影男の屋根裏部屋

影男の屋根裏部屋

クリープショー

(DVD)クリープショー (DVD)クリープショー
大方の記憶には最早片隅にも残ってないだろうが、80年代に、
オバタリアンの語源となった「バタリアン」を筆頭に、
プチ・スプラッターブームがあった。
その時粗製濫造された低予算のスプラッターの数々は、B級どころか
C級以下のクズ映画ばかりで、結果ブームが急速に縮小した原因ではなかろうかと思う
(まぁスプラッター自体がB級なのだが)

そんな中、本作は監督にゾンビ映画の第一人者であるA・ロメロ、
脚本にホラー小説の巨匠スティーブン・キングを擁しており、
極めて正統派のつくりと言える。 「父の日」「草まみれの男」「満ち潮」「開封厳禁」「クリープショー」の5話で
構成されるオムニバス形式で、それぞれが個性的な作品となっている。

必見はタイトルにもなっている5話の「クリープショー」
病的な潔癖症の悪徳事業家のもとにかかってきた一本の電話。
それは彼のせいで自分の会社が倒産し、自殺した男の妻からであった。
電話の主は散々呪いの言葉を浴びせ掛けて電話が切れる。
その直後、男の部屋に異変が起こる・・・。

詳細は見て確認いただきたいが、とにかく圧巻は大小様々なありとあらゆる
ゴキブリがこれでもかこれでもかといった具合に登場するところ。
虫嫌いの方は見ることをおすすめしません。
私の周りでもこの映画がトラウマになっている虫嫌いが何人かいます。
原因は無理やり見せた私ですがw
あと、「草まみれの男」では、脚本を担当したスティーブン・キング本人が
怪演しています。
私の(田舎の)アメリカ人への偏見はこの作品が強く影響しています。
「満ち潮」では、最近めっきり名前を見なくなったレスリー・ニールセン
(裸の銃を持つ男シリーズ等)が、妻とその愛人を拷問する冷酷な金持ちを
好演しています。それにしてもこの方、現在では相当なお歳の筈ですが
お元気なのでしょうか?

私見ですが、最近再びプチ・スプラッターブームが起こっているような
気がします。
いずれも未見ですが、「ドーン・オブ・ザ・デッド」「テキサス・チェーンソー」
等の近作を始め、「死霊のえじき」「ゾンビ伝説」等の旧作も
続々DVD化されています。
残念ながらこの作品は現在廃盤になっておりますので、
この機会に是非再販をお願いしたいものです。


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