進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

2014年03月30日
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<理科;イオン>

イオンの講義を行いました。単なる棒暗記にならないよう、一部高校内容にまで踏み込み、理屈(メカニズム)を説明しておきました。

せっかく理解したのですから、 土曜日のうちに復習をする指示を与えています 。果たして復習は終えられたでしょうか。こういうことを「後回し」にすることの積み重ねがとんでもない「借金」となり、後々自分の首を苦しめます。

宿題は各自「自由に」「思う存分」「十分に」「スラスラ出来るようになるまで」「次回抜き打ちテストがあっても満点を取れるように」勉強してくること


<昨年の中3クラスとの比較>

ところで、今年の中3生と昨年の中3生を比べると、中2スタート段階では、おそらく君たちの方が遙かに実力はありましたが、中3スタート段階では完全に抜かれてしまった感があります。

要因は2点。

1つめの要因はやる気の問題。その結果、演習量が昨年の子達よりも少ないと思います。

2つめの要因は、スピード不足。やはり、これも「演習量の少なさ」に結びつきます。

<1 やる気について>

1つめの「やる気」についてですが、昨年の子も決して「 やる気満々だった」というわけではありません。ただ、 昨年の子達は、「やる気がなくても机に向かう忍耐力」と「ご家庭の強制力」がありました 。とくに後者の「ご家庭の強制力」が重要だと思います。昨年の中3クラスの保護者は、子供のワガママは一切聞かないような強い雰囲気を感じる保護者の方が多かったように思います。殴ることもあったようですし、中には子供が棒を持って向かってきたのに対し、「殴るなら殴れ!」と立ち向かったお母さんもいらっしゃいました。

ところが、今年は「家ではなかなかやる気がなくて・・・」「なかなか親の言うことを聞かなくて・・・」「最近、反抗的で言うことを聞きません。」「どうも私が言っても聞かないので、先生から言ってください・・・」という声を保護者の方から頻繁に聞きます。

残念ながら、こうしたご家庭の場合、子供が伸び悩むことがほとんどです。

私からのアドバイスは1つです。 

だったら、ぶっ飛ばしてでもやらせてください!


一部の子は、本当にまずいところまで来ています。親が弱気になったらいけません。毅然とした態度で臨んでください。


そもそも、勉強というのは、スポーツやゲームやテレビやラインに比べたら、それほど面白いものではありません。でも、成績の良い子というのは、「それでもやる」のです。やる気がないときでも「机に向かう」のです。

一方、成績の悪い子は、やる気がないときは本当にやりません。感情・本能の赴くまま行動します。動物と一緒なのです。ここが最大の違いです。


そして、この違いを生み出しているのは、私は「親の強制力」だと思っています。中学生というのは楽な道へ逃げます。むしろ、それが当たり前です。ただ、それを許すか許さないかがご家庭次第ということです。


子供のやる気がないときも机に向かわせてください。それでも、どうしてもやらないのなら、それは一生懸命働いている親を舐めています。これから進む世の中を舐めています。今すぐ塾を辞めさせるなどの強硬手段をとっていいと思います。


<スピードについて>

もう1点。中3クラスは遅すぎです。問題を解くスピードも遅いですが、メモを取る時間も遅い。「他人と自分を比較する視点」がないから、いつまでも自分のペースでやっています。


できるならば、受験に必要なことは全て授業内で教えたいのですが、現状ではかなり「絞って教えている」という状態です。教えたいことの6割程度しか教えていませんし、英語、数学、理科ともに昨年の中3クラスよりも3~4回分遅れています。

そろそろ本気でスピードを上げること。感覚的には、昨年の子達と比べて「2倍程度」遅いです。その結果が「演習量の少なさ」に結びつき、成績低迷に結びついているのです。

授業中の文字は汚くてもいいです。清書したければ家でやってください!

スピードのない人は受験という競技には向いていません。

次回から改善を望みます。

<学年末の点数と成績>

学年末の点数以上に気になったのが、中3クラスの成績の悪さです。保護者の方も驚かれたと思います。

しかし、ある意味では予想通りです。正直に申し上げると、中3クラスの多くの子は、先生からの印象はあまり良くないと思います。


顔が怖い。目線がきつい。顔が笑ってない。しゃべらない。声が小さい。返答がない。授業中暗い。


こんな状態では、絶対に内申点は上がりません。


クラスに良いお手本もいます。

Iくん(M中)やSくん(HM中)やTさん(Y中)を見習ってください。この3名が「大人から見て印象のよい子」です。

話し方も姿勢もきちんとしていますし、大変感じの良い子です。


Sくんは、昨日も塾に来るなり

「先生、阪神どうしちゃったんですか~?」と私に声を掛けてきました。(←前日、阪神は巨人に大敗しています。)

こうしたちょっとしたコミュニケーションを学校の先生と取れていますか?


このままでは、中3クラスは、自校作成校が「目標」から「かなわぬ夢」に変わってしまう子も大勢います。能力的には大変良いものを持っているのにもったいない。

はやく本気になってください!

君たちなら「いける」と思うから言っているのです。






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最終更新日  2014年03月30日 08時37分41秒
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「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

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