影男の屋根裏部屋

影男の屋根裏部屋

黎明期



映画では 「エイリアン」 が登場し、TVでは初代「機動戦士ガンダム」が放映された。
そして「スペースインベーダー」の大ブームにより、TVゲームという言葉が世間一般でも
浸透することとなった。

この頃の私にとって、TVゲームはまさに未来を示唆する最先端の遊びであり、
薄暗くていかがわしいゲームセンターや、駄菓子屋の店先で映し出される画面に
全神経を集中し、一分一秒でも長くゲームを続ける事に注いでいました。

その後何年かが経過し、ファミコンが登場する頃になっても私にとってのTVゲームとは
外でするもの、という意識が強かったのはまだファミコンも初期の段階であったから
だと思います。

そんな中学生の頃の私は、ファミコンよりマイコンへの憧れが強く、アクションゲーム
よりも「ミステリーハウス」「スターアーサーシリーズ」等のアドベンチャーゲーム
への関心を高めていました。
ただ当時でもマイコン(パソコンという呼称は一般的でなかった)は非常に高価な代物
であり、中学生の小遣いで買えるような物ではなく、誕生日やクリスマスやのイベント
にしても中々買ってもうのは厳しいものがありました。

折しも高校受験の頃、マイコンへの思いは一時封印し勉強に専念した結果、何とか公立の
志望校に合格し、合格祝としてマイコン購入を取りつける交渉に成功しました。

(1)半額はお年玉貯金で負担
(2)これからはマイコンの時代、必ず勉強にも役立つ
(3)家計簿やら何やら何でもできる

・・・のような諸条件を折衝し、ネゴシエーター顔負けの粘り強さで勝利をもぎ取った
のです。

そして手に入れたのが富士通の8ビット(!)パソコン、FM-NEW7です。
当時純正の5インチフロッピーディスクドライブは非常に高価で、本体並の値段であった
為に購入を断念。
本体、純正モニター、データレコーダー、ラック、ソフト1本(ロードランナー)で、
しめて15~6万円くらいであったと記憶しています。

幸い、中学時代の友人が同じ機種を所有していた為(というか所有していたから買った
のだが)
ソフト(ゲームw)の供給には当面困ることはなかった。
今若い方には信じられないかも知れないが、当時のデータ記録媒体はカセットテープ
であり、Wデッキのラジカセで簡単にコピーが出来たのである。

余談だがダイヤルアップのインターネット接続の際の音(ピーーーーガガーーーってやつ)
を聞くと、当時の記憶が蘇って非常に懐かしく思っていたのだが、現在は光で音をきく
ことはないw

閑話休題。

世間では スーパーマリオブラザーズ が空前の大ヒットとなり、ファミコンブームに
沸いていたのだが、私はファミコンとは縁遠いゲーム生活を送っていたのである。





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