進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

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2023年02月19日
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カテゴリ: その他
新中1クラスの入会テストと入塾面談が連日行われています。

テストと言っても、ごくごく基本的な教科書例題レベルのものを出題しており、現時点の力を見させていただくものです。


ただ、今年は例年になく、 ​算数を苦手とする子が多い​ ようで、中には半分くらいしか解けていない子もいましたし、小数や分数の計算が出来ていない子も散見されます。



特に正解率が悪いのが、やはりというべきでしょうか、「速さと割合」です。ここまで正解率が低い年度は初めてかもしれません。


いろいろ聞いてみると、公式に頼りすぎていて、速さとは何であるのかを理解していない子が多いようです。また、割合に関しては、武蔵野市や西東京市の小学校において、ちょうどコロナでオンライン授業とぶつかってしまった時期に習った子達が数名いました。


そこで、何人かの子達には、即席ですが、入会面談で速さについて解説しました。多くの子が「初めて聞く内容」だったようで、「速さが理解できた」「すごく分かりやすかった」「娘が感動してました」という声もいただきました。10分程度の解説でしたが、速さの3公式とか「はじき」とか知らなくても、特に問題のないことが少しだけでも分かっていただけると幸いです。


ちなみに、勤務塾の時代、私が小学生を指導していた時は「速さの3公式」は最後まで指導しませんでした。たとえば、「速さ」の単元を全7回程度で授業する場合、4回目あたりでやっと公式を教えて整理することが多かったように記憶しています。公式を教えるまでは、図を書いたり、速さの概念から色々数字を書き並べたりして、答えを出します。ついでに「割り算の2つの意味」も指導し、生徒達の数量感覚を少しずつ上げていきます。そういう地道な作業を繰り返していくと、特に公式を覚えなくても大抵の問題は解けるようになりますし、中学受験の特珠算にも応用が利きます。また、速さの単元が、「単位量あたりの大きさ」や「人口密度」の単元と同じであることも理解できます(中には全く別の単元として認識している生徒もいますし、先生の中にも別単元だと思っている指導している方も以前いらっしゃいました)。


​​中1最初の中間テストでは、中学校の単元がほとんど進んでいない時期に行われるため、小学校時代の復習内容から出題されることが多いです。 いまのうちに速さと割合の復習をしておきましょう。それが本当の意味での「中学準備」です


一般に、塾業界で行われている「中学準備講座」の類は、中1内容の先取りをメインに据えます。その方が生徒受けもいいですし、生徒や保護者の方のニーズもどちらかと言えば、先取りに傾きがちです。

しかし、中学校に入ると、最初はかなりノンビリ進みます。それほど先取りしておかなくても学校の進度が追いついてくることはまずありません。ですから、今中学校入学前にやっておくべきことは、小学校の復習です。それが中学準備です。


​​​ 中学内容については、3月4日(土)の授業スタートまで触らないで結構です 。こちらでゼロから全て教えますので安心してください。それで十分に間に合います。 それよりも、今は速さと割合の復習をしておいていただけると嬉しいです。


小学校時代に、中学受験もしていない、塾にも通っていない、学校のあゆみも真ん中中心。そんな子たちが多い新中1クラス。この子達が​​入塾後どれだけ伸びて、そして6年後の大学受験でどんな大学へ入るのか。想像するとワクワクします。皆さんも自分の潜在能力に期待して、死に物狂いで付いてきてください。



※ところで、ちょっとこのブログを読まれている西東京市の小学生保護者の方にお聞きしたいのですが、キャラベルが 都立中学受験 の指導をするとしたら、どの程度、需要があるでしょうか。ちょっと本日、ある方にご提案されまして・・・


勤務塾時代も、社長や他の校長先生から、「石崎先生は、おそらく都立中指導が一番向いている」と言われていたのですが・・・。ちなみに、やれるとしても2年後からですが。

でも、都立中受験と言えば、現在ツイッターで絶賛炎上中の某塾さんがありますからねぇ。

いずれにしても、ちょっと都立中の過去問研究でもしてみようかな・・・






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最終更新日  2023年02月19日 07時40分03秒


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 ↑  塾の考え方は、上記「Freepage List」をご覧になってください。


「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

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