楽しく ひまつぶし Labo

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2024.08.19
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カテゴリ: 芸術
今、浜松の浜松市美術館で「7人のミューズ展」という切り絵の特別展が開催されています。
日本を代表する女性切り絵作家7人の作品を集めて展示してします。



もともと切り絵には興味がありましたし、2~3カ月に1回は美術館に行くようにしたいと思っていましたので、昨日、妻をさそって浜松市美術館に向かいました。

昨日8月18日(日)は、出展者の一人である福井利佐さんによる「切り絵ワークショップ」が開催される日です。第一線で活躍する芸術家の先生にじかに教えてもらう機会などめったにあるもんじゃありません。1カ月前の7月18日がその申込日だったので、当日開始時刻の正午に速攻でWebから申し込んで権利を獲得しました。(20名の定員が3分間で埋まってしまったそうです。)

ワークショップは午後2時からだったので、午後1時ごろに美術館に着き、1時間ほど作品を鑑賞し、その後ワークショップに参加、ワークショップ終了後に残りの作品の鑑賞という予定をたてました。

美術館に着いて、まずは順路に従って2階の展示場に飾られた3人のミューズ(蒼山日菜さん、福井利佐さん、松原真記さん)の作品の鑑賞です。

一口に切り絵と言っても作者によってアプローチの仕方が全く異なっていて、同じ切り絵とひとくくりにすることなんてできません。伝統的な切り絵の手法に新しいテクニックを加えた物、グラフィックアートを切り絵で表現した物、モノクロの世界でひたすら緻密さを追求した物、バラエティがあって個性が輝いている作品群に見飽きることがありません。どれも1mm以下の世界で表現の限界を追い求めているようで、作品の前で息を?みながら立ち止まってしまいました。
これこそまさに神ワザです。



2階の展示を観終わるとワークショップの開始時間の10分程前になっていましたのでワークショップ会場に向かいました。今まで展示場の素晴らしい作品を鑑賞してきたばかりなので、切り絵をやってみたい気持ちがマックスになって張り切る気持ちを抑えながら受付を済ませました。
妻も一緒に参加することもできたのですが、付き添いとして入場し横でお手伝いをしてくれることになりました。



このワークショップは、福井利佐先生がお描きになった金魚や水草のイラストのコピーを元に色紙をカッターで切り抜いてラミネートフィルムに挟んでパウチし金魚鉢のモビールを作るという内容でした。



切り絵など全く縁がなかった私は、やってみると思ったより力が必要だったり、細かい線が切れてしまったり、切り口がシャープにならなかったり、歪んでしまったりと悪戦苦闘しながら2匹の金魚と1つの水草をなんとか時間ギリギリに完成させることができました。予想以上に時間がかかってビックリです。
福井先生直々にアドバイスをいただきながら、切り絵政策の入り口に立つことができてとても有意義な時間が過ごせました。

さて、ワークショップが終わったら1階展示場の4人のミューズ(SouMaさん、柳沢京子さん、筑紫ゆうなさん、切り剣 Masayoさん)の作品鑑賞です。

自分が切り絵制作を体験したばかりなので、作品のスゴさが良くわかります。
線の力強さ、細かな線をくっきりと表現する緻密さ、色使いやデザイン・構成のセンスの良さ、もうひれ伏すしかありません。
これから私は、もっともっと切り絵の魅力にはまっていきそうです。

素晴らしい芸術に触れ、貴重な体験ができた大満足の一日でした。


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最終更新日  2024.08.19 11:51:50
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