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アロエ

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アロエは医者要らずという言葉の通り、アロエを食べたり体に塗ったりなど様々な方法で体内に取り込み、火傷治療から胃腸病、便秘、風邪などたくさんの病気に効果を発揮します。

アロエの歴史は古く、古代エジプトで用いられていた薬草パピルスが最も古い記録として残っています。
日本でアロエが薬草として利用され始めたのは、はっきりとした事は定かではありませんが、鎌倉時代にポルトガルの宣教師がキリスト教と共に日本に持ち込んだ事が伝えられています。
アロエは元々暖かい地方の植物で、アフリカの地中海海岸が原産国となっておりますが、その種類も多数有り、現在日本でよく見かけるアロエの種類は日本の気候に適したキダチアロエを主に栽培しています。
現在栽培されているアロエは、九州や四国などで山野に自生しており、観賞用や薬草の目的で作られています。

江戸時代の文献での中には、味が苦くて病気の元を殺すと書かれていた書物があり、当時「蘆薈」と呼ばれていたアロエは南アフリカから中国に伝わり、更に日本に入ってきたものだといわれています。
中国でも「開宝本草」にアロエの効果が記されている事から、中国でも古くから薬草として利用されていた事がわかります。
この当時中国から入ってきたアロエは薬草として伝えられたもので、観賞用の植物としては利用されていませんでした。
アロエの種類は南アフリカのケープ湾から伝わったケープアロエだといわれています。
鎌倉時代に宣教師が持ち込んだアロエは日本でも馴染みの深いキダチアロエで、中国から持ち込まれたアロエとは種類が違います。




アロエの使い方・効能
アロエを自宅で栽培しているなら生のアロエをそのまま食べる方法が一番手っ取り早い方法です。
アロエの成分を体内に入れる方法は様々ですが、皮膚から浸透させるより生のそのままの成分を体内から摂取する方が吸収率も良いでしょう。
吸収された成分が血液中の中に入り込み、気になる患部だけでなく全身に広げる事が可能です。
外用に用いる時にはアロエの汁を塗りますが、服用も同時に行なうと回復がより早くなるようです。

生の葉を食べる時には水洗いを行いそのまま食べても構いませんが、皮を剥く、とげの部分を取り除くなどを行うと食べやすくなります。
アロエは昔から苦いと言われており、生のまま食べる事が出来ない人も多いようなので敬遠してしまう場合もあるでしょう。
苦味は表面の緑の部分に多く含まれているので、苦味が苦手な人は内部の透明の部分を食すようにすれば問題ありません。
そのままの状態を食べるのが抵抗のある場合は、小さめに切り分け調味料などを付けて食べる方法もあります。
アロエヨーグルトという市販の商品が売られていますが、この様にヨーグルトと合わせて食べればそれ程苦味は気にならないと思います。

苦味が苦手でそのまま食べるのは避けたい場合は、アロエの搾り汁を飲む方法もあります。
おろし金で緑の部分も一緒にすりおろします。
ガーゼなどで包んで、アロエの搾り汁を搾り出します。
慣れない内は絞り汁でも飲みにくい事があるので、薄めて飲んだり、ジュースなどに混ぜて飲むと良いでしょう。
冷蔵庫なら数日間は持ちますが、アロエジュースや粉末状の物も売られていますから手間がかかるようなら利用してみましょう。


普段からアロエを服用している人は抵抗力や免疫力がアップし風邪をひきにくくすると言われています。
風邪の原因はウイルスの感染により起こりますが、周りに風邪を引いた人が居たとしても人の免疫力により全ての人が移るわけではありません。
風邪のウイルスは一度かかると二度とかからないと言われていますが、その種類は膨大で同じウイルスに出会う確立より違うウイルスに出会う確立の方が多いでしょう。
ストレスや睡眠不足、食生活が悪いので抵抗力が落ちている時など、風邪にかかる要素はいくつかありますが、日頃から健康面に気をつけていれば風邪をひくことはありません。
しかし、人は十分に睡眠を取れない場合や、忙しくて食生活が乱れてしまう人もいるでしょうから、普段から免疫力を高める為にもアロエを常食しておくと良いでしょう。

アロエは普段から服用していると免疫力をアップし体力維持に役立ちますが、普段から服用していなくても風邪をひいた時に利用しても効果があります。
アロエに含まれている成分がウイルスの活性化を抑え、消炎作用や殺菌作用にも優れているため、風邪の症状を和らげてくれる働きを行ないます。
せき・たん・くしゃみ・はなみずなど風邪の症状を抑えてくれるので、風邪をひいた時に服用しても十分効果があります。

風邪をひいた場合はそのまま生の状態をかじる方法でも良いのですが、食欲が無い場合は煎じて飲むアロエ茶や絞り汁を温かい飲み物に混ぜると良いでしょう。
飲みにくい場合は、アロエの粉末をオブラートに包んで飲んでも良いと思います。

気をつけたいのがアロエは摂取量を間違えば下痢をしてしまう事です。
元々下剤の効果があるアロエは胃腸が弱っていてお腹を壊しているタイプの風邪に利用する時は少量から利用しなければなりません。
また、アロエはウイルスを殺す働きを行なうのではなく、その働きを抑えるだけであり、その人が本来持っている自然治癒力を利用して風邪を治すものです。
アロエが風邪に効くといっても症状によって違いますから、肺炎など風邪により他の症状も出てきた場合はアロエの力を過信せずに病院で適切な治療を行なってください。

運動不足や野菜が不足していると新陳代謝が落ちて、便を排出する筋肉が衰えることから便秘になりやすくなります。
通常健康な人なら1日に1回以上の排便があるのが普通ですが、2~3日程度排便がなくてもお腹が張った感じが無く便が溜まっていなければその人のリズムなので問題ありません。
腸はからだの中に有る要らない物質を排出してくれる所なので、便が何日も溜まっているのは様々な病気を引き起こす原因にもなります。

アロエを服用すると胃腸の働きを良くし、善玉菌を増やす手助けを行なう為健康で柔らかい便を作る事が出来ます。
また、胃腸などに炎症がある時にはその傷を治し、健康な胃腸を保つ働きがあるのでぜん運動を行う上で妨げになることはありません。

アロエヨーグルトという商品が売られていますが、これはアロエの持つ善玉菌を増やす効果とヨーグルトの相乗効果を狙った商品です。
便秘を解消する為には排出する為の筋肉を適度に付け、善玉菌を増やし腸内環境を整えることが重要だと言われていますから、アロエは便秘には大変効果的なのです。
しかし、アロエには下剤効果も高い為、量を多くしすぎると逆におなかかゆるくなってしまう恐れがあります。
アロエは胃腸の粘膜を丈夫にする働きがありますが、胃腸が弱い人では逆に胃腸を刺激する事にもなりかねないので、アロエを服用する時にはゆるやかな効果のお茶や煎じ汁などを少量から試してみる方が良く、妊娠している人もホルモンの関係からデリケートになっていますから控えた方が良さそうです。

糖尿病は生活習慣が悪い場合に起こる病気で、食習慣、運動不足、喫煙、飲酒などが関係しています。
糖尿病というと糖を分解できなくなる病気なので糖分を摂りすぎている人に起こる感じがしますが、実際には様々な要因が重なって起こる病気なのです。
最近では子供の中にも肥満の子供が増えてきており、糖尿病や成人病にかかる事も問題となっています。
栄養は豊になりましたが、食事のバランスが乱れ、運動を定期的に行うことの少ない子供達にも糖尿病が増えてきているのです。

糖尿病は喉がかわく、からだがだるい、疲れやすいなどの症状から始まり、症状が悪化すると免疫力の低下が起こり合併症になりやすくなります。
糖尿病の原因であるインスリンの減少が見られると、糖からエネルギーを摂取できなくなり、脂肪からエネルギーを作り始めケトン体を作り出しからだがだるい感じが起こります。
糖尿病の合併症は失明、足が腐る、内臓疾患、皮膚病、肝臓病、神経障害、心臓病などが起こる可能性もありますから、早期発見と早期治療、食事療法などを行なうようにしましょう。

糖尿病にアロエを用いる場合は、アロエの新陳代謝を良くする効果を利用し、運動療法や食事療法と同時に行ないましょう。
適切な食事と運動を心がけ、アロエの相乗効果で減量を行う事が大切です。
インスリン注射を常に打たなければならない状態では昏睡状態に陥る可能性があり、死亡するケースもあるので適切な治療を行ないましょう。
アロエの効果は相乗効果を期待し、体力アップや免疫力の強化に役立てるものであり、糖尿病を治療するものではありません。

アロエは昔から日本にある薬草で火傷治療などの民間療法として利用されてきましたが、日本に伝わる以前からヨーロッパでは薬草だけでなく美肌効果を目的とするスキンケアとしても利用されていました。
アロエには消炎作用がありニキビなどの炎症を抑え、新陳代謝を良くする効果もあるので肌のサイクルを正常にし常に新しい細胞へと生まれ変わる手助けを行ないます。
その為、アロエを利用したマッサージはアンチエイジング対策や、シミなどの原因となるメラニン色素を排出する効果が期待できます。
化粧品にもアロエベラはヨーロッパ地方でよく利用されており、生のアロエだけでなくそれらのスキンケア商品を利用しても良いでしょう。
アロエには保湿効果、美肌効果、美白効果、シミやシワを改善する効果など数々の美容効果が期待でき、女性にとっては嬉しい天然のスキンケアなのです。

アロエの汁を化粧水のように毎日のスキンケアに利用しても良いのですが、入浴時の血行が良くなったときにマッサージとして利用すると成分が浸透しやすくより効果が期待できます。
アロエ汁を顔全体に塗ったら顔をリフトアップするようなイメージで優しくマッサージを行ないます。
こめかみ部分にはリンパ腺があるため、その部分に要らなくなった水分や老廃物を流し込むような感じで行ないましょう。
顔のむくみが取れ、目のハレや二重あごの予防にも役立ちます。
アロエには保湿効果も優れている為、目の周りや口の周りなど乾燥しやすい場所には重ね付けをして良く馴染ませるのがコツです。



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