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2008.06.14
電池
カテゴリ:
カテゴリ未分類
最近の電池関連株は、かなり激しく上昇した感があります。
具体的には、以下の銘柄が代表的と考えられます。
NECトーキン(6759)
古河電池(6937)
GSユアサ(6674)
新神戸電機(6934)
三洋電機(6764)
さて、なぜ今電池関連株が上昇したのだろうかと考えてみると、環境対策を考えたときに、自動車は石油系燃料からハイブリッドないしは電気自動車に移っていかざるを得ないだろうという考え方が背景にあるからだろう、と推察されます。
要するに、電気で自動車を走らせるためには、バッテリー(電池)は必要不可欠、ということです。
言い換えれば、従来は、完成車メーカー内製のエンジンを頂点に、自動車産業というピラミッド構造があったのに対し、電気が中心になるとエンジンが不要となり、バッテリー(電池)やモーターがエンジンに取って代わってピラミッドの頂点になる、というパラダイムシフトが懸念された結果、電池関連株が上昇してみた、ということも言えるかと思います。
この辺は、完成車メーカーも重々承知しているようで、トヨタ自動車も、松下との合弁会社を連結子会社化しただけでなく、電池研究部という部署も立ち上げており、自社の優位性を失わないように努力しているようです。
(閑話休題)
さて、背景事情は理解できたとして、電池関連株は、どう見ても割高な水準に達してしまった銘柄も散見されます。
相場は行き過ぎるものとはいえ、材料が出尽くしとなれば、力尽きるもの・・・。
そのときが、環境問題に注目の集まるサミット終了時なのか、それとも第一四半期決算の発表時となるのか、はたまた明日なのかは不明ですが、ショートを振ってみる価値はあるのではないでしょうか?
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Last updated 2008.06.15 01:52:29
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