黄門

黄門

菜の花の沖


著 者 司馬 遼太郎
出版社 文春文庫

 司馬遼太郎はサラリーマンが読む軽い本だとずーっと思ってた。
とんでもないことで、司馬遼太郎に平身低頭して謝らないといけない。。。
なんともすごい作家なんだと思い知らされました。1700年中盤から1800年初頭あたりの日本・・鎖国をし外国との交流もほとんどない時代・・・淡路生まれの貧しい青年が、やがて船を何艘も所有し日本列島を周遊し稀代の商人として一代をなした高田屋嘉平の物語。時代時代の背景を交えながら、また世界の歴史も交えながら進んでいくため一代歴史絵巻ともいえる・・・途中ロシアの歴史が長々と述べられ、本筋を忘れてしまったり・・・それにしても江戸時代、武士でもない嘉平が日本という国を意識しているのには驚く。日本人も捨てたものでもないと思うのでした。もっと司馬の作品を読みたくなった。


点数  90
スリル ★★★
泣ける ★★
ドキドキ★★ 


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: