韓タク・生き字引

韓タク・生き字引

怪傑春香


おすすめ度★★★★☆(★5でMAX・個人的評価)

(韓国語) 公式サイト

■出演
ソン・チュンヒャン(ハン・チェヨン)
 母子家庭の彼女は様々なアルバイトをして家計を助けながら、勉強に励む、元気で明るい女の子。
 口が悪いのを抜かせば才色兼備の女性かな?
イ・モンリョン(チェヒ)
 単純で馬鹿、喧嘩っ早い問題児。でも、純粋で情に厚いのもだんだんと分かる彼の魅力。
 警察署長の息子。今回のドラマではあっちフラフラ、こっちフラフラ恋にゆれるのは彼。
ビョン・ハクト(オム・テウン)
 チュンヒャンを気に入り何かと手助けするが、下心丸見えなおじさん。
 芸能関係の企画会社の代表。
ホン・チェリン(パク・シウン)
 モンリョンの幼馴染の女性。はじめはモンリョンを子ども扱いしてたのに、
 チュンヒャンと結婚したとたん、取り戻そうとあの手この手で2人の邪魔をする女狐。

■ストーリー
1話
「お金はないけど、元気溌剌、頭が良くて美人の女の子」と「警察署長の息子でお金はあって、頭は良くない、喧嘩っ早い男の子」の出てくる学園もの。2人が何かとぶつかるのはお約束。いずれは恋も芽生えるんだろう…。2人の掛け合いが可愛らしいです。

2話
モンリョンはバイクを盗まれる。
盗んだバイクでひったくりをした悪がき。
バイクの持ち主であるモンリョンは、濡れ衣を着せられちゃうの。
でも、チュンヒャンの機転に助けられ、潔白を証明できたモンリョン。
けれど「2人一晩一緒だった」というアリバイは高校生の2人は大問題。

悪気ない友人が構内に広めてしまい「2人は出来てる」と噂に。

モンリョンの父は、2人を結婚前提にしてしまえばいい!と勝手に勧めてしまう。
子供同士はもちろん、母親同士も逆らえず、とんとんと話が進んでしまった(^^;)喧嘩っ早いモリヒョンのおとーさんだもの…そっくり(笑)怖すぎる警察署長の父親にみんな逆らえないのね。

で、チュンヒャンは、メリット(大学もいけて、援助もしてもらえる)を考えて結婚するか!
ってな感じになってるのに、肝心のモリヒョンは好きな先輩に気がそぞろ。
そんな彼を見て惨めな気分になってしまう。
でも、素直できっぷのいいチュンヒャンは「告白しろ」と彼の背中を押してあげる。
そんな彼女は健気でかわいいよね。

ま、当たって砕けちゃうんだけど、それで男らしく諦めモリヒョンもチュンヒャンと一緒になる事を同意する。
で、学校全体で祝ってるところに、来なくていいのに先輩が来ちゃって…
モリヒョンとチュンヒャンがキスをするマネをしたところで先輩が動揺して、
足元の風船を割って、モリヒョンも我にかえっちゃうの~。
先輩、邪魔!笑
いい年してキスぐらいで動揺すんな!爆(え?デリカシーない?おほほ)

3話
やっぱり、モンリョンに先輩がちょっかい出してきます。
もう、いいよ。
顔だけ見ると10歳くらい離れてそうですが、実は「韓国大学生」らしく、
年令差はそこまでないみたい(笑)先輩、化粧濃いですか?

今回は、モンリョンは父親との約束で成績差を200人にちはいけません。ひゃ~
韓国大学の推薦が決まってるんですから、チュンヒャンは勿論1番。
モンリョンは約300番です(笑)あらら

チュンヒャンもモンリョンの扱い方が分かってきて、
「賭けで馬鹿じゃない証明をしたら?」なんて、ふっかける。
単純なモリヒョンはがむしゃらに頑張り、モリヒョンはなんと200番になりました♪
急な成績アップで先生にカンニングしたなんて疑われちゃう。
先生に疑われても、全然凹まなかったのに、チュンヒャンにちょっと疑われただけで、やけになるモンリョン。
いじけて橋の上にいるのも可愛らしい。
もう、チュンヒャンが気になって着てる証拠。
カンニングの件も、チュンヒャンの機転で容疑もはれ、信頼感が増えた感じの2人。
初々しいカップルに、なんだかほのぼのしちゃう。

なのに、気がかりはあのモンリョンが片思いしてた先輩。
映画の撮影の仕事で2人のいる街に来ては、なにかとモリヒョンの家に寄る先輩。
つき合っていた彼に、飽きたから別れそうなんてひどいふられ方したからって、モリヒョンに癒しを求めるなんて笑止千万。
おととい来やがれっつーの
邪魔しないで~!

チュンヒャンとモンリョンの学園祭。
チュンヒャンは「ロミオとジュリエット」のジュリエット役に選ばれ、キスシーンもある…
モリヒョンは気が気でなく、自分も出演することに…役は「乳母」(笑)
可愛いわよ。大丈夫。

以前、モリヒョンが濡れ衣を着せられたひっったくり事件。
その被害者とチュンヒャンは何かと縁があり、映画関係の仕事をしてることは知ってたから、
今回の舞台の小道具を借りようとお願いしに行くんだけど、この頃にはこの社長さんはチュンヒャンに好意をもってちゃってんだよな~。
もう、第3者はいらん。2人の可愛らしい会話が見たい(笑)

面倒になるかと思いきや、モリヒョンの「俺の女房だ!」宣言で、
こじれずに済んだ感じ。(今後はわからないけどね。)

舞台が終わった後、家族で食事に行くんだけど、ここにも図々しくついてくる先輩。

その後、先輩から「仕事も終わるし、ソウルに戻ったらもう会わない。」
よく言った!と思ったら、結局、モリヒョンが好きだって告白じゃん~。
「2人が一緒のところが辛い」だなんて、惑わすこと言って気を引く。

もう、チュンヒャンもモリヒョンが好きになってるのに可愛そう。

・・・・・・
4話
いや~~ん、気づいた。今更。私は何故かモリヒョンって書いてしまって。
ず~~っと、私の中ではモリヒョンだったの(笑)誰か、つっこんでよ!あはは
気を取り直して、4話。Let's go!

モンリョンがロミオとジュリエットの舞台を滅茶苦茶にしちゃうところから始まります。
いつも通り、大喧嘩。これがカワイイよね?
で、チュンヒャンの友人(誰だっけ?女優になりたい子)が「チュンヒャンに芸能系企画会社の社長であるビョン・ハクトに紹介してもらうんだ~」と
盛り上がってるところを、ハクトが聞いてしまい、チュンヒャンに利用されたんだと誤解して急に冷たくなる。
っていうか、いい年なんだからそれぐらいでへそ曲げるなよって
言いたいけど(笑)こいつは、あしながおじさん的存在と書かれてるけど、
私にはやっぱり器の小さい男に見えるんよね。

モンリョンがドッジボールでムキになってガラスを割ってしまった償いに、
缶つぶしをやらせられるんだけど、やっぱりなんだかんだ言っても仲の良い2人。
チュンヒャンに手伝ってもらいながら、競争したり、ふざけあって潰しあってるのが、と~~っても可愛い。
いい雰囲気。
落としてしまったお財布を捜すために、先輩の誘いを断ったモンリョンもいい!それでいいんだ!
ちょっと満足なシーン。

チュンヒャンの友人…ダンヒ!ダンヒだ(笑)が演劇で使った道具を返しに、社長ハクトに会いに行くんだけど、門前払い。
で、ノリの軽い馬鹿そうなハクトの会社の室長ペクに「300万もってくれば整形してデビューさせてくれる」といわれ、この子はバイトに励む。
それを知り、チュンヒャンはハクトのところに「人の夢を食い物にして!」と怒鳴り込みに行く。
ダンヒの後を追いかける男の子も健気で可愛いよね。名前?わからん(笑)


先輩もどんどん嫌な女になっていって、本当に邪魔な存在。
チュンヒャンがモンリョンの成績アップの為にあげた携帯ストラップを欲しがって半ば無理やりにもらったり、
モンリョンがチュンヒャンに近づこうとすると、具合悪い振りして自分に気を向かせたり、
会うたびにチュンヒャンに嫌味をいったり…弱い立場の相手にあんなことするのは、女として最低だわ。

モンリョンは、ストラップを先輩にあげた事をチュンヒャンが怒ってるのを知り、
先輩に他の携帯ストラップを買ってあげようと、いろいろ考えてるのも可愛い。
単細胞ってかわいいよ。

チュンヒャンはモンリョンを焼かせるため合コンにいって、クラブに行ったら、そこでもモンリョンは大騒ぎ。
けんかになり、たまたま打ち上げをしていた、ハクトが止めに入ってなんとか治まる。
モンリョンは突然現れたハクトにガンをとばし「こいつは俺の女房だ!」ハクトは失恋。
でも、これがきっかけでハクトとの誤解が解け、仲直りしちゃう。
しなくてもいいのにね。

モンリョンもチュンヒャンとの時間が大切になってるのかな?
チュンヒャンのお父さんの命日に、きちんと自主的にお墓参りに付いて来て、いい感じ。
2人を置いて帰っちゃうお母さん。ナイス!
おばあちゃんの家で、一夜を共に明かすように仕向ける…
  ま、いつもどうりワイワイ騒ぎつつ、色気はなし。

そういうほのぼのな感じがいいのよね~

2人が一夜を共にして焦った先輩は、モンリョンに「失って大切さが分かった」と告白。汚いぞ!

先輩の告白を聞いて、モンリョンは先輩のところにすぐに行っちゃいそうな雰囲気。
チュンヒャンは「結婚してるんだから駄目だよ」と制しながらも、
「先輩が好きなら韓国大学目指したら?目標があれば頑張れるんでしょ?それはとめないよ。」と健気な事をいうんです。
本当にいい子だ。健気だ。でも、せつないよ~。

チュンヒャンが頑張ってモンリョンを勉強させているのを、モンヒョンのお父さんも感謝しきりに眺めていたりして、
家族の団結も強まってる感じ。いいな~。
良いお父さんのいるドラマ(^^)

チュンヒャンの応援のおかげで韓国大学の入試では「奇跡的に補欠3番」。
学年300番の頑張りとは思えません。
日本で言う東大でしょ?ありえないとか行っては駄目。韓国ドラマだもの!

合格発表を待つ家族、チュンヒャンは補欠合格を知らせにモンヒョンのところに行くと、
先に合格発表を知らせに来ていた先輩とチュンヒャンのラブシーンを目撃してしまう。

まったくもう!

・・・・・・
5話
大学に合格したモンリョンとチュンヒャン。
2人の約束では大学入るまでに、本当に結婚するか決めよう。

本当は心は両思いなのに、もう、毎回邪魔する先輩。うざったい。
あんな見え透いたウソなのに、2人とも若いから気づかないのよね~。は~

大学に合格したお祝いにモンリョンは、チュンヒャンを連れ出しデパートに。靴を選ばせるんだけど、気恥ずかしくてヒールが欲しいと言えないチュンヒャン。
でも、モリヒョンの部屋にそのヒールが置いてあって、ソウルに行くときにワンピースでおめかし。あとは、ヒールを履いて完璧…だったのに…
モンリョンは「運動靴が履きやすくて好きなの!」という言葉を真に受けて、チュンヒャンには運動靴、先輩にチュンヒャンが眺めていたヒールをプレゼント。

チュンヒャンは怒鳴っちゃうんだけど、モンリョンが自分の事を考えてくれてるのも理解して、ワンピースに合わないのも分かりながらも、運動靴でソウルへ。
なのに、それをみた先輩が馬鹿にするの~。
本当に思いやりのない、嫌な性格!

その頃、チュンヒャンは大学には受かってるのに、母親は行方不明で入学金が払えず困っていた。そんな悩みを、モンリョンに打ち明けようと、何度も話しかけるんだけど、みんなでのスキー旅行に浮かれまくってるモンリョンは、全然気づかない。その上、いつもの仲良し4人で行く旅行に、何を血迷ったか先輩まで誘ってきてるの!
おまえアホか!
今回はさすがに君の鈍感ぶりにあきれたわ(可愛いけど。)

スキー場でまた先輩が嫌がらせ。
リフトに乗るとき、モンリョンの隣を奪い取るのは序の口!挙句の果てに、告白して自分からキス!おいおい、マジかよ!
っていうか、抗えよ。バカ~~
チュンヒャンに見られちゃったじゃないの。ううう。

この先輩もね~。本当に馬鹿なのよ。
チュンヒャンと別れて、戻って来いと、自信満々に言える君は、本当におめでたいよ。
この頃には、モンリョンが自分に愛想笑いしかしてないのを見ても、すでにチュンヒャンに気持ちが行ってるのが分かるじゃないの。ねぇ。
だからなんだろうけど「チュンヒャンが別れたがってる」なんてウソを付いて、モンヒョンのチュンヒャンへの気持ちを断たせようとする。モンヒョンは朝から、チュンヒャンが深刻な話がありそうな雰囲気を誤解しちゃう。
仕事でスキー場に来ていたハクト社長といる所も何度もみているし、初心者のチュンヒャンをゲレンデに置いてきぼりにしたり、先輩につきっきりでチュンヒャンが怒ってるのも知ってたから、心当たりがないわけでもなくて…
でも、普通は信じないよぉ。

チュンヒャンもモンリョンの軽率な行動や、キスで傷つき、もうモンリョンに別れたいと伝える。

・・・・・・
6話

チュンヒャンは傷つき実家の門の外で入るのを躊躇っていると、寒さと高熱でとうとう倒れてしまい、義父に助けられる。夜通し看病するモンヒョンの父親。
チュンヒャンを心底心配して、タオルを代えながら看病しているシーンがジーンとくる。いいお父さんだね。義母がチュンヒャンのことを金の為に結婚したと悪口をいうのも、いつも制してくれるお父さんは、彼女の心強い味方だね。

目が覚めたチュンヒャンは義父に「モンヒョンがすごく好きで、先輩のことを好きなモンリョンと一緒にいるのはつらすぎる」と、自分の心を告白する。父親はそんな彼女の心を大切にし、家を出る事を承諾する。でも、離婚はもう少しきちんと考えてから決めようと説得する。

結局、チュンヒャンが頑張って貯めていた学費を、母親が詐欺ですられちゃってたの。そんで、母親は行方不明…大学には受かってるのに、入学金が払えず大学にはいけなかったチュンヒャン。かわいそう。

大学に受かってるはずのチュンヒャンと会えなくて、不思議に思うモンヒョン。彼女が大学にいけなかった事情をジヒョクから聞いて、やっと知る。彼女を探し回るモリヒョン。
できた友人のおかげでチュンヒャンとバスターミナルで再会し、つかの間のデート。お酒を飲みながら、素直な2人。いい感じ。
でも、酒に酔っ払って肩を組んでホテルに入るところをハクトに見られ…

社長が一度は奨学金の手配をしたんだけど、チュンヒャンが酔っ払ったモンリョンを介抱してホテルに入ったのを見て、密かに奨学金の申し出を撤回するの。この社長もセコイよ。今回は2人がそういう目的じゃないけど、万一そうだとしても、人助けだと思って応援してやりゃーいいのに。有望な学生の将来を応援するボランティア精神はないんだろうか。金持ちなのに、そういう性格だからチュンヒャンが惹かれないんだよな。
それに比べたらモンリョンは馬鹿だけど善人だもん。

でも、不幸ばかりじゃなくて、チュンヒャンのそんな事情を察し、義父と義母が詐欺が捕まってお金が戻ってきたことにして、チュンヒャンにアクセサリーショップを開店させてあげるの。彼女は勉強しながら学費を稼ぐことになる。
もともと、彼女の夢はアクセサリーデザイナーだからね。良かったね。

モンリョンは大学に通いながら、先輩と付き合い始めたけど、あんまり盛り上がってない顔。なんだか愛想笑いばかりで可愛くない。そうよね、チュンヒャンとふざけあってるほうが楽しかったでしょ?そう、あなたは彼女が好きなの!早く気づいて。

ジヒョクとジタンを見直したよ。深い友情。
チュンヒャンがモンリョンを好きだからこそ、彼に会いたがらない彼女の場所を教えまいと隠すの。でも、モンリョンが無理に聞き出そうと喧嘩するんだけど、このシーンがよかった。
「チュンヒャンはお前のことが好きなんだよ」
モンリョンが好きだからこそ、幸せになってもらいたくて自分が身を引いたのに、そんなことに気づきもしなかったモンリョン。本当に子供なんだからっ!急げ、彼女のもとに!

なのに、駆けつけたチュンヒャンのアパート前でプロポーズしているハクトを発見。
ああ、わかっちゃいるけど、イライラ。頑張れモンリョン。

続き鑑賞中


■勝手な感想
テンポがよいのと、モンリョン役のチェヒの笑顔が魅力的な作品。
はじめは韓国ドラマの美味しいところどりかと思いきや、
気づくとかなりのめり込める魅力的なドラマです。

古典である「春香伝」を今風にアレンジした物語らしく、
最後に古典衣装を着たミニコントもなかなか面白い。


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