■8月の日時計 清涼飲料水のような曲。正隆さんのアコーディオンの音色が光る。 この曲のハイライトは、「♪眩しさ~に」の前後のギターの音である。 この音が、抜けるような8月の青空を表現しているように思われる。 サビは、ユーミンお気に入りの音階(CのKeyでいうと、レ・ド・ソ・ドを繰り返す音階。これは、「Holiday In Acapulco」のサビ、「2人のストリート」のサビ、「人魚になりたい」のサビ、「ダンデライオン」のイントロ、「Josephine」のCメロ等にも用いられている)が登場する。 サビ前のピアノのフレーズは、「Tropic Of Capricorn」のBメロにも登場。
■Walk on, Walk on by バート・バカラックの作品に「Walk on by」というのがあるが、 サウンドも「雨にぬれても」ラインの、正真正銘の「バカラックもの」。 (ちなみに「愛は・・・I can’t wait for you, anymore」もバカラックの香りがしてならない。) さびの展開もなかなか意外で流石である。
■Weaver of Love ~ORIHIME 民謡・演歌の要素を取り入れた和物。 アレンジにも、和太鼓や鐘の音が登場。 「♪あなたへ~」の部分のメロディは、ドビュッシーの「月の光」 にも登場するが、まさに宇宙を感じさせるメロディである。
■Sign of the Time Aメロの冒頭部分は、T.REXの「20th Century Boy」のイントロを彷彿させる。