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民主党議員が暴言詳しくは上記を参照していただくとして、つまりはTVのお笑い番組に出演した民主党の議員が、少年法の議論の際に、「少年(たち)に息子を面白半分に殺された」母親に対して、「加害者の少年(たち)にもいろいろ事情があったんだから、ただ厳罰に処すればいいというものではない」とぬかしたわけで、さらに「事情って何ですか」と叫ぶ母親に対して「じゃあ加害者の少年(たち)がどうなればいいんですか?」と追い打ちをかけたということである。この事件そのものについては被害者の少年には落ち度は全くなく、加害者の少年(たち)はただ「むかついたから殺した」のである。「事情」とはよく言ったもので、被害者の少年が殺されなければならない「事情」とはなんだったのか、「生い立ちだとか社会的な環境だとか」とこの議員は言ったらしいが、さて、われわれ一般市民は「加害者の少年(たち)に生い立ちだとか社会的な環境だとかの事情」があったら、殺されてもやむをえないのだろうか。ということを踏まえて以下が本題だが、TVという場で、こういうことを喋ってしまうことについての、ここまで馬鹿かというのが本題である。この議員にも少年法についての理解やら信念はそれはそれなりにあるだろう。厳罰にすべきではないという意見を持つことは良い。また、それを言うことも良い。しかし、目の前に「少年(たち)に息子を面白半分に殺された」母親がいたら、嘘でもいいから涙のひとつもこぼすくらいの芸のひとつも身につけておらんのか、おまえは。そんな馬鹿がなぜ国会議員をやっているのか。涙のひとつもこぼす、そこまではせんでも沈痛な面持ちを見せて、その上で、「お母さんの気持ちは痛いほどわかります。しかし、あえて、申し上げれば、厳罰に処することだけがいいのかどうか、更生させるということもわたしたちの社会の責任のひとつとして」云々と語れば多少は理解もされたのではないか。それを相手を論破することしか考えていないからこのように馬鹿を天下にさらすことになる。「議論に勝つと、たいがい損をする」のは社会の常識であって、そんな常識も持ち合わせていない人間が議員にいることを憂う。
2007年07月03日
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金子光伸さんの逝去を知り、諸行無常の響きを感じて、そう言えばと、子役またはアイドルのその後を調べたら、ますます沙羅双樹の花の色を眺めることとなった。なんだか、苦労しているというか、道を踏み外している人が多いんだよね。何をもって道を踏み外すというのかは諸論あるところだろうけれど、単純に見ても「逮捕」の多いこと。窃盗、覚醒剤、詐欺、と来て、殺人まである。幼い頃、または若い頃に華やかな生活を知ってしまうと、地味な生活にはもうできなくて、でも現実はそんなに甘くはなくて、それでいろいろあーなったりこーなったりしちゃうんだろうか。もちろんそうでない人のほうが圧倒的に多くて、そういう人はなにもないから記録にも出てこないということは分かっているけどね。で、そういうなかでひときわ感慨深かったのが豊川誕。この名前をジョウと読める人は当時を知っている人でしょう。ジャニーズから派手にデビューしたと思ったらあっという間に消えたという印象しかなかったんだけどね、たしか施設出身とかだったよなあと検索したら、う~むと唸ってしまった。3歳のころ捨て子にされて施設で育つ。中学卒業後、住み込み、一人暮らしなどをしているときにスカウトされてデビュー。施設出身を売り物にする事務所とケンカ別れ。以降、いろいろバンド組んだり芸能事務所を立ち上げたりする。覚醒剤で3回、偽造クレジットカードで1回、警官を負傷させて1回、計5回逮捕される。(以上、ウィキペディアより抜粋)なんかもう絵に描いたような話。なんだけど、話はこれで終わらなくて、某掲示板に本人がいま現在書き込みしているんだわ、これが。ファンとのやりとりだから他人が口はさむものでもないんだけどね、その本人の書き込み内容を読んだらさらにう~むと唸ってしまった。ひと様の人生にあれこれ言うような身分ではないし、本人ももう芸能人とは言えず一般人なのだから、これ以上はコメントを差し控えますけどね、まあ、そういうことです。
2007年05月31日
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2007年5月17日、鉄道高速化計画の目玉として登場した弾丸列車が走行を開始して1か月、定期点検のため河南省鄭州市の鉄道局検査場に戻ってきた。約100人の技術者が車体を検査したところ、無残なほどボロボロにされていることがわかった。 ボロボロになった原因は乗客による備品の持ち去り。被害が最も多かったのは手洗い場のセンサー式蛇口。 多数取り外されてなくなっていた。さらに緊急脱出用のハンマー。また密室であるトイレも被害が大きかった。便座の温度調節つまみやペーパーホルダーの軸さえ取りはずされ消え失せている実態には、ただもうむなしさが募るばかりだと技術者たちはこぼす。つまり、中国の新幹線が運行開始したが、車両内の備品が盗られ放題だったと。中国の民度の低さにはあきれるしかないが、それよりも、私たちの(日本の)常識って通用しないのだなあという思いのほうが強い。昔、読んだ次のような記事を思い出した。ある国では手紙を出しても相手に届く保証はない。もし無事届いたら幸運だったと思え。なぜ、手紙が届かないのか?内戦とかで治安が悪いから? 郵便網が未発達だから? 交通の便が悪い? 流通の問題?それとも国家権力による検閲とか、押収とか?私が考えたのはそんなことだった。しかし、その理由は……郵便ポストから手紙を収集する郵便局員が貼られてある切手を剥がしてネコババするから。もちろん手紙はポイ。日本の常識では測れないことってあるものだとつくづく思った次第である。
2007年05月20日
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ここ2、3日のニュース。高校生が母親を殺し首を持参して警察に自首した。1歳の子供をバイクのヘルメット入れに入れていたら死亡したから遺体を捨てた。ステーキ屋の店長が客を拉致監禁強姦。赤ちゃんポスト初日に3歳児が入れられる。いやね、三面記事なんぞにいちいち反応していちゃいけないとはわかっていますけどね。世の中広いんだし、この情報社会だし。知らんでもいい事件も知ってしまうし。1憶2千万分の1の人が起こした事件で全体を語るなんてのは、評論商売人にやらせておけばいいことで。でもね、さすがに、というか、あんまりというか、「社会面今年の十大ニュース」クラスがさ、こうもまとめて出てくると、いよいよヤバイんじゃないかと思ったりもする。昨日も書いたステーキ屋の店長の強姦もさ、今回は運よく被害者は自力で逃げられたけど、もし逃げられなかったら、どうなっていたか?犯人の身元は丸わかりなんだよね、ペッパーランチの店長だって。ということは、ふつうに考えれば生かして帰すわけがない。かつ、貸しガレージまで借りていたということは、今回1回だけの犯行とも思えない。つまり過去にさんざんやっていて、その被害者はいまはもう……という予想は容易につく。で、そういう鬼畜がいけしゃあしゃあとステーキ屋の店長でございと町中にいたということが怖ろしい。厭な世の中だ。
2007年05月18日
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ステーキ店「ペッパーランチ」店長ら女性客を拉致、乱暴 大阪・ミナミのステーキチェーン店「ペッパーランチ」心斎橋で、食事中の20歳代の女性客を拉致して乱暴したとして、強盗強姦と逮捕監禁致傷の疑いで、同店店長と店員の2容疑者を逮捕。2人は「スタンガンや睡眠薬を購入し、店に来る女性客を物色していた」と供述している。 2人は9日午前1時過ぎ、同店で閉店作業を装って入り口シャッターを閉め、1人で食事中だった女性客に「逃げたら殺す」とスタンガンで脅迫。無理に睡眠薬を飲ませ、泉佐野市内の貸しガレージまで車で連れ去り乱暴した上、現金約5万5000円入りの財布を奪った。店内にはほかに客はいなかった。2人は制服姿のまま犯行に及んでいた。 女性はその後もガレージ内の車の中で手足を縛られ監禁されていたが、 同日午前9時過ぎ、自力で脱出した。全国チェーンのお手軽なレストランで食事をしていたら、その店の店長と店員に拉致監禁され強姦される。どこの国の話なんだ?呆れた。しかもこの会社は逮捕翌日に店舗を閉鎖して看板も外した。ただ閉めただけじゃなくて工事をしていた。そのあとぬけぬけと決算発表をして、事件を公表したのはその翌日だった。事件公表後はHPも閉鎖して、知らぬ顔。これで上場企業だとさ。中国企業のほうがまだまともではあるまいか。ほんとに、どこの国の話なんだ?呆れた。しかもストップ安にならずに寄ったよ。買うやつがいるんだ?みたび呆れた。
2007年05月17日
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以前にネットカフェ難民と称される満喫乞食について書いたが、とうとう「マック難民」が現れたらしい。雑誌「群像」の雨宮処凛のエッセイで、つまりネットカフェで夜を明かすのには千数百円かかるが、その金もないので、マクドナルドで1杯100円のコーヒーを頼み、夜を明かすのだという。そういえば最近マクドナルドは24時間営業店舗を拡大しているとは新聞で読んだ。なるほどこういう弊害もあるのだなと思ったが、雨宮処凛の文章の趣旨は全く違って、最後は「100円でマクドナルドを24時間占拠せよ」というアジテーションで終わっている。どういう理屈かというと、若者がワーキングプアとなっているのは彼らを低賃金で搾取する大企業が悪いからであり、マクドナルドはその悪玉企業の筆頭だから、という理屈らしい。彼女の主張には全く賛成できない。マック・ジョブという言葉もあることは知っているが(低賃金で昇給の見込みもなく技術の習得もできない労働のこと)、そもそもマクドナルドのバイトの仕事は高校生や大学生の小遣い稼ぎだったのであり、小遣い稼ぎの目的が半分と彼氏・彼女作りの目的が半分という仕事だった。それを、それで生活を支えようなどというのがそもそも間違いであり、文句があるなら他で働けばいいだけだ。でも、彼女の文章自体には頷くところが多くて、なかでも「平和を望む者は持てる者で、持たざる者たちは戦争を望む」話には蒙を啓かれた。だから「平和を叫ぶ者は傲慢」なのである。
2007年05月14日
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スーパーと言っても、食品スーパーではなく、衣料品とかも扱っている総合スーパーである。店舗は2階建てだが、敷地は広い。そのスーパーはいちど経営破綻したのをどこぞやらかの支援を受けて経営再建中だった。だいぶ前の話である。私は衣料品を結構な量まとめ買いしてレジに行った。そのレジは四角なカウンターで向うとこちらとにレジが1台ずつある。パートらしい女性とバイトらしい若い男の二人がいた。客はいない。私が商品を出すと、女性がレジを打ち、会計した。その間に次の客が私のうしろに並んだ。会計済の品物は横に立つバイト君に送られて、私はバイト君の前に移動した。女性は私の次の客の会計を始めた。ここまでは何の問題もない。3番目の客が反対側のレジのまえに来た。レジの女性はその客とアイコンタクトを取り、2番目の客の会計を続けた。バイト君は私の品物を折りたたんでいる。と、そこに正社員の若い男が通りかかった。いきなりその男はバイト君に「ほら、お客さまがお待ちだよ」と指示した。バイト君は言われるままに私の包装を途中でやめて、向うの客へ移動した。私は1番目であるのに、会計も済んでいるのに、品物も渡されずに放置される形になった。レジを打っている女性は困った顔で正社員の若い男を横目で見た。つまり、正社員の若い男の判断ミス、指示ミスである。彼も状況を正しく把握していればあんな指示は出さなかっただろう。しかし彼はミスには気づいていない。それどころか正しい指示を出したと得意顔でもあった。おそらくあとになってパート・バイトから言われてミスに気づくというようなこともないだろう。そういうことが言える職場風土なら、また耳を傾ける正社員なら、あんなミスはそもそも発生しない。私もなにも言わなかった。言ってあげる義理もない。なるほど経営破綻するような会社の正社員だなあと思っただけだ。野村克也監督曰く、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」敗戦には敗因が必ずあるのだ。
2007年05月10日
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高校野球の特待生制度とやらで違反が376校にのぼったとか。とかいうニュースを見ていて、なんだか、デ・ジャ・ヴ。で、思い出した。必修科目の未履修問題とやらだった。あれもたしか最初は数校で、最初の数校はいろいろ言われていたが、あとから出るわ出るわで、あとから申告した高校はもうその他大勢で、どこがそうだったのか、高校名も覚えちゃいない。それで、そういえば、結局どうなったんだろうかね、あれは?今回も北なんとか高校はずいぶん報道されたが、376校ともなると、もう校名を伝える意味もなくなった。どこでもやっていて、暗黙の秘密というか了解だったのに、下手にほじくり返したら大事になったというのも同じ。昔、ある国文学者は、毎朝図書館へ出かけて行って、70年以上前の、明治時代のその日の新聞を読むのを日課としていたとやら。新聞なんて同じようなことしか書いていないから、それで用が足りるのだという。むべなるかな。
2007年05月03日
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従軍慰安婦という言葉は戦後でっち上げられた言葉であって、慰安婦という言葉はあっても従軍慰安婦という言葉はなかった。というようなことは明々白々たる事実であるのだが、明々白々たる事実さえもいちいち念を押さないと話が進められないのは情けない。アメリカ議会が「従軍慰安婦」いや「強制的に連行された性的奴隷」について非難決議をするとかいう話が話題になって、まだ収まっていないらしい。細かなことはここでは書かない。以下の挿話が心に残っているので、それについてだけ書く。 *私(司令補佐・27歳)が慰安所の裏口を通りかかると翌日出撃する特攻隊長(22歳)が立っていて、私に気づき「静かに」という。そして手真似で言われるままに中を覗くと、5、6人の特攻隊員(18、9歳)と、同数の慰安婦たちがトランプ遊びの真っ最中だった。慰安婦は台湾出身の美人揃いで、特攻隊員たちと同年輩だった。それがわあわあ言いながらトランプ遊びに夢中になって興じている。かれらは明日の朝死ぬのである。慰安婦たちももちろんそれを承知である。その姿には一幅の名画を見るような神々しさがあった。私が隊長に「隊長も一緒に入ったらいいでしょう」と言うと、かれらと大して年の違わぬ隊長は静かに頭を振り「私が行くとやつらが遠慮しますから」と言った。隊長も明日の朝死ぬのである。私は胸がつかえた。 *明日死ぬとなれば、ましてや18、9歳の若者が慰安所に行ったのなら、やってやってやりまくり、というのは凡庸な頭の考えることであって、もちろんそういう場合もあっただろうが、実際は「わあわあ言いながらトランプ遊び」をすることのほうが貴重な体験だったのだ。そして「特攻隊員たちと同年輩の慰安婦たち」の姿もまた胸を衝たれる。映画『月光の夏』を観ていたらそんなことを思い出した。
2007年05月02日
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さて選挙の結果は、と言っても、ほんとにどうでもいいのだが、各地の結果を見るとなかなか面白いものがあって、たとえば、これ。1票差で落ちてますねえ。こういうのを見ると1票の重みをしみじみと感じます。これは新聞で見たのだけれど、日本一有権者数の少ない選挙だったそうで、トップが38票、落選が27票。ちなみに有権者は303名で棄権したのは入院中の2名だけだったそうです。 これは私個人がちらちらと見た範囲での話ですが、最下位の8票というのは全国最少得票ではないかと。親戚だけでももう少し入るような気はするのだが、なんで立候補したんだろう、この人。と書いたところで、鹿児島県の三島村に5票という人がいた。でもここはトップが45票だから、得票率で言えば上記の8票がやっぱりダントツのドベのよう。と、まあ、そんなことを考えながら見ると結構面白いです。
2007年04月23日
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昔、子供のころ、開票速報を見るのが好きだった。「開票率は60%。1位の田中さんと2位の斉藤さんの差は800票あまりですね。あ、いま新しい情報が入りました。田中さんが5825票、斉藤さんが5481票。また縮まりました」「斉藤さんの地盤の山田町の票が開くのはこれからですからねえ。逆転も十分ありえますねえ」とかなんとか。わくわくしながら見ていた。それがいつからつまらくなってしまったのかというと、各局が当確をとにかく早く打つようになってからである。開票率0%で当確は当り前。8時の投票終了と同時に議席数を発表したりする。はらはらどきどきもあったもんじゃない。大体、投票終了と同時に当確ということは、ぎりぎりの時間に投票しても無駄ということではないか。投票率の下落がどうしたとマスコミは言うが、その原因を作っているのはマスコミだろうが。あなたの一票は無駄ですよと宣伝しているのだ。開票率80%までは当確を出さないとかの取り決めを作ったらどうかね。
2007年04月22日
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ネットカフェ難民がどうだから国としても実態を調査してなんたらするとかいう話が先週くらいのニュースにあった。ご苦労なことである。ネットカフェ難民により治安が悪化したとかいうのなら腰も上げて貰わねば困るが、そうではなくて、つまり一般市民を守るのではなくて、ネットカフェ難民自身をどうにかしてやろうという趣旨らしいから、早い話が大きなお世話だ。どこで寝ようがどこで働こうが個人の自由、というよりもその個人の生き方であって、そういう人生を送るのがいやならばそれなりに学ぶなり働くなりすればいいことである。少なくともおのれの全てをかけて努力したがネットカフェ難民にしかなれなかったというようなことはいまの日本ではありえない。どこかで甘えたか挫折したか家出したか変な交友をしたか馬鹿な恋愛をしたか(これを男または女にだまされたとかいうのは言葉のすりかえ)、何かがあったからそうなっているわけで、つまりは自分で選んだ人生なのである。その選択が間違っていたと後悔している人はもちろんいるだろうが、後悔だけなら猿にも出来る、ならばこそ人に数倍する苦労をして「復活」しなければなるまい。ところでネットカフェ難民とはずいぶんかっこいい言い方で、そのうち「おれ、ネットカフェ難民やってんだ」と自慢する馬鹿も出かねない。しかし別に漫喫乞食とも呼ばれているらしい。言い得て妙である。これなら成りたいというやつも出てこないだろう。良い名称だ。
2007年04月18日
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統一地方選挙とかでこないだは県議選、いまは市議選の真っ最中である。私は20歳で選挙権を得てこのかた棄権というものをしたことがない。ただし、国政選挙に限っての話である。ちなみにいままで投票したことのある政党は、自民党、民主党、共産党、社会党、自由党、新自由クラブ、日本新党、民社党、新生党、新進党、そのほか参院選のミニ政党、と、無党派というか、ひと昔まえは浮動票と言われた典型というか。これはいい加減ということではなくて、その時その時で考えているということであって、**党一本槍というほうがよほど不真面目であろうと思っている。しかし地方選挙ともなると、仕事で転勤転居の連続の根無し草だったから、ほとんど行ったことがない。選挙があること自体も知らなかったりした。だが、終の棲家に戻ったいまは別で、先日の県議選も投票した。でもね、と思うのだけれど、いま選挙カーがやかましいが、あの「凹山凸夫です、凹山凸夫です! よろしくお願いします!」の連呼は意味があるのかね。あれを聞いて「よし、凹山凸夫に投票しよう!」などと思う人間がこの世に一人でもいるとは思えないのだが。政策を演説するならともかくも。電話もかかってくる。「凹山凸夫です、厳しい戦いです、よろしくお願いします」とか何とか。これも効果あるんだろうか。訪問も多い。「近所の**です、凹山凸夫さんにひとつよろしく」云々。わかりましたと返事はするが絶対入れてやるものかと腹の中では思う。迷惑なんだよ。いきなり来やがって。で、何を基準に投票するのかというと、選挙公報。これだけ。選挙公報を丹念に読んでそれだけで判断する。仮にも選挙公報であるからには適当に原稿を作る候補もおるまい。全身全霊をかけて作った文章であるはずで、それだけを判断の材料にする。可能ならば全員の演説を聞いて判断したいところだが、50人を超える候補全員の話を聞くなどは現実に不可能なので、これが一番公平な方法だと思う。ことほどさように真面目に投票しているともいえるが、どうせ誰を選んでも同じだからこうしているとも言えるんだけどね。
2007年04月17日
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