こんにちわ♪

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クロネコ




魔女を生かしておいてはならない
(出エジプト記 22:18)



















まず、 これは虐待?それとも? から読まれるといいと思います。













14世紀、ヨーロッパでペストが大流行した。








それは、魔女狩りで猫を殺しまくって天敵の減ったネズミが増えたからである。








中世ヨーロッパでは宗教上の弾圧で魔女狩りが行われ、ネコは同類と考えられていてたのだ。







猫に魔性があるとか、化けて出るとか、霊力があるとか、そうした迷信が古くからあるのは、猫が本来、夜行性動物であったためと思われる。







猫が暗闇で働かす眼は、恐らく、動物の中で一、二を争う程、いい眼なのである。








嗅覚では犬に劣るが、それでも人間よりははるかにいい。









耳は、犬よりすぐれている。








人間には理解しがたい、そうした能力が、猫を魔性だとか考えさせられ、そして、怪談ならまだしも、猫が絶滅する程殺された、ヨーロッパ中世の魔女狩りへと移行していくのだ。








どこが、動物愛護なのか?








最も動物を虐待していたのは、今動物愛護精神を叫びまくっている欧州なのである。










もはや、人間のエゴの他ならない。









15世紀に入って、魔女狩りが始まると、ネコたちは魔女の手先とみなされ、ネコを殺す事が悪魔払いの儀式に結びついた。







中世欧州では猫を魔女の使いとして火あぶりにされてしまったのだ。









この15世紀頃の魔女狩りの時代が、ネコたちにとっては、受難な時代だったのだ。










俺は、なぜか縁あって黒猫と愛称がよい♪









日本で診療していたときも、クロネコが俺の患者さんで多くいたのだ。








フィリピンでも、クロネコに多く出会ったもんだった。





blackcat

フィリピンで出会ったクロネコたち♪
クロネコで、群れをなしています。








そんなクロネコ、中世のヨーロッパでは、『使い魔』呼ばわりだ。






魔女裁判の時期、黒猫は悪魔や暗黒からの使いだと考えられた。







反対に白猫は光、つまり幸運の象徴なのだ。







ネコの間でも、人種差別と同じく、カラーで差別をしていた野蛮人ども。









最も『悪』の象徴はどちらなのか?






それは 人間 である。





つづく


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