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ラブレター



私は1人タクシーへ乗り

彼との待ち合わせの場所である喫茶店に向かった

しんしんと降り積もる雪の中を走っている間

プラーグはある手紙を読んでいた

それは、その1年前のお誕生日にリクさんからもらった

ラブレター  (←8月10日の日記・●●サープライズ(o ̄∇ ̄)oがあったよ!!●●)







ある時2人でしてた長電話

長距離電話の先には1人会社で残業中の彼

そして私は受験予定だった会社用の英文レジュメを下書きしていた

長い会話も終わりに近づいた頃、ちょっと沈黙になった

そして・・・






リク:『お前が好きだ・・・』

プラーグ:
  『・・・えッ!?』

リク:『お前が好きだ・・・』

プラーグ:
  『・・・私も、私も好きだよ。。。

   ずっと好きだったよ。。。』







その言葉が嬉しすぎて、幸せすぎて・・・

電話元で嬉しさのあまり泣いてしまいそれ以上何も言えなかった

でも私は実家では暮らせない、帰れない

今すぐにでも飛んで帰りたい、でも帰れない

彼の傍に居たくてもいられない・・・

プラーグ:
  『逢いたいよ・・・今すぐ、逢いたいよ・・・』

思いは募るばかりだった

そして彼が一言

リク:『ラブレターが欲しい』

って言った






それから数日間

私は便箋とにらめっこしていた

書いては捨て、また書いては捨て・・・

言葉を選び過ぎている(--;

自分に素直になって書こう

立派じゃなくていい、かっこ悪くてもいいんだ

自分の言葉で書こう

そして書いた言葉。。。






『初めて出逢った時から、ずっと貴方が好きでした。

10年経った今もなお、貴方が好きです。

もし寿命を全うして2人が生まれ変わったら、

そしたらまた私を見つけて下さい。

私も貴方を必ず探し出します。

そして、私より先に死なないで下さい。

待たれるのは苦手だから。。。』







今思えばとても恥ずかしい文面であるけれど

でもその思いは真剣でした




←1つ前へ

≪続く≫


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