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中学生の時にギターを始め、その後も細々とギターを続けてきました。けっしてテクニックがあるわけではありませんが、ソロギターやギター伴奏の楽譜を買ったりして、この歳になるまでそこそこ楽しんできました。最近旧交を温めている、近所に住む同い年で幼馴染みのI君がコロナ禍の最中にギターを始めたことを知りました。ギター教室に通って基礎から学び始めたそうです。しかしこの1年程は忙しさにかまけてほとんど教室に行っていない状態という事で、私にギター練習についての相談がありました。さっそく、家に来てもらって一緒にギター練習をしたところ、思いのほか楽しいひと時を過ごすことができました。私にとっても合奏の経験は十数年ぶりです。この経験に味を占めて、これから定期的に二人でギター練習会を開こうという事になりました。どうせやるなら、どこかでご披露できるような演奏に仕上げようと、とりあえずの目標は1年後の敬老の日に開催される地元町内の敬老会の余興に出演という事で意見がまとまりました。1年後までに10曲程度のギター・デュオのレパートリーを完成させなければいけません。そして準備開始です。まずは練習場として地元町内の公民館を9月中旬と下旬の2回予約しました。次には曲選び。ヤマハの「 ぷりんと楽譜 」という楽譜販売サイトで、ギター・デュオの楽譜を検索してみました。110曲ほどがヒットしましたので、その中でみんなが知っていて演奏が難しくない物という条件で検討して、中島みゆきさんの「糸」を選びました。そして「糸」の楽譜を購入・ダウンロードして、I君に届けながら練習日までに自分のパートを自習しておくように言ってきました。これで準備万端です。練習日までに、毎日楽譜とにらめっこをしながら練習に励むことにします。楽しみがまた増えました。【新品】 ギターライブラリー 魅惑のギターデュエット 《楽譜 スコア ポイントup》
2024.08.31
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今年の直木賞の候補になり惜しくも受賞はできませんでしたが、「本格ミステリ大賞」や「日本推理作家協会賞」「山本周五郎賞」とトリプル受賞して話題の作品の「地雷グリコ」を読んでみました。著者は「水族館の殺人」や「図書館の殺人」などで人気のミステリー作家、青崎有吾さんです。「地雷グリコ」という奇妙な題名が表わすように、チョッと変わった小説です。ミステリーと言えばミステリーなのでしょうが、殺人事件は起こらないし、犯人も探偵も出てきません、高校生の学園生活の中で繰り広げられるゲームの実況がメインになっています。しかも、そのゲームと言ったらパソコンやスマホのゲームではなく伝統的でアナログなゲームばかりです。しかし、そのゲームにはひとひねりしたルールが追加されていて、そのひと手間がゲームを複雑にしていて、相手の戦略や感情を読みあうという面白味を出しています。例えば、表題の「地雷グリコ」では、グー・チョキ・パーで勝った人がグリコ・チヨコレイト’・パイナツプルと言って階段を登るゲームに、お互い好きな位置に地雷を仕掛けることができるというルールが加わります。地雷を踏んだら10段下がらなければいけません。このルールが加わるだけで、俄然難易度が増しお互いの戦略の探り合いになります。数学的な思考も加わって物語が進むので、理系の人には好物になるかもしれません。主人公は、都立頬白高校(ほおじろこうこう)一年女子の射守矢真兎(いもりやまと)、ちょっとぼんやりしているようだけど勝負にはめっぽう強い変わった女の子です。親友の鉱田ちゃんが語り手として物語は進みます。見方によっては学園青春小説と言えるかもしれません。真兎ちゃんと鉱田ちゃんの関係を見ていると何だか「成瀬は天下を取りに行く」の成瀬と島崎を思い出してしまいました。「地雷グリコ」「坊主衰弱」「自由律ジャンケン」「だるまさんがかぞえた」「フォールーム・ポーカー」「エピローグ」の6つの章で構成されていますが、「エピローグ」を除く各章に斬新な仕掛けのゲームが登場し、対戦の面白さを楽しむことができます。作者の青崎有吾さんのは創造力の素晴らしさを感じます。地雷グリコ(1) [ 青崎 有吾 ]出版社の宣伝では「究極の頭脳戦小説」と表現していますが、まさに頭脳戦です。この小説、一気に読んでしまいましたが、さすがに私の頭脳も疲労困憊気味になりました。確かに痛快で面白い小説ですが、頭を休めながら読んだ方がいいのかもしれません。
2024.08.28
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近所にお住いで親しくお付き合いさせていただいている先輩のSさんが、ボランティアで「パソコン・スマホ相談会」のスタッフをおやりになっているという事を、ふとしたことで知りました。Sさんは自治会の役員をされていて、自治会活動の中でもパソコンを使って資料や配布書類をきれいに作られているので、パソコンを使いこなしている方だなぁとは思っていましたが、まさかボランティアでパソコン相談を受けているとは思いもしませんでした。私が学校を卒業し就職する頃から徐々にコンピュータが発展してきたため、就職と同時にコンピュータを経験し、依頼50年近くコンピュータ関連の仕事に携わってきた、言わばコンピュータ第一世代の私にとって自分より年上の人でパソコンを自由自在に扱っている人はあまり見たことがありません。Sさんは私より4つ上なのですが、現役時代に会社経営をされていた時にミッチリとパソコンを修得したそうです。頭が下がります。さて、かく言う私も、以前からパソコン関連のボランティアに興味があって機会があったら参加してみたいと思っていました。仕事がら、パソコンやITの知識を持っているので、友人・知人からパソコン関連の質問・相談を受けることも多く、せっかくならもっと多くの人のお役に立てたらと思っていたのです。さっそく、Sさんに詳細を聞いてみました。毎週土曜日の午前中2時間程度、市内の公共施設を会場にして相談会が開かれるそうです。スタッフは現在18名程度ですが、都合の良い人が出席する形なので相談会には8~10人程度の参加になるため、常にスタッフを募集しているそうです。当初は「パソコン相談会」だったのですが、スマホの質問が多くなったため「パソコン・スマホ相談会」に名称変更したそうです。Sさんにお願いして、一度見学させてもらうことにしました。そして、先週の土曜日に会場に出かけてみました。パソコン相談会と言っても、そんなに質問者は来ていないのでは、と思っていた私の想像は裏切られ10人ほどの相談者が熱心にパソコンやスマホの使い方を教わっていました。Sさんも相談者に対応中でしたので、Sさんの後ろで対応状況を見せてもらうことにしました。ワードの使い方の質問に丁寧に答えているSさんと、真剣にそして楽しそうに聞いている相談者を見ていると、やりがいのある活動だということが伝わってきます。その後、相談会のリーダーの方に説明を受けこの会に加入させていただくことにしました。ちょっと見た所、皆さん私より年齢は上の様で、まだまだ頑張っている人多いなと感じました。皆さんがおっしゃるには、どんな相談がくるかドキドキだけれど、どういう風に解決しどういう風に説明するかを考えていくのが楽しいそうです。頭を使うのが若さの秘訣ですね。9月第一週の土曜日が、私のボランティア・デビューです。楽しみに待ちたいと思います。
2024.08.26
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今、浜松の浜松市美術館で「7人のミューズ展」という切り絵の特別展が開催されています。日本を代表する女性切り絵作家7人の作品を集めて展示してします。もともと切り絵には興味がありましたし、2~3カ月に1回は美術館に行くようにしたいと思っていましたので、昨日、妻をさそって浜松市美術館に向かいました。昨日8月18日(日)は、出展者の一人である福井利佐さんによる「切り絵ワークショップ」が開催される日です。第一線で活躍する芸術家の先生にじかに教えてもらう機会などめったにあるもんじゃありません。1カ月前の7月18日がその申込日だったので、当日開始時刻の正午に速攻でWebから申し込んで権利を獲得しました。(20名の定員が3分間で埋まってしまったそうです。)ワークショップは午後2時からだったので、午後1時ごろに美術館に着き、1時間ほど作品を鑑賞し、その後ワークショップに参加、ワークショップ終了後に残りの作品の鑑賞という予定をたてました。美術館に着いて、まずは順路に従って2階の展示場に飾られた3人のミューズ(蒼山日菜さん、福井利佐さん、松原真記さん)の作品の鑑賞です。一口に切り絵と言っても作者によってアプローチの仕方が全く異なっていて、同じ切り絵とひとくくりにすることなんてできません。伝統的な切り絵の手法に新しいテクニックを加えた物、グラフィックアートを切り絵で表現した物、モノクロの世界でひたすら緻密さを追求した物、バラエティがあって個性が輝いている作品群に見飽きることがありません。どれも1mm以下の世界で表現の限界を追い求めているようで、作品の前で息を?みながら立ち止まってしまいました。これこそまさに神ワザです。2階の展示を観終わるとワークショップの開始時間の10分程前になっていましたのでワークショップ会場に向かいました。今まで展示場の素晴らしい作品を鑑賞してきたばかりなので、切り絵をやってみたい気持ちがマックスになって張り切る気持ちを抑えながら受付を済ませました。妻も一緒に参加することもできたのですが、付き添いとして入場し横でお手伝いをしてくれることになりました。このワークショップは、福井利佐先生がお描きになった金魚や水草のイラストのコピーを元に色紙をカッターで切り抜いてラミネートフィルムに挟んでパウチし金魚鉢のモビールを作るという内容でした。切り絵など全く縁がなかった私は、やってみると思ったより力が必要だったり、細かい線が切れてしまったり、切り口がシャープにならなかったり、歪んでしまったりと悪戦苦闘しながら2匹の金魚と1つの水草をなんとか時間ギリギリに完成させることができました。予想以上に時間がかかってビックリです。福井先生直々にアドバイスをいただきながら、切り絵政策の入り口に立つことができてとても有意義な時間が過ごせました。さて、ワークショップが終わったら1階展示場の4人のミューズ(SouMaさん、柳沢京子さん、筑紫ゆうなさん、切り剣 Masayoさん)の作品鑑賞です。自分が切り絵制作を体験したばかりなので、作品のスゴさが良くわかります。線の力強さ、細かな線をくっきりと表現する緻密さ、色使いやデザイン・構成のセンスの良さ、もうひれ伏すしかありません。これから私は、もっともっと切り絵の魅力にはまっていきそうです。素晴らしい芸術に触れ、貴重な体験ができた大満足の一日でした。【中古】 KIRIGA 福井利佐作品集/福井利佐【著】改訂増補版 蒼山日菜が教室で教えている切り絵のコツ [ 蒼山 日菜 ]かるた 柳沢京子のきりえ一茶かるた(珍しいかるた カードゲーム パーティーゲーム 俳句かるた 小林一茶 切り絵 デザインかるた) 児童館
2024.08.19
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パソコン・スマホ用に、メモやノート代わりのアプリとして「Evernote」というサービスを長年使ってきましたが、近年の度重なる改悪に耐えかねてついに別のサービスに乗り換えることにしました。その昔、Evernoteは普通に手帳代わりに使うのであれば無敵の存在でした。無料での使用でも、1ヶ月間のアップロードデータ量の制限はあるものの保存するデータ量の制限はありませんし、複数端末でのデータ共有も許されていました。そのため私は、パソコン・スマホ・2台のタブレットでいつでもどこでも便利に活用していました。しかし、数年前から Evernote の改悪が始まってしまいました。無料ユーザーの場合、使える端末の台数が5台→3台→2台→そしてついに1台となって複数端末での共有ができないという致命的な使いにくさに改悪されました。その上、保存できるデータが1つのノートブックと50のノートという「無料では使うな!」的な制限が掛けられました。(今までのユーザーは作成済みのノートブック・ノートはそのまま使えるが新規に作成する場合はこの上限まで)そして、動作スピードは遅いし、アプリスタート時に表示される有料版への移行を促すウザイCMなど、もうウンザリ状態でした。今までの数年間に保存したデータ量の多さのため別のサービスへの移行は躊躇していましたが、あまりの使いにくさについに移行を決心しました。移行先の候補は数々ありますが、いろいろと検討した結果 Evernote に似た使い方ができる「Notion」に決めました。現在私は、ちょっとしたメモは「Google Keep」、学習ノートやWebクリップなどまとまった記録を残したい場合は「microsoft OneNote」を使っていますので、手帳的に使える「Notion」がいいかなと思っての決定です。「Notion」は結構多機能でノート作成だけではなく、データベース作成やタスク管理・プロジェクト管理・ホームページ作成などなどいろいろな事ができるようです。これから、これらの機能を勉強して活用するのも楽しそうです。(うまく使えたらご紹介したいと思います。)Notion には Evernote からのインポート機能もあります。Notion画面の左上にあるアカウント表示(XXXXさんのNotion)をクリックして表示されるポップアップ画面の左側のメニューの一番下の「インポート」をクリックすると、どのサービスからクリックするか選択する画面が表示されます。ここで「Evernote」を選択すれば、EvernoteのIDなどを入力してインポートが始まります。私もこのインポートを試してみましたが、10分経ってもカーソルがクルクル回ったまま終了しません。どうやら、Evernote内にWebクリップなどがある場合、インポートがうまくいかないことがあるようです。その場合、メッセージは何もなくただひたすら動き続けていますのでNotionを一度終了してインポートするノートブックを選択して部分的にインポートを実施する必要があるようです。私の場合、インポートは諦めてパソコンで Evernote画面 と Notion画面を並べて表示し、古いデータを整理しながら移行することにしました。結果的に2日ほどかかりましたが、古くて必要ないデータやダブって保存されていたデータなどがすっきりと整理できて良かったと思います。これで Notion への移行が完了しました。パソコン・スマホ・2台のタブレットで使えるようにインストールして快適に使えるようになりました。ただし、フリープランはアップロード時にが5MBまでの画像・動画・添付ファイルという制限があるようなのでその辺は注意しないといけませんね。はじめるNotion 使いかたを自由にデザインするための、基本、コツ、アイデア [ 溝口 雅子 ]仕様と制限をしっかりと理解して、楽しく活用していきたいと思います。
2024.08.18
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パリオリンピック卓球メダリストの早田ひなさんの発言で話題になっている「特攻隊」ですが、その特攻隊員との恋を描いた「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を1週間ほど前に観ました(早田さんの発言前です)。テレビの Amazon Prime Video のCMで「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が流れていたので、内容も知らないまま久々に映画を観てみようと思い、前提知識のない状態で観てみました。女子高校生の百合が母親とケンカした後、家を飛び出して近くの防空壕後で一夜を過ごし、翌朝目覚めると終戦間近の過去の日本にタイムスリップしていたという話です。軍の指定食堂で働くことになった百合は、そこに食事にくる特攻隊員たちと親しくなり、その中の彰に恋心を抱くようになり、お互いに惹かれあう仲になっていきます。そして、いよいよ彼ら特攻隊員たちの出撃の日が迫ってきます。よくあるタイムスリップ物ですし、よくある戦争物でもありますが、とても丁寧に描かれている人物とその感情表現が素晴らしく最後までグイグイと引き込まれて見てしまいました。また、登場する小道具・大道具・セットの建物など、とても良く時代を表していて映画を盛り上げていました。SFとか戦争映画とは違う良質の青春映画になっているのに好感が持てましたし、戦争中の若者はこんな暮らしをして、こんな考え方をしていたんだと考えさせられる点も多くありました。実際にはもっと厳しい生活であったろうとは思いますが、この映画を観た若い人たちにはきっと今の時代に生まれた幸せを感じるのではないでしょうか。早田さんの発言を聞いた時「ひょっとしたら早田さん、この映画を観たんじゃないの?」と思ってしまいました。この映画には、汐見夏衛さんの原作小説があるそうなので、そちらも読んでみたくなりました。小説の方も涙腺崩壊だそうですので、機会を見て読んでみようと思います。あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 (スターツ出版文庫) [ 汐見夏衛 ]
2024.08.17
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