだ中に、チラシやポスターに使われている絵があって驚いたけど、これで姫路の目的は達成。なので、午後1時に間に合わせるつもりで姫路駅へ。ここからは三ノ宮までをJRで。新快速だと、停車する駅が少ない分、とても得した気分。JR・ポートライナーと乗り継いで貿易センタービルへ。 神戸での引きこもりヒューチャーセンター立ち上げのための準備会。ヒューチャーセンターでの第一回会合は6月9日。それまでに、何度か設立準備会をしたいとのこと。なるべくなら参加したいと思いつつ、先で何が起こるか分からない農家の嫁。なので、残念だけど確約はできない。
2012.05.19
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夫の買い物に同行し、私もステップワゴンに乗り込み、大鳴門橋を渡って直ぐのところにある、大塚国際美術館で私は車を降りた。たった一人で、この美術館(まぁ、大体どこへ行くにも一人が多い私だけど)を訪れるのは初めて。入り口前で車を降り、横断歩道を渡って先ず入館券。自動販売機になっていて、便利だ。 立て看板には、居ながらにして世界を巡るというような案内が。外国などへ行ったことが無い私には、ピッタリな気がして、何だか得した気分♪ 長~い階段は勿論エスカレータを使って。でも、帰りに試しに真ん中の階段を使ってみた。あくまでも28日の準備運動。15段づつのが5つ。なので、75段の階段?道路に面した入口から75段の階段を上がっても、そこが地下3階となっていて、何か変な感じ。明日は、確実に嵐になると予想され、土曜日の買い物は定番みたいになってしまった夫。なので、また次回も来ることがあるならば“ついでの便”をお願いしようかな。そんな2~3時間で全てを回りきるだなんて無理。確かに1回入るのに3150円は安くはないけれど。。。何が気に入ったかと言えば、丁度心地良いボリュームでBGMが流れていること。 何故か、今日は大型バスが何台も。そして学生服を着た人が団体で入ろうとしていたので、一般の私たちは、全ての学生さんたちが入りきるのを待ってから。 有名なピカソの“ゲルニカ”はエレベータで1階へ。 二度と戦争による惨劇が起こらない様、世界平和を祈って。というような解釈が成り立つかと。ピカソ ゲルニカ 考察・解釈・解説 彩色を施した絵画が多い中、モノトーンで表現されているのは、それだけ戦争の悲惨さを訴えているよう。 1939年にはポーランドでも惨たらしい戦争が。なので、尚更『世界平和』を訴える機運が高まったようだ。余りにも有名な“ゲルニカ”。既に息を引き取ってしまったであろう、子どもを必死になって蘇らせようとしている母親。闘牛。。。戦争で犠牲になるのは、兵士ばかりではないことを強く訴えている気がする。 ゲルニカの幅に合わせてたっぷりとスペースが取られている。かなり大勢の生徒さんたちも、クラスごとにこのゲルニカの説明を受けていた。私も、ここで十分に時間を費やし、午前11時30分近くになったので、“レストランガーデン”でランチ。安いと思った和定食が何と千円。お造りの美味しかったこと。流石に海が近いだけのことはあるな♪と、そばで聴いていると、結構“海鮮丼”の声。ならば、私がお造り目当てで和定食を選んだのも、間違いではなかったのかな? 目の前はオープンテラスになっていて、学生さんたちがお弁当を広げている。どうやら、この人たちは、明石海峡大橋・大鳴門橋と、二つの橋を渡って来られたようだ。学校で作られたであろう、しおりをチラッと見たのと、ゲルニカの前のベンチに腰を下ろしていた私の隣に座った子に聴いたから。聴かれた人は、びっくりしていたけど。 ランチを済ませたところで、午後0時30分を回る。別行動の夫たちに連絡を取ってみると、向こうは今からお昼だとのことで、もう暫くは楽しめそうだ♪ でも、結局は、食後のコーヒーを頼んで携帯をいじっていたから結構時間は過ぎ、午後4時から仕事という姪のことも気になったので、次に来ることを期待してエレベータで地下3階へ。そして、お土産を捜してウロウロ。これは勿論自分用。絵葉書を欲しいと思っていたので。可愛い便せんや、封筒。そして絵葉書と、つい買ってしまう。 一人でこういう美術館に入ると、ついついマイペースに過ごしてしまう。じっとしていようが、絵を観て歩き回ろうが自由。お茶だって持って行っていたし。。。 玄関を一旦は出たけれど、上手い具合に待合室を発見して、そこで夫たちの車を待つことに。更に、バス停の表示を見付けて、ここなら大丈夫かな?と。本当は一旦通り過ぎ、駐車場でUターンを強いられるようなので。順序は逆になってしまったけど、お印に。 (いつの間にか、アイコンが表示されるようになって、元に戻ったのかな?)
2012.04.21
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よ~く見たら、日本語ではない方のパンフレットを手に取ってしまったようだ。携帯を近づけるまで全く気が付かなかった私。間違えないように、ちゃんと裏表にして置かれていた筈なのに、何をどう間違えてしまったのか。。。 滝から流れる川に沿って坂を上がると、徳川美術館があり、入口で例えばドニチエコきっぷか徳川の姫君パンフを見せると入場料の1200円が1000円になる。ドニチエコきっぷは土曜か日曜限定になってしまうので、お城へ行ったら手に入る、パンフは必ず手にされた方が、と思う。 今回、たまたま7月30日から始まったという、企画展示“徳川の姫君”を観る機会に恵まれた。まぁ、この企画があったからこそ、美術館へ足を運んでみようという気になったのだ。何しろ、御三家筆頭、尾張徳川家なのだから。 茶の湯にまつわる展示品もあり、また、能舞台もそのままに展示されていて当時の人々がどんな風に人をもてなしたのかがよくわかる。 貝合わせのセットなど、いかにもお姫様の道具らしいのが一杯並んでいる。嗜みとして、筝やら三味線、そして、何と源氏物語絵巻が描かれた屏風など。当時の姫さまたちも、源氏物語は愛読されていたようで。。。実際にお嫁に行った人、お嫁に来た人というかたがいらっしゃるのだから、天皇家との繋がりが皆無ということでもない。 ほうさ(漢字表記が難しいので)文庫も合わせて見学できる仕組みになっていて、こちらでは再び加藤清正公ゆかりの展示品が多い。 日本を背負って立った時代があった徳川家。時代が時代なら、ははぁ~とひれ伏さなければいけないところだけど、展示品の一つ一つをゆっくりと見学することができた。 この後、歩いて簡単に戻れると思ったら。。。戻り過ぎてナゴヤドームへ。徒歩10分だと表示されているにしては歩いたと思ったら。。。戻り過ぎていたというバカな私。
2011.08.04
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本当は出るときに撮影したので、順序からいうと逆になってしまうけれど。まぁ、兎に角広いことに驚くばかり。まぁ、お金は限りなく使われたであろうとは思う。ただ、現存させるには管理が大変だろうと思う。広い池には鯉が気持ち良さそうに泳いでいる。本当は逆に進めば朝顔が展示されているようだったけど、鯉に誘われるかのように入り口から左へと進んでしまう。見どころは一杯だ。なので、楽しみ方も人それぞれ。 先週観たけれど、また違うのは睡蓮が池で育っているところ。花は小さいけれど、睡蓮には違いない。アメンボが楽しそうに泳いでいる。ただ、こちらの池は鯉の数も少なくて、ちょっと仲間はずれっぽい感じがしたけど、何かわけがあって大きなグループには入れないのかなぁ。それにしても立派な錦鯉だこと。 夏には有難いせせらぎを見つけた。これも、どなたかの設計によって人工的に作られたと思うけど、真夏には、こういうのを眺めて涼をとっていたのかな。それにしても広いこと、広いこと。植えられている植物も、配置を考えた上で決められたのだと思う。決して同じのが重ならないように工夫されている。こんなに広いと手入れは大変だろうと思うのに、我が家の庭とは違って雑草一つ見つけることができない。 水辺に飛び石のように並べられているところがあった。実際に自分たちの足で歩いてみることもできるようだ。若いカップルが歩いていたけれど、私は。。。時間があるようで、この後徳川美術館へ行くつもりだったので、ここはもう眺めるだけ。飛び石などで遊ぶのではなく、島々に見立てていたりするのかなぁ。 徳川美術館へ通じる小径の手前で見つけた滝。季節に合わせて楽しめる工夫がされているのか、水があるだけで何とも涼しさを感じる。滝に沿うような感じに徳川美術館へと続いている。 庭園の中にはレストランとしての機能も果たしている建物があり、ガラス越しに中が見えたけど、一流レストランばりのテーブルセッティングがされてた。食べるにしても、値段も一流そうな感じだった。 小径へ戻り、徳川美術館へ。。。と、これは次回とさせていただきます。
2011.08.03
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名古屋からだと地下鉄栄駅で乗り換え、市役所で降りるだけなのに、最初に名鉄の駅へ行ってしまったので、“土・日乗り放題”切符のことを知ったのは、市役所駅だった。600円出せば、当日は市営地下鉄、市バスは乗り放題なのだとか。わかっていたら、一番最初に買うのだったなぁ。と、駅を出て先ず眼につくのが愛知県庁。そして市役所。横断歩道を渡って向かい側にお城への入り口と思しき場所が。名古屋でお城を観るのは、一体何年ぶりになるのだろう。前回は場所がまるで違うため、お城とは縁が無かった。ホテルでいただいた、“なごや観光ルートバス”のパンフレットには地図が載っていたのを良いことに、好きな部分だけを自由気ままに歩きたくなった。というのも、朝食が午前7時からで、バスの発車は9時半。随分時間がある。お城なら周辺を散策しながら待つことができると思い、朝食後にはチェックアウト。 お城と、徳川園という日本庭園がセットになった入場券が640円。これを買ってお城へ。といっても、敷地そのものがかなり広いので、お城までにも結構歩かなければならない。丁寧に手入れされたツツジ。季節には見事な花が楽しめそうだ。庭を散策している感じに、ゆったりと歩いていて見つけたのが、このお城造りの天才と言われた、加藤清正公の像。 加藤清正公の“石曳きの像”を発見したからこそなのか、石組みのひとつひとつに目が行ってしまう。これが昔のまんまなのかどうかはわからないけど、重機も何も無かった時代の工事なのだから、かなり大変だったと思う。片鱗というと大袈裟かもしれないけれど、こうした石組みは相当しっかりしてないと大きな城は築けない。基礎工事がどれだけ大切か、今更述べるまでもないだろう。 さて、段々足はお城へと近づいてきた。お城へは丁度裏側になる恰好になるが、マンホールの蓋がユニークだったので、携帯を近づけてみた。ちょっと錆ついてはいるみたいだったけど、淡路島では先ず見かけることがないデザインだ。 城の敷地内は8月6・7日と予定されている夏祭りのイベントのためか、テントがいくつも並べられている。また、本殿建築工事が並行して行われており、ちょっと殺風景な一面も。 練習なのかどうか、浴衣を着た女の子の何人かに出会った。きっと夏祭りのイベントで演技されるのだろう。市民あげてのお祭りが開催されるようで、日が合わなかったのがちょっと残念だけど、お天気に恵まれ、素敵なイベントとなりますよう。。。 お城の裏手からずうっと回り込むような感じに歩くと、資料館みたいな建物があり、その横には竹製の素敵な塀があったので、携帯を。(当初UPしていたのは、地下鉄の駅で見つけた、次回公演の劇団四季のポスターでした。実は、携帯を姪が使用していたのと換えたばかりで画像のデータが見つからず。。。)個人の家庭ではとてもこんな贅沢な塀は建てられないけれど、編み込んだようになっているのがとてもしゃれているな。と感じた次第。この近くに丁度自動販売機があったので、モーニングコーヒー宜しくブラックを買って、備え付けのベンチに腰をかけて一休み♪ 丁度、木陰に見え隠れするような恰好でお城が。こういう角度のお城も珍しいけれど、私の携帯では思ったようなのが撮れない。 正面からのではないけれど、一応、証拠写真よろしく一枚だけ。お城の中は展示場のような感じで、敷地内で見つかった昆虫の展示があったり。また、本殿の模型には驚かされた。金の鯱鉾も、実は雌と雄が居るらしく、展示されていたのは雌だった。どうやって見分けるか、ツボはボランティアガイドさんが語っていらっしゃったけど、聴き逃してしまった。 下り専用階段があったことはとても親切だと思う。名古屋市内では地下鉄構内など、一応左側通行で。と、書かれてはいても反則をする人がいて、(多分、地方から来られた人)お城など、階段だらけの場所では、ハッキリと下り専用とされていると、途中でぶつかるなんてことがなくて安心だ。 最上階までは上がらず、次の徳川園を目指そうと途中で下りることに。 徳川園の帰り、本当はイオンの店舗分だけを戻れば良かったのを、イオンに並行している違う道を選んでしまったため、かなり戻り過ぎて違うイオンを発見し、驚いてしまった。行くときにMITSUBISHIとあるブルーの文字を目印に。と思ったのに、社屋が広いものだから、目印さえも見間違いをしていたようだ。こんなことなら、大曾根駅行きの市バスを見つけたときに、乗っておけば良かった。。。 一生懸命歩いたのは歩いたけど、距離感が全くつかめずに、JR大曾根駅が観えたときの喜び。やれやれ。でしたねぇ。偶然見つけたナゴヤドーム。「どうしてそんな所を歩いてたの?」と笑われてしまいそうです。 徳川園、徳川美術館などにつきましては、“名古屋散策その2”で紹介させていただきます。 それにしても、携帯が便利なのかどうか、今朝から姪が使っていたのを使うことになった私。なので、姪の妹の方の彼氏が使っていたという携帯。。。画像の取り出しなどについては夫に聴かないことにはわからず、その夫も姪と一緒にまた携帯ショップへ。一体何度修理すれば使えるようになるのやら。そんなに何回も修理しなければいけない携帯なんて。。。?
2011.08.01
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県立淡路文化会館が出しているポケットあわじによると、池の菖蒲が綺麗らしいというので、ハローワークのセミナーが終わった後、食堂でランチを済ませ、顔なじみになった人とそのまま淡路文化会館へと車を走らせた。菖蒲そのものは多くは無かったけど、どれも大きな花で、それはそれは見事だった。咲き誇ると言う言葉がぴったりなのか、咲き競打と言ったらいいのかわからないけれど。 気品高く咲き誇る。。。と言った感じの花は大きい種類の菖蒲が何種類か咲いている。花が過ぎたものは摘み取ってあるみたいなので、どなたかがお世話をされているのだと思う。池には鯉がいて、人の姿で一斉にこちらへ移動してくる。餌は持ち合わせていないので、ちょっと申し訳なかったけど、元気な鯉たちは、この菖蒲をご覧になったのかなぁ。水に映った。。。といっても鯉には無理かな。角度的にも。 種類の違うのに携帯を近づけたつもりだけど、結局は似たようなものになってしまった。紫の大きな大きな花もあったのに。。。でも、足を運ぶと決心したタイミングは良かったと思う。まだまだ蕾があったりしたから、もうちょっとだけ楽しめるのじゃないかな。 あでやかなという言葉がピッタリな気がして、携帯を近づけてみた。花が終わり、摘み取られた跡がいくつもあったから、本当は、もっと見事だっただろうと思う。菖蒲園のようにあちらにも、こちらにも。というわけではなかったけれど、こういうのもゆっくり堪能できて良いのじゃないかな。 菖蒲の後は美術館にて、押し花と写真展を見学。押し花の、ネコが私のお気に入り。ネコの胴体を一体何を使って作られたものなのか、ふさふさした感じを見事に表現していらっしゃって、これはホント、ネコ好きにはたまらない。後は籠に盛った感じのが多かったけど、風景画のようにしていらっしゃるのもあって、こういう楽しみ方があるんだ!と。本当は、どんな花を使われたのか、添え書きがあるともっと興味が湧いたんだけどなぁ。。。一枚でいいから部分図に花の名前を記入したのが欲しかったなぁ。ご自身が好んで使われる花とか。色々拘りがおありだろうから。 写真展は、一つのグループが何人かで出典されていて、子どもの表情や、まんまるお月さまが見事にポイントとなっている枝垂れ桜。また、淡路人形浄瑠璃の人形を手入れしているのがあって、人形も、こうした手入れをしてこそ命を吹き込まれるのだな。と改めて感じた次第。表舞台だけじゃなく、裏でもこうして頑張っていらっしゃる人がいるんだ!と、そちらに目を向けられた撮影者さんに感動した。 事務所前にロビーがあって、カップで飲める自販機が設置されている。そこでしばし休憩。二人で、一体どれほどの時間を喋っていたことになるだろう。ランチタイムから始まって、移動の間は二人共が車だったから、その間だけが一人。なので結構喋ったよ。こういうお喋りがやはり女性には一番のリラックスなのかも知れない。お付き合いしてくださってありがとう。まぁ、彼女のお宅からは、この県立淡路文化会館は近いらしい。良かった!
2011.06.15
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出発30分前に声がかかって、行ってしまう私もよほど暇人ということになるのかな。ハム仲間JA3GGXからの携帯。『カンディンスキーと青騎士』というのを今、兵庫県立美術館でやっていて、その無料招待券が手に入ったとのこと。わけもわからぬまま彼の家へと車を走らせ、岩屋から高速艇で明石へ渡り、後はJRで移動するという方法が良いだろうと考え、ひとまずはランチタイムを。 “Sanaあわじ”というチェーン店が淡路島にはいくつかあって、岩屋への通り道を少し左折して入ると、津名店があり、その二階では食べることもできるというので早速。 私は、メインにコロッケを選択し、セットしてくださったのがこんな感じ。キャベツが添えられ、デミグラスソースがたっぷりかけられている。南瓜のサラダと、なます、茄子の味噌炒めなどがそれぞれ仕切りになったワンデニッシュに。二階で召し上がるお客様のため用に用意されているようだ。お味噌汁も付いて、お茶やコーヒーはセルフサービスになっているけど、隠れ家的なこの二階のスペースは結構広々としているし、別に元々は英会話教室として使われていた7~8人なら会議にも使えそうな部屋もあって、ここならプライベートでも利用できそうな。 元々“Sanaあわじ”というお店そのものが初めてだった私は驚くことだらけ。時間制限なくゆったりと食べられるなら、ここはお薦めできそうだ♪ 音源を持ち込めば電源も借りられるらしいし。 久々の岩屋港。JA3GGXの友人が所有するスペースに車を留め、13分間の船旅。実際は、山陽電車で岩屋駅へ行くつもりにしていたのを、料金が結構高目なので、JRをセレクト。こちらなら380円で灘駅下車。後は徒歩ということに。 兵庫県立美術館では歩くことを覚悟はしていたけど、特別展の他に、常設展も見学することができるので、一枚の入場券をフルに活かして。。。どなたかのチェロリサイタル会場を横目に、大いに歩いて見学終了。階段だらけの美術館なので、結構な運動量に。 洲本市内にお住まいのJA3GGXの友人が勧めてくださったようで、帰りにお訪ねしようということになり、乗れそうな船の時刻を検討し、それに合わせようとJR灘駅へ。曇りがちだった空は案外晴れて、暑い中汗をかきながらも歩き、目指す高速艇に乗ることができた。高速艇乗り場近くのお店で、お友達へのお土産もゲットすることができ、本土とはお別れ。 正直、私の場合は常設展の方が良かったかな。そして、音声ガイドに使われているBGMのCDというのを2枚とも購入してしまった。『シェーンベルク/ベルク/ヴェーベルン ピアノ作品集』『シェーンベルク 6つの無伴奏混声合唱曲、弦楽四重奏曲第2番他』しめて2500円なり。本土で使ったお金といえば、これとコンビニで買った珈琲130円也。休憩なしのひたすら徒歩で、午前11時にJA3GGX宅を出発して、まぁ二人ともよく歩いたこと。車は私のライフメヌエット。運転はJA3GGXといえば、そう、先日の姫路強行軍と同じなんだわ。
2011.06.04
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やはりこんなPR用のまゆりんを発見して嬉しくなってしまった私。勿論胸元にはいつもまゆりんを飾っておりますので。 こんな大きなチラシなので、他に日程とか載せてあっても撮影不可でした。第26回国民文化祭・京都2011の会期は平成23年10月29日~11月6日。テーマはこころを整える~文化発心(ほっしん)だそうな。“ほっしん”て仏教用語じゃなかったかなぁ。流石、京都! この『南丹地域「伝え合うこころ」文化発心ー伝承絵巻南丹』として、『京丹波町 魅せる・人形芝居フェスティバル』が開催されました。『』の部分チラシから引用。 昨年8月には前年祭というのかな、そんな前触れ的なイベントに、地元中学郷土部が参加しましたので、見学させていただいた次第。そのときに、まゆまろのことを知ったというわけです。 そのときに頂いた、PRグッズが、携帯用のティッシュと、このまゆまろの缶ブローチ。青いのが実はどこかへ行ってしまいまして。。。しかも、針の部分が短いので、物凄くはずれ易いんです。
2011.05.16
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いつもなら、一人で電車に乗って行く姫路市。ハム仲間がたまたま運転してくださるというので、何と、愛車ライフ・メヌエットが明石海峡大橋を渡り、一路姫路市向け移動開始。正直、駅を降りると大手前通りを真っ直ぐお城に向かって歩くだけだから、こんなに分かり易い場所はない。ところが、車で。というのは全く初めてだったこと、朝からどんより曇っていて方向がまるでわからないこと、(ライフ・メヌエットはカーナビ不搭載)おまけに、目指すお城は行けども行けども目に入らない。。。工事中のためにカバーがかけられていると気が付いたのは、歩いて美術館近くまできたとき。そりゃぁ、お城と思って探しても見つからない筈。。。おまけに、お城の周りを一周し、姫路市立美術館からはかなり離れた所で駐車することになり、歩くこと歩くこと。『姫路城』が駄目なら次の目標は『姫路郵便局』。私が尋ねたときに、ほとんどあきれ顔だったけど、親切に教えてくださった、このかたの存在がなかったら、辿り着けていなかったのじゃないかなぁ。。。 なので私は、姫路市へ次からは歩いて行く決心をした次第。曇り空に、姿を隠したお城。正面からなのか、裏からなのかさえもわからない。頼りないことこの上なしの世界でした。今、思えば、姫路バイパスから、何故海へ向かってしまったのか。。。?そこが間違いの始まりだったわけで、何度も足を運んでいる私が、いかに大手前通りに頼り切っていたのか。思い知らされた次第。おまけに、姫路市立美術館の直ぐ前に駐車場があるのに、歩いてばかりだったものだから、こんな便利な駐車場のことさえも目に入っていなかったのだ。 淡路島から目指してきたのは、この展覧会。前日、やはり淡路島有数の美術館を訪ねたときに情報を得、行こう!という気になったもの。例えば『源氏物語』から、あの有名な「夕顔」のシーンを描いたのがあったりする。そう思うと、何だかワクワク♪ 現物を目の前にすると、やはり興奮を覚える。大和和紀さんの『あさきゆめみし』でもとても丁寧に描かれていたけれど、日本画として観ると、また一段と繊細で、ち密に描かれていて驚かされるばかり。 私は姫路市立美術館の、この外観も大好きだ。近代建築シリーズで記念切手が出たときにも、扱われたのじゃなかったかなぁ?建物そのものも立派だし、前庭も工夫がされていて、庭を含めて全体を楽しむ仕掛けになっているようだ。
2011.04.23
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奈良公園の近くでお昼を済ませ、外に出るとこんな光景が当たり前のようで、鹿も人も慣れたものだ。鹿だって暑いと思う。私がたま~に帰り道で出会う鹿とはまるで違う。まるで招き鹿のような。。。 『熱唱!!日本列島旅演歌と平城遷都1300年』の文字を見つけたのは農協の広報誌。演歌はどうでも良いので、この機会に奈良へ行けるなら。と申し込んだ。「なら100年館」が第一会場。生で、かの美川憲一さんと、研ナオコさんが観られるだけでも値打ちがありそうだ。やはり、期待通りに二人の会話が会場を盛り上げてくれる。でも、正直、研ナオコさんの声が荒れていたような。。。声が特徴の研ナオコさんだけど、ちょっと荒れてるかな。と、そんな気がしたけど、会場を盛り上げようと、細い身体で頑張っていらっしゃるのは凄いなぁ。と。 午前11時に始まって、休憩も無しで終演が午後1時過ぎ。緞帳が下がればもう誰もアンコールを求めないけど、若手演歌歌手お二人を交えて、とても充実したステージだったと思う。 食事の後、第二会場となったのは、『平城宮跡会場』。正直、もっと元気に歩けると思ったものの、アスファルトのため、照り返しがきついこと。近鉄線が会場を斜めに横切る関係で、列車が通過するのを何度か発見できたこと、珍しい、奈良ではのお菓子に出合えたこと。そんなことしか印象に無く、やはり炎天下では日陰を求めて。という方が遥かに多いのが残念だった。時間があれば、体験ゾーンなどにも参加できただろうけれど、やはり、見学時間が50分ではちょっと厳しいものがある。展示してある文献などのひとつひとつをゆっくり読んで知識としたかったけど、そんな余裕はまるでなし。 何かテレビの撮影があったらしく、第一大極殿に居ると、せんとくんを囲む一群が。テレビカメラも入っているようだった。身近で観ることはできたものの、解散して、それこそ素早く退散され、必死で追ってこれだけ。まぁ、本物を観た!ということでお許しくださいまし。 ここのところ、地元ケーブルネットの調子が怪しいようで、ネットに入れない時間の多いこと。と、言い訳ばかりですが、2日遅れで、やっとUPすることができました。 会場は、アスファルトの熱気が物凄いです。暑さ対策は万全にしてお出かけください。。。
2010.07.24
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昨日のこの時間ならもう高速バスに乗っていた。でも、今日みたいな荒れ模様でなくて本当に良かった♪今日はというと、南よりの風に煽られるような雨で、傘を差していても塗れてしまうような勢い。こんなのじゃ、わざわざ神戸まで行く気にはなれなかっただろう。良かった! 会場は華やかな雰囲気。同僚に戴いた招待券が2枚。それで、先日お世話になったお店のママをお誘いすることができた。 アンスリウムやカラーの彩りには驚くばかり。紫陽花なども考えられないような色が登場していた。アリウムのあの表情や色には何だかホッとさせられる。春だから、春の花といえば桜。日本古来の品種なのか、私には珍しいのがあって見とれてしまった。 いつも思うのだけど、入れた人の名前だけではなく、出来れば花材についてもメモが添えられていたら、もっと楽しめるのになと。珍しい花器なども同時に目を楽しませてくれる。持ち運ぶだけでも大変だっただろうな。と思わせる花器。そして大きな枝。女性の細腕でどうやって持ち込まれたのだろう。 同伴してくださったママは私が入れたのがあると思われていたようで、期待外れにしてしまったけど、それでも目の保養になったと喜んでくださった。午前中を梅田で綺麗な宝石に囲まれて過ごしただけに、全く違う雰囲気の、しかも今度は神戸市へと移動したのだから、その甲斐があったかどうか。 目で楽しんだ後は、ラウンジ風のカフェでティータイム。結構長い時間座り込んでお喋りしてしまった。それでも18時55分、三ノ宮発の高速バスに乗り込むことができたのは良かった。まぁ、明石へも元町のヤマハへも行けなかったけど。。。 ママが1000円分のカードを買ってくださり、切符のように通すと改札を出たり入ったりできる。私は使うのが初めてだったので、ためらってしまったけど、親切に教えてくださる方が。梅田から乗ったのが阪急電車だということをすっかり忘れていて、JRだと勘違いし、三ノ宮で下りなきゃいけなかったのを、一つ先まで乗ってしまい、大慌てで下り、もしかしたら三ノ宮から戻るよりも歩いてしまったのじゃないかなぁ。ママ、ごめんなさい!そして、わざわざ梅田から元町までお付き合いくださって本当に有難うございました!
2010.04.12
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淡路島を花で飾ったパンフからの引用です。 『花緑フェアは次の3つを理念としています。 ・地域から撮り組む新たな地球環境の創造 ・人と自然の協働と豊かなこころによる新たな共生空間の形成、継承・発展 ・環境立島「公園島淡路」から新しい花みどり文化の発信 自然や植物について世界的権威のお話をきいたり、ダンスや演奏など日ごろの鍛錬の成果を競ったり誰もが参加できる文化と科学の催事プログラム 会期中、淡路の食の祭典、ひょうごのB級古めフェア、新鮮野菜や花の青空市など、美味しい催しがぎゅっと詰まった「ひょうごうまいもんフェア」も開催!』 と紹介されている、花みどりフェアは本日開幕!淡路島の東線はかなり賑わったようで、神戸を出たトラック、また神戸へ向かう便はかなり遅れたようだ。賑やかなのは良いけれど、車の渋滞はやはり迷惑な気がする。そこで、少しでも渋滞を緩和するために、全島の会場を巡るパスポートが発売されているのだとか。ただし、運航日は土・日・祝日の1日乗車券で、大人券が(中学生以上)1000円。子供券は500円なのだそう。ただし、高速バスとか路線バスには乗れませんので。アクセスルート&時刻表なども出ているので、是非参考になさってください。。。 また、“くにうみリレー音楽祭 in Awaji” というイベントが『淡路島はドレミの島』として開催され、『40才からの音楽会』『あわじ花と香りの夢絵巻』『オーケストラな1日』『ピアノマラソン』『ALL CHOPIN PIANO CONCERT』などのステージが。音楽に興味がある人も無い人も、退屈はしないで済みそう♪
2010.03.20
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お花の先生からご案内を戴いたのは、前回のお稽古の折。午前中にこちらへ寄って、ゆっくり楽しむ積もりだった。その後のスケジュールの関係もあったので。 入り口に立てかけられた看板に先ず目が行く。まじまじと眺め、携帯を近づける。この文字の一つ一つが、お稽古に参加している子どもたちの写真。これには驚いた。手間がかかってる。 そして、いざ入り口の自動ドアに立つと。。。何と。05年に淡路島では久々に開かれた『第九』で知り合った○タナベさん。昨年2月8日に生まれた赤ちゃんを抱いている。もう、1歳を過ぎたのだから、しっかりしていらっしゃる。 旦那様のお仕事の関係で淡路島へ赴任していたのを、数年前に転勤で神戸市の方へ転居されたので、メールのやりとりのみになっていた。お花の先生からは少し事情を聴いていたけど、まさか、目の前に彼女が立っているとは思えなかった。私があの立て看板に魅入っていなかったら、そのまますれ違っていたかもしれない。何と言う偶然。自動ドアに立った瞬間が同じだったのだから。 彼女、実は私の拙いサイトもご覧になって、淡路島では久々に開かれた『第九』の演奏会に参加されたいきさつがある。(勿論、決めたのは彼女だから、ブログのお陰ってわけじゃないけど)彼女自身はお忙しい方で、出身地でもコーラスを続けられ、コンクールやらで走り回っておられたっけ。 目の前に居る彼女は1歳のお誕生日を迎えた女の子を抱いている母親。でもちっとも変わりがない。このことにも驚いた。若い人は赤ちゃんを産んでも若いんだ。旦那様とそのお母様を伴われて、この恩師が開催するところの華道展に来られたとのこと。お元気で本当に良かった♪ ひとしきりお話しして、車に乗り込むのを見送り、いざ華道展会場へ。先生は彼女と共に、折り紙も続けていらっしゃった。ご自由にお取りください。と書かれた箱には可愛いのが一杯♪そして、たまたま会場にいらっしゃった母娘連れの方がご案内を。 彼女が入れた花がコレ。変わった花びらの綺麗な水仙。私は意地悪に、「剣山で指を刺したりしなかった?」とか聴いてみる。幸い、そんな経験は無かったようだ。お友達がたくさんできたこと、花の名前も覚えたことなど、嬉しそうに話してくださった。是非ともこれからも続けて欲しい。 お花というと堅苦しい感じだけど、正座して落ち着いた気持ちで入れると、本当に心が和んでくるから不思議。これも花の持つ効果なんだと思う。 一枚の紙で折られた、小さな小物入れ。左右をハートが飾っている。こんなことまでやってしまえる先生って、やはり凄いんだと思う。小物入れはいくつもあったけど、やはり好きな色を選んだ♪ アメジストに似た色のが目についたので手を伸ばした。で、次なる目的地へ。。。
2010.02.21
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結局、今年に入って殆どおサボリ状態の生け花。秋には秋のイベントがあると思っていたら、今朝の地元紙で“今日から”前瓶が開催されるとわかり、急遽、神戸へ出かけることに。前売り券を購入するのももどかしく、9時8分最寄り高速バス停発のに乗り込んでイザ神戸市は三宮へ。木曜日だから、もしかしたら三宮センタープラザ西館で懐かしい授業が行われているかも知れないと、立ち寄ってみたけれど、プレートは無かった。そして、目指すは大丸神戸ミュージアム。もしかしたら開店は11時から?とも思ったけれど、既に出てくる人がいらっしゃる。ということは。。。 展示されている生け花よりも、人に会うのが目的?みたいな人の多いこと。誰が入れたのか、流派と名前の札が立てられている。観るのをよそに、デジカメで撮影一本の人がいたり、輪になってお喋りに夢中になっていたり。初日だからこれは仕方がないのかも知れないけれど、もう少しゆとりを持って観ることに専念しようよ。 中秋にふさわしく、ホトトギスが沢山扱われているのにホッとさせられる。全てをアレンジメント風に。だったり、ウサギや小動物をあしらった小物を添えたりしているのがあったり、段ボールに色を付けたのを添えたり。パックリと口を開けた美味しそうなアケビも。また、本当に見事に見頃を迎えた菊。揃いも揃って、見事というしかないような開花ぶりでよく揃ったものだと感心させられる。 生の花だから照明とかにはとても弱いと思う。今日が初日だからこそ初日と二日目では花の加減も随分違うと思う。綺麗な瞬間はほんの一瞬かも知れない。だからこそ、今日がたまたま休みだったことが私にはラッキーとしか言いようがない。平日にもかかわらず、やはり女性の園という感じ。苦手な香水があちらこちらから漂ってくる。自然の花にはこんなきついのは無い筈なのに。。。 さて、次なる会場は、神戸市立博物館。大丸神戸店からは近くなので、お昼を大丸の中で済ませてゆっくりと腹ごなしを兼ねて歩く。日影と日向ではまるで気温が違う。どうかすると、陰を選んで歩いていたりする。 流石に美術品の展示とあって、中はヒンヤリと私には気持ちが良い。歩いた後だから尚更だったかな?ここも、前売り券を購入していたわけではないので、まともに入場料を払って入る。記念に撮影できる絵が掲げられている。太っ腹だこと。 『コロー/光と追憶の変奏曲』とあるように、第1章・初期の作品とイタリア~第6章「想い出(スヴニール)」と変奏」と時代により、6つに分けて編成されている。『光と追憶』が示す通り、太陽が当たる部分、当たらない部分。とてもリアルに表現されているのには驚く。また、東京と神戸2会場のみの開催とあっては県人たるもの足を運ばずにはいられなかった。次の神戸市立博物館内でのイベントとして、ミニコンサートが10月18日に予定されているそうな。出演・協力:大阪芸術大学で、クラシックギター(各回約20分)で午前11時からと、午後2時からの2回。その次は11月1日で、木管五重奏なのだとか。良いなぁ、博物館内でこんな演奏が聴けるだなんて。コローさんも大喜びしそうな。 また、コローに限らず、クロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、アルフレッド・シスレーなどの作品も。芸術の秋にふさわしい展覧会に是非皆さんも! 神戸アートウォークはこの後、12月19日まで開催されるそうな。スタンプラリーで豪華景品をゲットしちゃいませんか?因みに、私は今のところ2枚だけ。色々回りたかったけど、明日が朝8時からのシフトなのと、今夜8時から「地元の方の」コーラスの練習が。そんな殺生な。で午後2時20分三宮発の高速バスに。片道1950円なのになぁ。。。と、そんなこと言ってたらどこにも行けない、私は淡路島人。仕方ないです。
2008.10.16
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1月12日から行われている芦屋市立美術博物館では2月24日まで『ゆっくり生きる。』として開催されていて、パンフにステキなメッセージが載せられていましたので、そのまま引用させていただきます。 『スローフード、スローライフ、ロハスといった言葉が一般的に語られるようになり、 ゆっくりなことが見直されるようになってずいぶん経ちます。 ただ、社会は本当にゆっくりなことを認めるようになったでしょうか。 実際には、デジタル化された情報への依存がますます強まり、 その中で「スロー」は、単にその目まぐるしさを ほんのひととき忘れるための工夫としてのみ 許されているというのが実情ではないでしょうか。 本展は、そうした速さを念頭におかない遅さ、いいかえれば、 速度を気にすることのない時間の捉え方を実感する機会となることをめざし、 赤崎みま、松井智惠、森口ゆたかによる仕事を紹介します。 その作品は、たとえば、一見取るに足らないように思える細部に飽くことなく目を凝らしたり、 規則や体型からはみ出してしまう断片的なものを見つめるといった、 立ち止まりや逆戻り、矛盾や混沌をゆるやかに肯定する視線に満ちています。 本展が、速さと遅さの対比で語られる時間とは別種の時間を生きる体験となれば幸いです。』 あくせくの毎日。ちょっと身体を休めてみるのも良いかも。また、関連企画スケジュールなどもあって、例えば2月16日には『コンサート:耳をすます』として、『ピアノとクラリネットの即興による音の響き合いを楽しみながら、来場者も音作りに参加できる体験型コンサート。』などと紹介されている。午後2時~3時。入場料は無料(観覧券のみ必要)ということだし、近くだったら是非行きたいのになぁ。 と、とても贅沢な時間を過ごせたと思う。実はランチタイムはとある酒蔵で。という予定だったため、カフェ割引券を使うことなく移動となってしまった。家族連れの方が何組かお店にいらっしゃったことを思うと、味にも満足できそうな。機会があれば出かけたいけど、さて、2月16日のシフトは。。。残念!朝から出勤だからアウト!
2008.01.21
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実は迷いに迷って直前になって参加を決めた新年会。昨日は神戸で今日はまた西宮。しかも早朝に家を出なきゃバスの発車時刻に間に合わない。日程が決まったときにちゃんとメンバーがメールで知らせてくださったのに、休めるかどうかもわからなかったから、削除してしまった私。すると、まだ代表の方が予定表のメールを送ってくださった。阪神西宮へ戻る時間から察すると、この分なら午後からの加古川行きも間に合いそうだ。お天気のことをちょっと気にしつつ、早朝の三ノ宮行き高速バスに乗り込んだ。それも次のバスにするかどうか迷いに迷って、早いのに乗った。三ノ宮から阪神電車に乗ることになるので、電車の便が悪ければ集合時間に間に合わない危険性がある。早目に着くのは一向に構わない。 午前中の美術館コースは阪神西宮駅前を出発して、私たち一行は緑町で下車。芦屋市谷崎潤一郎記念館と芦屋市立美術博物館の見学を予定。どちらを先に?と思いつつ先ずは芦屋市立美術博物館へ。といってもそんなに離れているわけではなく、同じ敷地内にある感じ。るーぷバスを降りてほんの少し歩く、その道路沿いの堤防そのものが昔の防波堤だったと聞いて驚いた。昔は芦屋浜と呼ばれていたらしい。そういえば松並木にその面影が? 階段を下りたところに先ず芦屋市立美術博物館がある。アートそのものといった外観通り、中の展示物も個性が光ってる。ゆったりと過ごせそうな空間だ。そして次なる芦屋市谷崎潤一郎記念館へ。ここには直筆の手紙や、文化勲章で渡される賞状(というのかな?)なども展示されていた。個人的に驚いたのは、淡路人形浄瑠璃館のパンフを発見したこと。谷崎潤一郎と淡路人形浄瑠璃や、文楽は色々縁があるようだ。ただ、人生観についてはどうだろう。女性の側からすると何やら問題もありそうな。でも、時代が時代だから許せたのかなぁ。今だったら一体どういうことになるんだろう? そして、ゆったりとしたお庭へも自由に出て散策することができる。池には鯉が。ときを忘れてしまいそうな贅沢な空間だ。正直、こんな庭ならさぞかし手入れも大変だろうな。と思ってしまうところが庶民の悲しさ。 ゆっくりと時間を過ごした後、一旦阪神西宮駅まで戻り、午後からは酒蔵コース(昼食含む)へ。私は午前中のみの参加だったから、残念だけど昼食は別行動。酒蔵でのお昼がいわゆる新年会?午後のコースのみ。という方もいらっしゃるだろうから大いに盛り上がったんだろうな。後ろ髪を引かれる思いで皆さんとはお別れし、一路阪神三ノ宮駅へ。
2008.01.20
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11月1日から始まった文化展。昨夜も「地元の方の」コーラスの練習の帰りにチラッと観たけど、やはり本格的に観たくて出かけた。先ず会場を訪れる人を出迎えるような感じに菊花展 が開かれている。どれもそれは見事な鉢ばかり。大輪の珍しい菊を見つけたので携帯を近づけてみた。菊にも色んな種類があるのに驚く。懸崖っぽく仕立てられたのもあり、これは暫く楽しめそうな感じ。 いつもご近所の方が丹精していらっしゃって、今年は暑かったせいで本当に苦労が多かったらしい。また、この時期に合わせて綺麗な状態が迎えられるように、それはそれは大事に大事に育てられたのだと思う。 また、盆栽展や寄せ植えっぽく仕立てられた、やはりこれも盆栽というのかどうか、珍しい花やら、趣向をこらしたもの。驚いたのは実際の稲を使って稲が植わっている様子や、はざがけにして干してある風景を見事に表現したのもあった。 素敵だと思ったのは特別養護老人ホームで行われているデイサービスを利用している皆さんの作品。この塗り絵の上の部分に「憧れのハワイ航路」の歌詞が書かれていて、歌いながら色を付けていくことが出来るようになっている。こういうのが何曲分かあって、それぞれ、それは見事に色づけされていた。 墨絵の世界やら、油絵、日本画などの展示も勿論あって、でも歌いながら色づけができるというところがとても楽しそうで、歌声が聞こえてきそうな気がして、思わず携帯を近づけてしまった。 市民というより、旧三原地区限定のような文化展だが、夫妻でそれぞれ作品に臨まれた方もいらっしゃって、微笑ましく思った。何かを創り上げるという点では共通の部分があると思う。奥様がロマンドール、旦那様が木工と言って良いのかどうか木の枝ぶりを利用した置物。また、一人で書、画などの作品を出品していらっしゃる方もいたし、勿論、コーラスの仲間も見事な「湯布院の朝」という油絵を出品。本当にそのまま湯布院へ飛んでしまいたくなるような見事な作品だった。 さて、明日はいよいよ芸能祭。朝から大変だけど何とか頑張ります。そうそう、歌詞の怪しい部分をチェックしとかなきゃ。って今更何を?
2007.11.02
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実は昨日から行われていた図書館市民祭り。午前中、お花を教えてくださっている先生が主になって“ユニット折り紙”の教室が開かれると聞いてはいたけど、昨日行けなかった父の墓参のことも気になるし、というわけでお墓へ行ってひとりきり草抜きに専念し、その後母を見舞って戻り、洗濯物を干したらすっかりお昼に。会場へ着いたらもう午後1時を回っていた。先生の姿はどこにもない。そりゃそうだ。午前10時から教室が開かれることになっていたのだから。 先生にお逢いするのはあきらめて、展示物を。私には興味のあった“華道七流派展示”というコーナーも見学することができたし、“ラタンの魅せどころ”では籐でこんなものまで?と驚かされる。また必死に頑張っていらっしゃる“淡路島の自然を愛する会”の皆さん、“趣味の水墨画”などなど。 昨日が撃沈状態だったので今日のお天気には本当にラッキーだった。今日も雨だったらもしかしたら、三原文化芸能際のスタッフ打ち合わせ会に顔を出せたら良い方だったかも。 皆さんにはすっかりご心配をおかけしてしまいましたが、今回は何とか軽く済んだようです。今日のお天気は本当に私にはラッキーでした。 病は気から。と言いますが、落ち込んでなどいられない青空。それが私には有難かったです。 と、油断禁物ですね。もうそろそろ水平になります。
2007.10.28
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6日付日記でも紹介した流派の師範についたのは2005年、淡路島でも「第九」演奏会があった頃。たまたま淡路島で第一回目の「第九」演奏会のときに知り合った方が「お花」を教えていらっしゃると知ったのは、このときだった。 淡路文化協会会員でもあった、草月の師範をしていた叔母が病気がちで今年になって他界したこともあり、ずうっと花からは遠ざかっていた私。せめて花の名前を覚えるだけでも楽しそうだな、という生花とはおおよそ遠い観点から教えていただくことに。 どうしても草月の癖が出てしまう。違う流派というのはなかなか身に入らない。それでもバランスとか位置とか一から覚え直すつもりで取り組んでいる(つもり)。 今まで何度も師範にはお誘いをいただきながら結局荒天のため移動が困難だったりで一度もいけばな展には足を運んでいない私。今日はたまたま休みと重なり、(後になって非番にも関わらず業務の関係で出て欲しいと言われたのを断って)行くことを決めた! 幸い、今日は申し分の無いお天気。師範から直接声をかけられずに行くときっと驚くだろうなぁ。ま、3回目の洗濯が終わったら母のところへ行って家出開始♪
2007.10.10
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折角神戸へ出たのだからと、大丸神戸店で開催されている展覧会へ。地元紙でずっと紹介されていたのに、実は私は彼のお母さん、上村松園の展覧会だとばかり勘違いしていた。会場へ入ってからも同伴者に指摘されるまでその勘違いには全く気がつかなかった。確かに、会場には美人画など並んでいるわけはない。アレッ?と思うのも無理はない。 色使いの綺麗なことと、あの小さな金魚をここまで綺麗に描けるものか、と感動。 『本展では、帝展初入選作品から最晩年の作品まで松伯美術館所蔵の代表作より、選りすぐりの50余点を展観。。。』とチケットの裏側には印刷されている。会期は2月19日まで。 3連休の中日とあって人でいっぱいながら、それぞれの作品を堪能できた。また、同伴者に指摘された和紙使い。描く絵が引き立つような色を上手に選んでいらっしゃるセンスは流石!
2007.02.11
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心の故郷を訪ねてと題して平山郁夫展が開催されているのは、ヤマトヤシキ加古川店。場所はわからなくはないし、会期が15日までとあっては行かないわけには。と、少し早目の高速バスに乗って舞子で下りれば。。。と段取りしていた。お天気は良かったし、歩くには最高。といっても駅前だから歩くというほどの距離でもない。これが明石市文化博物館(?)(歴史?)だったら少しばかり歩くことになるけど。 『「私の原点は瀬戸内の風土である」。広島県豊田郡瀬戸田町(現尾道市瀬戸田町)に生まれた平山郁夫画伯の感性は、瀬戸内海の穏やかな自然と風土にはぐくまれた。といっても過言ではありません。四季折々、朝夕刻々と変わる空や海がみせる色彩豊かな表情から、あの固有色が生まれたのです。 静かなたたずまいの瀬戸田は、経済発展とともにその姿を変貌させます。中でも「しまなみ海道」の開通(1999年)によって、島の生活は大きく様変わりしましたが、平山がはくは、優しい眼差しで新旧の美しい景観をとらえています。 また、広島で被爆したこともあって、平和を願う祈りにも似た気持ちから、仏教がもたらした日本文化の源流を求め、シルクロードに心を寄せています。さらに、アフガニスタンやカンボジア、北朝鮮などアジア各国の文化遺産の保護活動にも尽力しています。 本展は、1997年に開館した平山郁夫美術館の特別協力のもと、その所蔵品の中から、初期の作品や、こよなく愛した故郷を描いた素描の数々、さらに「心の故郷」ともいうべきシルクロードを主題にしたほ本制作など合わせて52点を展観し、「平山郁夫の原風景」を紹介するものです。』と、案内チラシには書かれている通り、懐かしい風景にも出会うことができる。素描に色を施したという作品をこんなにも沢山目にすることが出来る機会は滅多と無いのではないかな。確かに、尾道へ行けば出会えることなんだけど。南あわじ市からだと加古川がせいぜいなもので。
2007.01.13
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淡路人形芝居サポートクラブから、こんな素敵な額用人形リーフ15枚目「時代寄人(じだいよりと)」が送られてきました。添付されていました解説書をそのまま引用させていただきますと。。。 『淡路人形の頭(かしら)について ◆淡路人形芝居に使われる人形の頭部は「かしら」と呼ばれ、表記も淡路では「頭」、文楽では「首」が通例です。読み違いを避けるため、「かしら」「カシラ」とかな書きもされます。 ◆頭はすべて上質のヒノキ材又は桐材で製作されています。人形の「うなずき」の動作や、眉・目・口などの動きができるよう、内部には細かい細工がなされていて、遣い手が操るようになっています。 ◆江戸中期から明治にかけての人形芝居全盛期、多くの外題が誕生するにつれて、頭の種類も著しく増えていきました。男頭では角目・丸目・大丸目・別師・二曲・三曲・寄人・内匠・半道・亭主・伴内・駄羅助・泣男などが、また女頭では娘・婆・悪婆・おたふくなどがあります。なお、特殊頭として三番叟に使う千歳・翁・三番叟戎舞に使う戎などもあり、さらに、だっき(=文楽のガブ)、梨割りなどがあります。 人形頭の寄人 ◆老人用の人形頭を寄人(文楽では舅)と呼び、寄年とも表現します。これには世話寄人と時代寄人とがあります。世話寄人は顔つきがやさしく、「艶容女舞衣」の半兵衛など、時代寄人では顔つきが険しく、「近江源氏先陣館」の時政などに使われます。 製作は天狗屋久吉 ◆この頭の製作は天狗屋久吉(本名吉岡久吉、安政5年(1858)~昭和18年(1943)、徳島市国府町和田に居住しました。頭の大型化を始めた人で、人形師として最も注目を浴び、多彩な一生を送りました。 ◆写真撮影は、社団淡路会員萩野忠司氏です。(写団じゃなかったかな?) 参考文献《伝統芸能・淡路人形浄瑠璃(改定版)》』 『平成19年の新春も、別添ちらしのように「淡路人形まつり」が盛大に開催されます。今回はお正月三が日のお祝い行事(獅子舞・戎舞など)のほか、「文豪谷崎の愛した淡路島」と題する展示や特別公演(生写朝顔日記のさわり)が催されます。谷崎潤一郎の小説「蓼食う蟲」には、淡路人形浄瑠璃を紹介する下りがありますが、これは、昭和の初期、谷崎が淡路を愛し、洲本に宿泊して淡路人形芝居(生写朝顔日記など)を毎日のように楽しんだことが元になっています。珍しい機会ですので、是非、ご鑑賞くださいませ。』 そのちらしには、野掛芝居風客席・谷崎潤一郎関係の品物昭和初期の淡路の写真展示が1月1日から2月11日まで行われることになっていますが、臨時休演日は1月20日(土)・1月27日(土)と記されています。それにしても、野掛芝居の雰囲気が味わえるだなんて、凝った演出だと思いませんか。
2006.12.27
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あわよくば、神戸フロイデ合唱団の「第九演奏会」が聴けたらと、色々手を打ってみたけど、既に完売のチケットを手にすることは叶わず、それならばと、「オルセー美術館展」へ。場所は神戸市立博物館。何と、「ルミナリエ」の会場とは目と鼻の先。これには驚いた。あんなに有名だけど、こんなに神戸市立博物館に近い場所だったとは。 当初、「たこフェリー」に乗るつもりで、洲本インターから高速へ上がったのは良かったけど、そのまま明石海峡大橋を私の愛車は渡ってしまった。運転手は勿論友人。もうここまで来たなら、運転を友人に頼んで現地まで行くしかない。駐車場の問題もあったけど、それはもう。。。 神戸市立博物館に程近い場所に車を留めて、いざ博物館へ。何とまぁ、人が多いのでもしや。とは思ったけど、ルミナリエの会場のすぐ近くに目指す神戸市立博物館が。歩いたことはないから、全く知らなかったけど、こんなに近くだったとは。 「点灯の瞬間を見逃しては駄目!」と、博物館内にある喫茶店の店員さんが教えてくださる。でも、駐車場代がなぁ。そのことが気になっていたものだから、長居は無用と諦めて、展覧会のみに目的を絞ることに。今夜は特別に午後7時まで開館しているらしい。時間はたっぷりあっても、駐車料金はどんどん加わるばかりだし。 『19世紀 芸術家たちの楽園 オルセー美術館展 本展は「モデルニテ:パリ・近代の誕生」(1996年)、「19世紀の夢と現実」(199年)に続いて、 パリ、オルセー美術館の所蔵品によって構成された展覧会3部作(トリロジー)の集大成となるものです。 今回のテーマは、19世紀の芸術家たちと、彼らが愛し夢見た土地や人々、特定の環境との親密な関係です。 彼らの創作活動に欠かせなかった世界は何だったのでしょうか。 急激な都市化、産業化の波にさらされながら、この時代の芸術家たちは、それぞれの理想にかなう創作の場を探し求めました。 それは時に友人や家族に囲まれた故郷の大地であり、また遠く離れた見知らぬ進展地、 あるいはひそかに想像力をはぐくむ都会のアトリエでもありました。 創作の秘密に密着した芸術家と彼らをとりまく環境との関係を、オルセー美術館の名品を通して浮かびあがらせようというのが、 今回の展覧会の目的です。』 と、パンフレットには記されています。 珍しいと思ったのは、“芸術家の生活”と記されたコーナーがあり、 『芸術家にとってアトリエは最も創作に密着した空間です。そこを訪れるモデルや友人たちとの親密な対話、彼らとの飾らない関係性は、公式の場では見られない表現を通して示されています。本章では素顔の芸術家たちの肖像を紹介します。』 とあり、(すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ)もこちらで紹介されていました。 『この絵は、詩人ヴァレリーによって、マネの作品の中で「ベルト・モリゾの肖像画以上に優れた作品を知らない」と絶賛された傑作です。この作品でマネは、彼女の顔と眼の輝きを引き立たせるために黒い服を選びました。大胆な形の帽子がモデルの個性を際立たせ、しなやかな絵筆の動きで表現された、片側から当てられた逆光ぎみの光が影を生んで、モデルに強い存在感を与えています。襟の切れ込みに付けられたすみれのブーケは第二帝政期に流行した、この花の香水を連想させます。モリゾは、マネの影響を受けた、印象派展に参加した画家で、1874年にマネの弟と結婚することになります。』 と、ガイドブックでは紹介されていました。この時代の作品に共通する、本当に細かいところまで忠実に描かれているのには、まるで写真を観る様な錯覚をしてしまうのは、私だけだろうか。レースのカーテン一つにも細心の注意が払われていて、驚くばかり。 絵画のほか、写真、デッサン、陶芸などの作品も。思いつきでしかも時間の配分が悪くて、心ゆくまで楽しんだ。という感じはなかったけど、かねがね観たいと思っていた展覧会に足を運ぶことができたのは本当に良かった♪運転してくださった友人にも感謝!
2006.12.19
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お花の師匠さんに頂いた招待券で大慌てで入った『奇跡の星の植物館』夕方は午後6時までということで、散々迷って、姫路へ行く前のほんの少しの時間しか観ることは出来なかったけど、こんなに沢山の種類が。。。と全部は紹介出来ませんが。 何しろ携帯を持ち歩きつつも、姫路市へ向かう時間が刻々と迫り、慌しく一回り。家をもう1時間早く出ることが出来ていたらと悔やまれる。お天気が最高に良い土曜日というと、主婦には家でやることが一杯。なもので、結局は姫路へも船の関係で思いっきり遅刻。冬時間があること、全く知らずにいて、1時間に3本だったのが、時間帯によっては1時間に1本だったりと、全く予想外の設定。事前にチェックしておかなかった私も大失敗だけど、本当に珍しい蘭の中にあって、梅の枝が満開になっていたりすると、何だかホッとする。それにしても手入れも大変だろうなぁ。まだまだ珍しい画像はあるけど、何しろ携帯のアンテナが1本だったりして、PCに取り込むのに時間のかかること、かかること。こんなことならメモリーカード付き携帯にした方が良いのかなぁ。と、悪戦苦闘して、まだこれだけしか取り込めていない。 土曜日の日記だというのに、月曜日のこの時間。。。もう既にタイムリミットで、来てくださった皆さんのところへもお伺い出来ないまま出勤時間。土曜日は姫路、日曜日は神戸と外出が重なってしまい、またもや言い訳ばかりですが招待状の半分も生かされないままに終わってしまった蘭展。来年があるなら是非また楽しみたい♪本当に有難うございました!
2006.02.25
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午前中を明石市文化博物館で行われていた片岡鶴太郎さんの「夜桜」展へ。午後からは姫路市民会館へと移動して、会合に出席するつもりで、明石駅を最悪12時には出ればと踏んで、いつもよりゆっくり目の高速バスに乗り込んだ。ただ、最初の目的地が明石市とあって、降りるのは舞子のバス停。回数券は三ノ宮用なので、現金で払って。。。舞子駅からはJRで明石駅まで戻って後は徒歩。 風は冷たかったけど、お天気が良くて本当に気持ちが良い。正面には明石城もバッチリ。 会場に着くと、流石に会期は明日までとあって、かなりの人。片岡鶴太郎さんの作品を買い求める人で溢れかえっている状態に驚いたけど、先ずは入場券を求めて、二階の第一会場へ。 柴犬を飼っていらっしゃるんだろうか。いくつか柴犬の絵があって、その中に「子猫」の絵を見つけたときは本当に嬉しかった。全体はぼかした感じに仕上げているのに、目だけは本物とみまごう様な。本当に生きてる感じが伝わって来る。写実主義というのとは違うかも知れないけど、大体が水彩絵の具をぼかした感じに仕上がっていて、流石に染めの部屋では全く違う雰囲気の絵を楽しむことが出来て、またその素晴らしいこと。絵だけだと思っていたら、山頭火の詩がいくつか出品されていた。独特の字体だけど、味わい深い作品だった。これは絵葉書の中から思わずピックアップして買ってきた中の1枚。中には、「あったまろうよ」なんて添え書きがしてある素敵な作品も。色合いが本当に綺麗で、例えば魚の鯖でも、光の角度によって輝いてみえる。まさにそんな感じに描かれていて、「こんな風にも見える瞬間がある!」と。果物の柿などもいくつか出品されていたけど、本物の柿の色を出していて観れば観るほど柿そのもの。渋柿は渋いほど甘みを増すと、そんな添え書きされた渋柿は真っ赤に色づいて、本当に甘くなった渋柿を思い描くことができた。ただ、物を「見る」のじゃなく、何だか語りかけている。。。そんな作品の数々だった。
2006.01.28
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夫、姪夫妻とその娘は義姉宅での7回忌の法要に出かけ、余りにもお天気が良いものだから、家でじっとはしていられなくて、思い立って姫路市立美術館での葛飾北斎の展覧会、明石市立文化博物館での竹久夢二の展覧会を。 先ずは家を出て、洲本高速バスターミナルから高速バスに乗るかどうしようか散々迷って結局は、お天気に誘われたのと、先日JG6TYNさんが送ってくださった、私が大好きな「さだまさし」のCDを聴きながらの運転なら楽勝♪な気がして、一気に岩屋まで車を走らせることに。船場の駐車場は満車。歩いて数分の所に別の市営駐車場があると聞いて、急遽そちらへ車を移動することに。さて、船に乗ったのが11時40分。13分後には明石へ着くので、運転に余裕がある人なら絶対に船がお勧め。勿論、橋を渡って、神戸市でも明石市でもスイスイと運転出来る人なら問題は無いのですが。ただ、車で橋を渡ると目を剥くほど取られるので、私は船を利用。明石の街をそぞろ歩いて先ずは腹ごしらえ。食後にホットコーヒーも頼んでしばしくつろぎタイム。おもむろにお店を出て明石駅へ。 切符を買ってホームへ上がると、何と物凄い人。明石駅も西明石駅も、確か新快速と普通とではホームが違う筈。姫路まで行くのなら断然新快速が便利。と思ってそのホームへ上がったら、大勢の人だかり。何か、事故があったらしく、悠に30分は遅れているとのこと。新快速は来たけれどJRの都合で各駅停車になってしまう。こればかりは仕方が無い。電車に乗ったのは確か1時前だったのに、姫路へ着いたら間も無く2時という時間。慌ててしまった。先に明石でゆっくりと竹久夢二の展覧会を観ておくべきだったかな?と、後悔したけれど、ひたすら大手前通りを歩いてお城の近くまで。公園を突っ切って近道と思しき角度で突き進む。目指す市立美術館が見えてきた。 携帯でお城と、ポスターを撮ってみたけれど、お城は思う様にいかない。遠過ぎるせいもあるのかな? ひとしきり葛飾北斎の世界に浸かり、今度は明石市を目指して元来た道を歩く。途中で右へそれてお城の中を歩いてみる。そして、写したのが人だかりしているお城の写真。 姫路駅構内で相棒さんが好きそうなお煎餅のお店があったのでお土産にと二袋買い求め、切符を買って目指す明石市へ。 やはり、連休中じゃなく、日曜日に来たのが正解だったとつくづく思う。夢二の世界を堪能して、ちょっと喉を潤したくなって、横の喫茶&レストランで、美味しいオレンジケーキとアイスコーヒーを。うっかりとこの画像はありませんが。そして出たところで見つけた、マジックローズと書かれた札が立っている花。私にはもの珍しく思わず携帯を。 ひたすら明石駅を目指して歩いていたら、行きのときにも監督の声が飛んでいた、小学校のグランドに少年野球と思しき少年たちがグランドに散っている。思わず立ち止まってしばし観戦。ただ、道路を隔てていたので、これも距離的にとても無理なものがあったけど。監督の褒め方というのがとても素晴らしいな。と思いながら記念に一枚。。。 さて、肝心の絵の感想。。。北斎の場合は約200年は前になるのかな?それにしても凄い技術を持った人なんだなぁ。と、改めて感心させられるばかり。芸が細かい。細か過ぎる。。。夢二さんのはやはり独特の目の表情が忘れられない。ただ、本の表紙を飾ったのや、楽譜の表紙が展示されていて、とても新鮮で驚いた。それぞれに思う存分堪能することが出来て本当に良かった。やはり、こうした展覧会は一人で心行くまでじっくりと鑑賞するのが一番かな? 日曜日の夜は「義経」も楽しみの一つ。タイピングしながら左側においているテレビ画面にチラチラと目をやりながら。。。なもので今から入浴タイム。またまた皆さんのところへはお邪魔出来ずにいますが、取敢えず入ってから考えることにします。ごめんなさい。ただ、明朝は母を眼科医院へ連れて行く約束にしているのと、調理師の国家試験のことを問い合わせ出来る栄養士さんが、洲本保険所へ転勤になったことで、母を乗せたままそちらへも立ち寄ることになるので、またもやサイトには入れないかもしれませんが。。。と、言い訳ばかりで本当にごめんなさい。
2005.04.24
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