テューバの小部屋Blog

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2013年08月16日
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カテゴリ: 楽器
先日、その筋では有名な大島隆一さんという方のお宅を訪問し、
ウインナチューバを吹かせていただきました。

ウインナチューバは、つい最近(90年代半ば)までウイーンフィルで使用されていた楽器です。
CERVENY_WIENER_TUBA_(Musica_Model)_2.jpg
これがウインナチューバ(チェルベニー製、現行のモデル)

B&SのF管よりさらに明るい感じの音色。
一緒についていった娘(中3)いわく「バリトンホルンみたいな(*^_^*)」

金管にバルブがつき始めた頃(だいぶ昔)に基本的なレイアウトができたので、
主に使うのは左手1,2番。
右手(4、5、6番)は、6番が4バルブの4番(C管の切り替え)で、5番がC管の半音下げ、4番がC管の全音下げ。

指が難しいけど、覚えると、低い音でも同じ指使い(補正間を必要としない)で吹けるという(!)


大島さん宅にはウインナチューバが2本あります。
wiener_ユングビルト130812_4.jpg
こちらはユングビルド製
吹いてみるとホルンやトロンボーンの下で邪魔することなく、音色で浮くことなくっていう感じがわかります。
特にハイトーンはとてもきれい。テナートロンボーンのハイトーンの緊張感はそのままに1オクターブ下がったかんじ。
中音域でバーッと吹けば、ホルンのオクターブ下ってかんじ。

いい楽器でした。
ただ、なぜかのこ楽器では時々倍音が外れました。

wiener_ユングビルト130812_3.jpg
手前に置いてあるのがムジカ製
ユングビルトよりは今のF管に近い音色。
こちらの方が確実に音が当たりました。

あっ!あと、なんと言っても小さくて軽い!(どっちも)
でもフォルテが破綻しにくい
練習していても持つのに疲れない。
これがいい。


いい経験できました。
大島さん、ありがとうございました。





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最終更新日  2013年08月16日 16時50分12秒
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