こんにちわ♪

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ボーア戦争



ここは大英帝国、かつて世界をこの一国の欲望のためにめちゃくちゃにしたそんなお国。








皆さんは、ボーア戦争をご存知でしょうか?








日本人にはなじみは薄いと思われる戦争。







大英帝国の汚点とも言われる戦争だったのだ。







ボーア戦争は、今から100年前に勃発した。







大英帝国が世界に君臨した19世紀。








17世紀以来ケープ植民地に入植していたオランダ系の子孫であるボーア人は大英帝国と南部アフリカの支配権を巡り対立していた。






大英帝国のケープ占領とオランダの植民地譲渡により、ボーア人は新天地を求め、アフリカ大陸内部へ更なる殖民を開始し、ズールー族を駆逐して1839年にナタール共和国を建設した。





しかしその移民も1843年英国軍の侵攻により潰える。




ボーア人は更に内陸部へ移動し、1852年にトランスヴァール共和国・1854年にオレンジ自由国を設立、大英帝国も両国を承認した。













1860年代以降、オレンジ自由国でダイヤモンド鉱・トランスバール東部などで金とダイヤモンドの豊富な鉱脈が発見される。









これを、大英帝国の腹黒紳士どもが見過ごすはずがない。







英国より鉱山技師が大量入植して、それをきっかけに大英帝国は技師の保護を大義名分に自由国を領有化する。




この技師団の中には、南アフリカのかつての悪法『アパルトヘイト』の元を作ったセシル・ローズもいる。



彼は、一回の鉱山技師からのし上がり、鉱山王となって、ローデシア(現在のジンバブウェ・サンビア)と言う国まで作った悪党だ。





ローデシアは、彼の名前に由来している。一国に個人名をつけた数少ない代表的な例であろう。







内陸のトランスヴァール共和国は、さらに海を求めてズールー王国方面へ進出しようとした動きを警戒され、大英帝国は1880年に共和国併合を宣言し、ボーア人はこれに抵抗して両国は戦争状態へ突入する。







たまりかねた2国は同盟して1899年10月11日英国に開戦した。





約2万のボーア軍に対し、英国はカナダ・オーストラリア・ニュージランドなどからの義勇兵を含む50万の圧倒的大軍で侵略し、たちまちボーア軍を破った。





ボーア戦争時代の兵器

ボーア戦争時代の兵器の数々。ボーア戦争ではすでに毒ガスを兵器として使用していたらしいです。ナチスも真っ青、大英帝国。
ところで、牛の顔した兜の用途がよくわからん・・・。







ボーア人はゲリラ戦に転じ抵抗したが1902年5月敗北した。










この間現地の黒人たちは両軍に強制的に徴兵され犠牲者となった。







現地の黒人から見ると、この戦争は英国とアフリカに居付いたボーア人移住者たち(Bore settlers)の間の、『白人たちの戦争』Whitemen'sWarであった。








アフリカ人は無視の、しかしながらアフリカ人を犠牲にした戦争だったのだ。







アフリカ人は、単なる戦争の道具として使われたに過ぎない。







BBCでは戦死者は英国兵22、000人、アフリカ兵(ボーア兵)20、000人、黒人兵14、000人という。





民間人を含めると7万人の人命が、一国の欲望の犠牲となった。






戦争の様相は悲惨を極め、世界の世論は英国を非難した。







英国は南アフリカを支配下においたが、典型的な英国帝国主義侵略であった。








そして100年が経ち、英国を代表して王室が、迷惑を蒙った現地黒人の犠牲者たちに対して、「黒人の権利の無視が2度と有ってはならない」と、英国の非を率直に認めた。





義手・スプ-ンつき

ボーア戦争時代に作られた、スプーンつきの義手。なんか趣味悪いなぁ(笑)







俺は、アフリカ人と話す機会が非常に多かった。






その多くは、スワヒリグループなんだけれども。




スワヒリ語とは、非常に広域で話されている事を改めて実感した。



ケニア、ウガンダ、タンザニアだけではなく。



ルワンダ、ブルンジ、ザンビア、モザンビーク、ソマリアさらには、アラブのオマーンからの留学生ともスワヒリで会話できるのだ。





実はこのボーア戦争の話、そんなアフリカ人から初めて聞いた。






俺も南アの事なので、あんまり詳しくは知らなかった。






彼らとスワヒリで会話している時と英語で会話している時では、話す内容が全く異なる。








英語では、決して本音を言わないアフリカ人。







俺は彼らの本音をしこたま最近聞いている。







彼らの本音は、ここでは書かないけれど。







それは皆さんのご想像にお任せしよう。







ここは大英帝国、ボーア戦争という、最悪の戦争を私利私欲によって引き起こした国。







これは、かつて日本がおこした大東亜戦争になんだか通じるものがあるような気がするけれど。





日本と明らかにここ大英帝国が違うところは。






大英帝国に非があったことは認めても、反省をしないと言うところではないのでしょうか?






それは『君臨すれども統治はせず』なんてのたまっている事が良い証拠なのだ。











俺はアフリカ人の本音を知っている。




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