埼玉県秩父市の防災ヘリコプター墜落事故の現場を取材するため山に入った日本テレビ報道局の記者2人が1日午前、心肺停止状態で発見され、搬送先の病院で 死亡が確認 されました。
女性の滑落事故、それを救助しようとした防災ヘリコプターが墜落...。7月下旬に"二重遭難"が起こった地を訪れた記者とカメラマンが、" 三重遭難 "したのです。
スクープを狙うジャーナリズムが裏目に出てしまったのか。2人は、7月31日午前6時半ごろ、日本山岳協会ガイドとともに秩父市大滝の林道から入山。ガイドが 「水が冷たく、軽装で危険」 としていったん3人とも引き返したのですが、記者の2人は再び入山。
7月24日午後に滑落して滝つぼに落ちた女性(55)を救助するため、25日に出動した埼玉県防災ヘリが墜落したのは標高約1100メートルの山中。最も近い登山口から徒歩で4、5時間かかり、登山経験者でも容易に立ち入れない場所でした。
県警は報道各社に取材を控えるよう求めていました。 特ダネ をものにしようという功名心が、今回の悲劇を生んだようです。
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