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仕事後に、あるサバイバーさんと初めてお会いした。年代は私と同じ位です。がんや仕事の事、いろんなお話をした。生きていくために、がんであっても仕事はしなければいけないある程度、体の調子が良くなってくると、自分の気持ちも、周りの扱いも、健康な頃と同じが「あたりまえ」だと思うんだろう・・体がいつの間にか無理をしてる事に耳を傾けなくなっちゃうんですよね・・健康でバリバリ働いている方から見ると、労働の対価としてお金を頂く事が、当たり前なのですが、病で休みながら働く人を見ると、こんなに一生懸命やっているのに、なんで給料が・・・・なんて比較したくなるのも、当然なのかもしれない。。。病と共に生きる方から見ると、余計に分かるから。。 辛かったりするでも、治療費を考えると簡単に職を変えることは出来ないのも現実。。少しずつ着心地が悪くなるんですよね。。。物凄く共感する事が多かった。最初は、吐き出すようにお話されいたのですが、暫くすると、笑顔が見えるようになる^^「がん」ネタで笑えるんですよね^^その間には、同情も何も無い。一人の生きる人間として病と共に生きる仲間としての絶妙な距離感が心地よかった。素晴らしい時間だった。現実は、がんと共に生きていくには、決して生活しやすい環境ではないしかし、自分達にも出来る事があるはずだSolid State Survivorがんと共に生きる。
2009年06月02日
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今日は、朝からペインクリニックに行きました一昨年の暮れからのお付き合いですし、今後もお世話になる予定です^^フレンドリーな先生で、今では勝手にホームドクター状態です整形外科のリハビリもされているので、いつもお年寄りで一杯なのですが今日は特に時間がかかりました。 今までの最高記録です2時間近くは待ったかなぁ・・・待合室は、お年寄りの社交場になっている部分もあり、ローカルネタが沢山あって、意外と良い時間つぶしです^^なが~く待って、やっと診察に呼ばれたのですが、診察室に入るなり、いつもの面白いDrがDr:「今日は待たせてゴメンね・・ ホントにごめんね・・」と、手を合わせて謝ってきます^^;こんな先生見た事ないです^^カル:「いえいえ、大繁盛で結構な事ですよ」と言うと、Dr:「最近は適当に話だけする訳にはいかなくてねぇ^^;」カル:「ははは」(爆)大爆笑でした^^ めちゃくちゃ正直で、良い先生です忙しいはずなのに、患者の話をしっかり聞いているんですよね^^右手の浮腫みから来る、張った痛みもあってね・・ と話をするとDr:「今の痛みは、神経系だけではない、複雑な要因があるね 色んな原因が複雑に混じっていると思うけど、あえて簡単に説明すると 血流が悪いんだよ 無理やり簡単に説明するとなんだけどね」内心、爆笑しそうでした。。余りに簡単にしすぎですよね~ 浮腫んでいるから、血流が悪いんですよね^^ カル:「そうですね なんか良い方法ありますかねぇ」Dr:「ブロック麻酔の方法を変えてみよう、麻酔で多少血流を良くできるから 今までは、大学とかでしか出来なかった、新しい麻酔方法が、ここでも できるようになったから、やってみない??」カル:「是非お願いします^^」Dr:「今までは、のどの横から鍼を刺してたけど、エコーを見ながら首筋の 神経に直接、薬を入れるから、良く効くよ!!」カル:「そのエコーって、確か桁違いに高いんですよね。 先生買ったのですか?? ラッキー!! ここでもできるようになったんですね^^」Dr:「高いけどね・・・ いや・・ 買ったわけではくて・・・ いろいろあるので、それ以上 聞かないでね ^^;」カル:「あはははは 分かりました、それ以上は聞きません^^」そんなこんなで、ブロック注射をしてもらったのですが、打ってもらった後に、Dr:「凄いでしょ 薬を10ミリも打つんだよ^^」と、首の神経に10ミリとは以外に多い・・・しかし、痛みには効きました!!今までは、顔面の半分がダラァとなったり、鼻詰まりが出たり、声が出なくなったりしたのですが、今回は、全くなし!!!しかも、右からから肩甲骨、右腋、右腕の表面から殆どの感覚がなくなっている!20分ほど、ベットで休んで帰ったのですが、帰り着くなり眠気が来ました。。。フレックスを利用して会社に行くはずが、長い待ち時間のお陰で、間に合わず・・・なけなしの有給を使ってしまった・・・・しかし、このDrは本当に正直で、話しやすいです^^Solid State Survivorまだまだお世話になると思いますが、宜しくです!!
2009年05月26日
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最初は、楽しかったチャレンジする事も、変化していく毎日も移り変わる季節や、出来る事が嬉しかった1年が過ぎ3年が過ぎ5年が過ぎ7年が過ぎ ・ ・ ・ 色んなものが見えてきて周りからの見方が変って出来て当たり前それをする事が、当然の事に変っていく他人に対しても、やれて当たり前としか見なくなるいつの間にか無理をして周りを気にして、自分をごまかす全てを知らないと、気がすまなくなり流れを塞き止める事でしか、自分を表現できなくなる自分が中心になれないと不安になり誰かの話が、自分に対しての悪口に聞こえてくるその場を離れる事でしか、自分のプライドと自信を保てなくなりそのうち、上手く批判出来る人たちで群れるそれは一見正しい表現かもしれないが批判からは何も生まれない以前に素晴らしい功績を挙げたとしてもそれが余計な自信とプライドになって、自分を苦しめる100人居れば、100通りの得意分野があり年齢性別に関係なく、個性がある年齢と経験だけに頼ると、挑戦を怖がり自らを越える力を持った個性は認めなくなるその場所や地位にこだわることでしか自分の自信が固持できない人ほど任せられると何も出来ない、しかし、任せられないと批判しかしない他人と自分で勝手な基準で順位をつけ上の人から言われた事は、間違っていても、取りあえず賛成するしかし、下の人から言われると、どんな話でも受け入れられない小さい水槽の中で、大きく見せながら泳ぐ事しか出来ない事に気が付いていない光を当ててもらえないと、不安になり、嫉妬をし、馬鹿にされたと思い込む自らを大きく見せるために、自慢話をしてみたり、失敗話を決してしない批判を受ける事を極端に怖がり、すぐに感情的になる。かなわない相手には、だんまりを決め込み、逃げる理由と、タイミングを模索する自分自身が求める偶像・・・ 「当たり前と言う基準」で、自分を苦しめ続ける今まで書いたことは・・・・大なり小なり人間は生きていれば、思い、感じることがあるだろう。過去の自分に囚われなけれず、自分がやれる範囲は意外と小さい事に気が付けば、相手を認め、以外に楽に生きて行けるそれは、病になってから気が付いた。Solid State Survivorもがけば余計に苦しくなる。。。 それぞれの中の当たり前の基準がそうさせる。
2009年05月15日
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いよいよ明日、心と身体のセルフメンテナンス講座が開催されます主催者のtomoさんに内容を詳しく聞くと、激しい運動ではないですよ^^心の汗がかけますよ^^とのご回答。。僕も初めて参加します。一緒に参加しませんか??興味がある方はこちらからお問い合わせを!!Solid State Survivorどえらい 楽しみです^^
2009年04月17日
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先日、ご紹介した健康支援ディアスのスーパー保健師Tomoさんが開催する「こころと身体のセルフメンテナンス」セミナーのチラシが届きました^^Solid State Survivor楽しみです^^
2009年04月08日
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4月18日(土)名古屋(詳細の場所はまだ未定です)で、仲間の スーパー保健師tomoさんがセミナーを開催します!!僕も参加予定です。一緒に参加しませんか???細かい事はこちらまでスーパー保健師tomoさんブログSolid State Survivorオヤジの脂(汗)を絞ってみます^^;
2009年04月04日
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今日は早く寝ようと思ったのですが・・何度でも、思い出す光景があるどうしても頭から離れず、起き出してしまいましたがんになり、たくさんの人たちに出会った。「生きる」を「命」を持って教えてくれた仲間をいつも思い出す突然のメールでもいつも楽しく丁寧に返事をくれた、MOMOさん、ブログを通して知り合い、2回お会いする事が出来た、Konoaさん最後は、笑顔でそして涙で硬い握手でお別れしたのが、この世でのお別れでした一度も直接メールや会話をしていない時に、芦屋で僕に向けて歌でメッセージをくれた、蓮さん旅立つ直前まで、枕元に一緒に歩いた写真を飾っていてくれた、虎丸さんまた来年会おうって約束していたよねもっともっともっと沢山の方々に会い、がんになっても諦めずに生きることの大切さを教えてくれた。目を閉じると、たくさんの人たちとの約束が走馬灯のように思い出される。この世に体は無いのかも知れないが、心の中ではいつも一緒だって思う心の中で湧き上がる邪念を、みんなから貰った「感謝」が全てを駆逐していく何度でも・・・ 何度でも・・・・time after time死に真剣に向合うことで、命の強さと尊さを学んだ そして今、澄みわたる気持ちに気が付くSolid State Survivorこれからも、ずっとこんな気持ちで居続けたいね。 Time after time
2009年03月27日
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昔から良く言われた言葉・・あの人も、自分も同じ人間なんだから、出来るはず!人って、得意なところや苦手なところがあるから面白いんだよね^^出来なくて当然!!人と比べるより、自分の個性を認めたほうが良いよね同じことが出来る人がたくさん居るより、凸凹してたほうが楽しいよSolid State Survivorだって、人なんだもん
2009年03月26日
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朝に代替療法のセミナーのお誘いを頂いた。私自身、がん治療の三大治療法だけではなく他の選択肢も期待しているところもあり興味ありありで参加させて頂いた。私の勉強不足の知識では理解するのがやっとのお話も多く「ほほぉ」って感じでした。私が聞いたことのある多くの代替医療が体のバランスを良くする事で、人間本来の抵抗力を引き出す事がポイントに思える。食事を変えたり、規則正しい生活、運動といった部分からメンタルに至るまで・・・・、納得できるところは沢山ある。がん予防とか、がん治療と並行して行う事で、もしかするとすごい治療結果に違いが出てくるのかもしれない。出来る限りで実践したいとは・・ 思うのだが・・サラリーマン家庭には少々ハードルが高い内容も多かったりする・・・もう少しお手軽な方法を紹介していただけると嬉しいなあと、凄く怖い感じがしたのだが、こういった代替療法やその理論の講演会に必ず、「代替療法や民間療法だけでがんを完治した」と豪語される方が発言される。会場内は「抗がん剤はやってはいけない」「放射線は百害だ」「がんの知り合いに、代替療法や民間療法だけにするように諭すことが良い事だ!」って言った感じが、一気に満ち溢れる。。。。ましてや、「これをやれば「がん」で死なない」なんていい始める方も・・・本当に特定の方法を行う事で がんが治るのであればそんな素晴らしい事はないのだが・・・・Solid State Survivor絶対的に素晴らしい代替療法もあると思う。でも誤解して伝わる怖さもある。
2009年03月15日
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今日は朝から、大忙し^^;「前厄の厄払いDay」でした余り信心深くないのですが、周りが「厄は大変だった・・」なんて言っているのを聞いちゃうと、微妙に気になったりする・・・と言う訳で、今日の目標!!午前中にご先祖様のお墓参り2箇所と神社でお払い!!お墓は、一つは県内の田舎で、もう一つはお隣の県!久々にお墓参りをし、「厄払い」を心に願うどころか、「子供がこんなにでかくなりました、ありがとう^^」なんて考えておりました・・・厄払いとは全く関係無く、何故かありがたい気持ちで帰途に着き、帰ったと同時に、近くの神社に電話!!休みは予約なしで、いつでも厄払いOKとのことで、ダッシュで神社に!!この神社は、織田信長が戦勝祈願に来ていたと言われる由緒正しい神社です。受付けのおねーちゃんが、そりゃまた綺麗で、営業スマイルがこれまた可愛い^^;受付でイロイロと書くのですが、かまぼこの板の長いやつにお願いを幾つ書いても良いと言われ、厄除け・病気治る・祈願成就・・・・これ見よがしに、書きまくったのですが、右手の自由が効かないので、子供の落書きのような字で、めちゃくちゃ恥ずかしい・・・・こりゃ読めんだろってな感じでした・・・・・・祈祷までの待合場所に行くと、神主ルックの方と同業者らしき人たちが片隅で大声で何か話しています。何を話しているのかと思えば、「固定資産税の請求が来たんだよ、何とかならんの??」「○○さんにお願いして、△△の申請を□□役所に出して・・」「最近厳しいから、困っているんだよ・・・」15分位だろうか・・・節税について、大論争をしていた。その直後、、、、何事も無かったように、神主が「お待たせしました^^ これから始めさせていただきます」と、穏やかな声で話しかけてきました。このギャップに思わず笑ってしまいました。厳かな雰囲気の中で、どうしても笑いが止まらずバチがあたりそうですわ^^;Solid State Survivor慌しい、厄払いでした^^;
2009年01月31日
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不況の波が直撃している。仕事にもこの先の不安が無いといえばうそになる。今の抱える仕事上の問題点は、別に今始まったことではないのだが先がある程度見通しが出来て居る時に、その問題点は危機感として扱われていた。しかし、周りの状況に巻き込まれていき、心の余裕がなくなってくると、漠然とした不安に変わる実はこんな時こそチャンスなんだけどね^^Solid State Survivor考え方を変えるだけで、同じ状況でもピンチにもチャンスにもなる
2009年01月13日
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寝不足続きでちょっと体調崩し気味でしたが11月30日に開催される、第四回がん患者大集会の打ち合わせに行ってきました。後半の少しですが、中部からのお話をさせていただけそうです。昨年に続き感謝です!今年は、患者サロンの必要性をお話したいと考えています。人と向合ってお話をする事の大切さや、サロンや患者会を均てん化の一部として、行政・医療機関・患者で作って、継続できるように・・・そして、大切なのは地方での開催だけではなく、患者会やサロン間のコミュニケーションの実現が患者や家族の為だけでは無く、間接的になるかも知れませんが医療者の為にもなるって実感しています。話し出すとあれやこれやと盛り上がっちゃうので、短くしようと考え中~今夜はちょっと珍しく緊張^^;Solid State Survivor短い時間で話しきれるかなぁ って心配・・・ ^^;
2008年11月28日
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昨日は自分でも、如何にかしているって思うくらいに気持ちが沈んでいた沢山の方々より心配のメールを頂きました。ご心配おかけしてすいません、ありがとうございました。今日、仕事帰りにU氏にお会いした。自称パソコン音痴のU氏はこのブログは見たことは無いと思います^^;いつも冗舌なU氏 ^^昨日の凹みの原因は一言も言っていないし 全く知らないはずですが・・・見透かしたように、「メッタ切り!!!」 まさにおっしゃるとおりですねぇ 知らないとわ言え、そこまで、豪快に笑い飛ばされると気持ちいいですわSolid State Survivor小さな穴でも、鉄の蓋で閉じてしまえ メタルパッチ
2008年09月26日
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命を見つめる時何かを納得するために・・・・激しく動く心何も出来ない現実に次に襲ってくる底の無い虚無逃れるために情動何かを納得するために・・・・虚無Solid State Survivor命痛は活を薄くする
2008年09月25日
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今日は、岐阜経済大学に講演会を聞きにいってきました鎌田 實先生の講演会です。ご存知の方も多いと思いますが諏訪中央病院の名誉院長の鎌田實先生ですざっと、500名は参加されていたかなぁ~物腰の柔らかい口調で、優しい感じが伝わってきました^^講演後にお話したかったのですが、お忙しい様子でご挨拶も出来ませんでした^^;Solid State Survivor詳しい内容は後日 ^^;
2008年09月06日
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今日は久々に、浮腫んだ右腕が痛い・・・仕事をしていても、パンパンに張った右腕のだるさと痛みが気になって集中できないし・・・手術で右の脇の下を、随分と抉り取ったのでリンパの流れが悪いようで手術痕も鈍痛が続く・・・浮腫みが酷い今日は、右ひじの少し先を指で押さえると、凹んだままになって戻ってこないんです^^;テンピュール(だっけ?)の枕みたいな状態で、自分の右腕ながら気持ち悪い。家に帰ってから、放射線の後遺症が出る前につけていた、キツメのサポーターを出してきて、右腕につけているのですが 相当浮腫んでいるのか、更に鈍痛が酷くなった。暫く様子見かなぁ・・・ 10月は定期精密検査の月・・・ ちょっとブルー・・・Solid State Survivorでも、上手くお付き合いしないとね~
2008年09月03日
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今日は、第3回岐阜在宅ホスピス研究会の会合に参加してきました。地域の多職種の連携を深め、在宅ホスピスについて考えていこうという趣旨でした今までは、在宅ホスピスといえば志がある医師が個別に行っているイメージがありましたが今回は、医師だけではなく看護師、ケアマネージャ、薬剤師、病院連携といった沢山の立場の方々のお話が聞けた。以前、「チームオンコロジー.COM」に参加した時も職種を越えたチーム医療を広めるための勉強会をしていました。今回も地域で職種を越えたチーム医療を広げて行く事の大切さが前面に出ていました。同じゴールに向けてそれぞれの場所で、動きが始まっていることが嬉しかった患者として、興味深かったのが退院の時に、病院スタッフと地域の医療スタッフと患者でカンファレンスを行っていたと・・全ての患者に此処までの事を出来るのかはまだ先のことかもしれないが、現実に、今 始まって居ること言う事が本当に嬉しかった。ただ、医療者だけで、患者と家族の心に向合うだけではなく、患者OBや家族OBが、カンファレンス等に参加することで更に患者に近い、心の医療に向合える気がした。Solid State Survivorいつも、チャンスを与えてくれる S看護師さんに感謝です
2008年08月30日
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偶然と言えないことが続いている。怖いくらい・・・退院してから、何かが違う今まででは、不可能だって思っていたことが、にわかに現実になることがある。最初は、だれも相手にしない事でも、ずっと言っているといつの間にか、実現に向けて流れ出す。圧倒的な救世主が現れるわけではないが、色々なパワーを持った人たちが集まってきて、自然に流れ出す。仕事もそうだった。そして、今、また小さい流れを感じるようになってきた。今年に入って、NPO法人の理事になり、がん患者の人たちが、「自分らしく生きる場所」を作るためにリレーフォーライフに向けた活動常設の患者サロンの開設がん患者の駆け込み寺となる、クリニックの開設 を目指して少しずつですが、活動をしてきた。今年の初めは、どんな話をしても、あまり真剣に聞いて貰えないことが多かったが最近は、沢山の協力者が出来たり僕とお話してもらえる事がありえない位の素晴らしい各分野の専門家の方々との出会いがある。今日も、ある議員さんとお話する時間を頂いた。近い未来に、更なる大きな出会いに繋がる予感がする一体どうなっているんだろう。まだ、ここで具体的な事は書くことが出来ないのですが、近いうちに・・・ ですSolid State Survivor想いが人を呼ぶ、人が集まって力を生む、そして力が流れを作り出す。
2008年08月23日
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最近、「がん」と言う言葉を毎日のように発している僕もがん患者なのですが、毎日毎日「がん」と言う言葉を口に出している今日、傾聴の会に参加してきましたが、とある大学の学生さんが参加されていた「ホスピスケア」についての卒業論文をテーマにしたとの事なんで、「がん」についてをテーマにしたかとの質問に、母親を「がん」で亡くしたと・・・ しかも39歳だったと・・だからテーマに選んだのですと・・・・僕も今、39歳です。 まだ小さい子供を置いて自分の命を終える現実を受け入れる事って、どんなことか・・・痛いくらいに重い。僕も同じ悩みに直面したことがある。学生さんが可哀想だとは思えなかった。それ以上に、母親の気持ちのほうが解る気がする。多分、学生さんの母親は空から見ているだろうそして、子供が命について、真剣に向合っている事を喜んでいると思う。Solid State Survivor僕の子供が、命に向合ってくれたら、嬉しいと思うから・・・・
2008年08月09日
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前回から引き続き、「チームオンコロジー.Com」の勉強会から ~昨日の午後から、参加者が4チームに別れ、模擬カンファレンスが始まった医療の素人にとって、模擬患者に設定された病状と背景に沿ってどういった治療がいいのかを、話し合う場は物凄く新鮮だった。しかし、参加した方に「いつもこんな感じなんですか?」と聞くと「全く違う、こうしたいから頑張っている」との答え・・・ ^^;今日の朝から、各チームのカンファレンスの発表会が行われた医療者の方々も、しがらみや矛盾の中で、仕事に忙殺されているのだろう・・・自分の想いを、模擬カンファレンスにぶつけているんだろう・・・みなさん真剣だった。病院は「士農工商」の世界だって、いまだに聞くが、この場所では感じなかった。全ての人から「考える」「考えに従って行動する」「理解者・仲間を増やす」といった熱意が伝わってきた。チーム医療といわれ、「チーム」という器だけを作っている施設は多いと思うが、ここまで「考えるチーム」医療をしている施設はいくつあるのだろう・・・患者のためにも、広がって行って欲しい。そして、僕達患者にも出来る事があるはず今、我々が、やっていることは、同じ方向を向いている自信が出来た患者が患者同士で、助け合う活動、患者が困った時に対処できる場所、患者が思い出を作れる場所を作りたい。リレーフォーライフや患者サロン、生き方を患者同士で共有すること。何かを達成するために、真剣に取り組む事は、がん患者にとって「生きる事」を「活きる事」に変える事ができる。人間は、何かを失う代わりに、その等価の安心を求めるがん治療と言う、高い壁にぶち当たった時に、治療の選択や自分の人生の選択をしなければならない時に、既に選択をした経験者が目の前に居ると、治療後のイメージが明確になり、少しでも手助けになるだろう。患者と医療者と行政が同じ方向を向けば、必ず変わる。ただ、これは患者として医療者の皆様に忘れないで欲しいお願いです・「チーム医療」は責任をチームの人数分で割るのではなく、人数分×nになる事・患者の選択には、どの方法を選択しても必ず何らかの「後悔」はあります。・医療者が、より元気でやりがいを持って接してくれる事が患者には必要なんです。Solid State Survivor参加された150人の中の半分は「がん」になります。そして50人はがんでなくなります。
2008年07月27日
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ありふれた日常・・・・物事の優劣は、小さい囲いの中の相対評価で決まり組織のルールと言う、意味の無い決まりの束縛を受け良し悪しは、バランスで決まり不毛な会議を重ね閉塞感にもがきながら疑心暗鬼が生ずるサラリーマンな毎日ともすれば、自分ががん患者だって忘れそうな時もある告知を受けた時、治療法の選択をしなければいけない時、入院前の未来を諦めないといけない時、入院治療中の毎日の出来事、抗がん剤の苦しさ、生きることを諦めようとしたとき思い出すと、心に何かが突き刺さる…Solid State Survivorしかし、生きている今が、Golden Days
2008年06月17日
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今日は四半期恒例の、精密検査の日でした。退院してから8回目の検査でしたが、いまだに慣れませんね病院の駐車場に着くと、自分が入院していた病室を見上げてしまう・・ 悪い癖ですただ、慣れた事といえば、MRIの喧しい中で爆睡出来ますね~MRIの単純と造影をやると、そこそこ時間がかかるんですよね体中縛られて、機械の中に入る前に、ヘッドフォンをしてくれてゆったりした音楽が流れているのですが、知った曲だと歌っちゃおうかなんて思えたりします。今日はMRI中に、自分のイビキで目が覚めました^^;MRIより自分のイビキのほうが、うるさいのか?????Solid State SurvivorライオンがMRIを受けた感じでしょうかね・・
2008年06月09日
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まず、コメントを頂きましたHARUさんへコメントのお返事を書かせて頂きました。昨日と一昨日のコメント欄を見て下さいね^^今日は、久々に仕事仲間と本格的な飲み会に参加してきました~お世辞にも若者とは言い難い人が多いのですが、ローカルネタで異様な位に盛り上がり、大笑いの飲み会でした楽しかったのに、帰りの電車の中で「ふっと」寂しくなりました酔いが醒めたのもあると思いますが、夏の夜の花火を見た後のような感じ・・・・あんなに楽しかったのにね・・・Solid State Survivorまだまだ、一人は苦手のようで・・・・・・・
2008年05月29日
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多分、一人だったら生きることを諦めていただろうそして、沢山の恨みと苦しみを残しただけだっただろう誰かから必要とされること、そして愛を感じたとき不思議な力が湧いてくる。人は人によって、深い傷を負うことがあるが、人によって生かされる事もあるんだねSolid State Survivor一人じゃないから、立ち上がれる!!
2008年04月03日
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今日は、世間はお休みですが・・朝一で、会社で打ち合わせ・・昼一からは、仲間の「まるこ」さんと、名古屋市の「市民がん医療講演会」に参加してきました。「がん治療における放射線治療の役割」というお題で、愛知県がんセンターの名誉会長である森田皓三先生が「放射線」について分かりやすくお話を頂きました。以前とは随分と違う最新の治療についてお話いただきました。粒子線を利用した、放射線の機器が数年先に名古屋市に設置されるとの事でした一日も早い稼動を期待します!しかし、僕の軟部腫瘍は放射線治療には向いていないとのお話・・年間の事例も少なくて、難治性・・ まさか此処に、難治性の患者が居るとは思っていないんだろうなぁ・・で次は、アグネス・チャンさんの講演を聴きました。流石プロですねぇ 話が上手い!!!ボランティアの原点や、アグネス・チャンさん自身のがん体験など盛り沢山の内容でした。しかし、参加されている方々は、ほとんどが高齢者の方々ばかり・・若い方々や、働き盛りの方々も同じように参加して頂きたいと思います開催の告知の方法や働きかけの方法を考えて、もっと色んな年代の方々に聞いていただけるようにすることが、早期発見の第一歩じゃないかなぁって思ってみたり^^;ニコさん、入場はがきを譲っていただいてありがとう。ちなみに、夜からは、岐阜で「テリーフォックス・ラン」の実行委員会に参加してきました休みも心地よく忙しいです。Solid State Survivor今日はこれにて、寝ます
2008年03月20日
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岐阜も少しずつ、日差しが柔らかくなってきました。まだまだ風は冷たいのですが、日の暖かさを感じるようになってきました。日向に居ると、暖かく感じるときもあります。しかし日陰に入ると、寒さを感じるときもあります。たった一歩の違いで、暖かさを感じたり、寒さしか感じられなかったりします気持ちも同じかなって思う心も日陰でじっとしていると、寒さしか感じる事が出来ないでも一歩だけ動いてみると、暖かい光を感じる事もできる。今、仕事が厳しい状態ですが、そこだけ見ていると気持ちも寒さとに震える身体と同じで、動くことが出来なくなってしまうけど僕には、日向が見える。同じがんで苦しむ人たちのために、小さくても、出来ることを行動にする傷ついても、苦しくても、痛くても、認められなくとも、暖かい日向が見えるときには、気持ちは大丈夫!!Solid State Survivor闇しか見えない時こそ、勇気を持って一歩だけ動いてみよう。必ず暖かい光が見える
2008年03月05日
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昨日は、10時から15時まで、ボランティアに行って来た。ぎふホスピスケアをすすめる会の「がん相談窓口」で相談員もどきをした。他の相談員と言えば・・ ホスピスの医師、看護師、看護師OB、看護学生(と言っても僕よりお姉さんだと思います^^; スイマセン)僕だけ普通の「オッサン」です^^;で、相談コーナーにある女性がやって来た、60歳代位だろうか・・スキルス胃がんで胃全摘をされたそうだ。言葉少なに、ご自分の事をお話された。食事の事、家族の事、これからの命の不安、流石に百戦錬磨の皆様は上手いもんだ上手に相談に来られた方がお話しやすい雰囲気を作り出す。僕には到底及ばない力だ!ひとしきりお話を伺った後、百戦錬磨の皆様が一人抜け・・ 二人抜け・・・気が付いたら、僕だけになってしまった・・ 正直焦った言葉に困った僕は、自分の闘病の話をした。治療や生活の辛さを人に伝えようとすればするほど、それは伝わらないし自分のストレスとなる事。気が付いたら孤独になってしまう事・・・その女性は「その通りなんです・・ 涙が出てきそうです・・・」とポツリとつぶやいた。そして女性は「何が不安で何をすれば分からないんです・・・」と付け加えた僕も治療後に同じ感覚を持ったことがある。漠然とした不安の中で、もがいていた時期があった。ただ、僕は沢山の仲間に出会って、僕自身の存在を認めてもらえる事が嬉しかった。がんになっても出来る事があると言う事が僕の中で生きる自信と言う形となって、湧き出てきた事を思い出す。多分、女性は話がしたかったよりも、痛みを分かる人を探しに来たんだろうそんな気がした。僕にも出来る事が、まだあるんだな・・・Solid State Survivor言葉にする事よりも、心が伝わる事もある
2008年01月28日
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年末年始の連休と言うのは、なぜ何時もこんなに早く終わってしまうのでしょうね大掃除と言っても、換気扇の掃除と風呂掃除くらいしかしてないし^^;毎日、子供と大騒ぎして終わってしまった感じです~でもって、連休最終日は、愛知県女性総合センター「ウィルあいち」ホールで開催される 「2008年ニューイヤーチャリティーコンサート」「がん患者と病理医のコミュニケーションを推進する会」を支援するイベントにボラ参加してきます。また新しい出会いがありそうで、楽しみですちなみに、入場無料で11時開始ですので、お時間がある方は、覗いてみてください^^明日は、早いので今日は寝ます~Solid State Survivor楽しみが一つ増えました
2008年01月05日
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とにかく、腕が痛い寝転んでいても、横を向いても、腕を挙げても、マッサージをしても痛み止めを飲んでも、風呂に長く漬かってダシを出しても、指先は感覚がほとんど無いのに針が刺さったように痛み、二の腕は神経を引っ張られているように痛み、腕の付け根は鈍い痛みがする・・・常に痛み続けると、気持ち悪くなる・・・こんな調子で、会社に行ったものの、何も出来なくて・・・再発の不安が、頭をよぎる今までに経験したことの無い痛み方と長さだ痛みに耐えていると、こんな事を言われた「誰だって明日、事故にあって死ぬかもしれないから、みんな死ぬリスクは同じだ」ここまでは、思いっきり「励まし」と思えたとしても続いて・・・「知り合いの、○○さんは”がん”で少し前に亡くなってねぇ~ そういえば、△△さんの親もがんで亡くなったかと思えば、次は□□さんの 親もがんで逝っちゃってね・・・・・」挙句には「××さんは、歩いていたら、車に後ろからはねられて、重症を負って会社辞めたんだよ」「悲惨だね・・可哀想だね・・ 明日は何が起こるか分からないよねぇ」「それに比べたら、カルボさんは、まだ・・・・」本人は全く悪気もなく、「悲惨で可哀想」な話をし続けている。。。。この人は、今まで相当に幸せだったんだろうな・・Solid State Survivor無神経なのも、幸せな生き方なのだろうか?僕には、彼のほうが「悲惨で可哀想」に思えた
2007年12月03日
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今日は、岐阜県のH市での市民会館で開催されたイベントに「ぎふホスピスケアをすすめる会」が出展されると言うことで展示のお手伝いで参加してきました。会場全体が手作り感一杯のイベントでしたが、その中で「びわの葉灸」のコーナーがありました^^「無料」の文字に引かれて、体験してきちゃいましたTシャツになって、右腕に灸をしていただいたのですが15分くらいでしたが、微妙に痺れが和らいだ感じでした思わず「おお~」と声が出てしまいまう位にいい感じで家の近場で灸をしてくれるところを探そうと思います。Solid State Survivor夜になったら、元に戻ってますが^^;
2007年11月25日
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ここ数日、右手の自由が利かなくなってきた痺れが確実に進んでいる3日前位から箸が上手く使えない状態だ文字は、更に書けなくなっている小指と薬指は既にほとんど感覚がない右腕を上に挙げると、脇の下から指先まで、電気が走ったように痛む寒くなってきたのが原因だとも思えない・・去年の冬はこんなに痺れていなかった。。。抗がん剤の副作用のときのようだSolid State Survivorとうとう来たかのか?
2007年11月24日
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今、考える。この世で与えられた時間の中で、やらなければいけない事がぼんやりとだけど、分かってきた気がする。ヒトリではたいした事は出来ないどうすれば出来るのかも分からない考える考えるがんになって、厳しい治療をした、障害が右腕に残った、そして社会復帰した人に裏切られ、人に助けられ、病気になる前とは考え方が随分と変わった。そして、今考える・・同じ苦しみを感じている人たちの為に、小さいことでいい少しでも役に立ちたい。ずっと考え、同じ事を色んな人に話してきた。今、その想いに共感していただける人たちが、ゆっくりですが増えてきた気がする。今の仕事は、正直僕でなくても出来る。休職を14ヶ月して現場復帰したときに思ったでも、この想いを伝えていくことは、今の仕事のように、誰でも代わりが居るものとは違うような気がする。Solid State Survivor願い続けることで、道が開けてきた気がする
2007年11月18日
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ここ数日は、気分浮き沈みが激しい・・ただ、心から笑えていない事は確かだ右腕の痺れが随分と酷くなってきたんです。メチコバールを飲んでますが、中指、薬指、小指の感覚が日に日に悪くなっていくのが判る。今日は、仕事でキーボードを打つのも辛い・・自分の指なのに、言うことを聞いてくれないんです小銭を持つのも、かなり怪しい・・ノートに書いたメモも、自分でも判別できない文字だし・・正直気になって、仕事も手につかない有様です来月はまた、定期検査です。ここ1ヶ月で随分と痺れが酷くなってきたちょっと心配ですが・・・もし、再発だったら・・ もう一度戦えるのか???孤独と絶望と戦えるのか?副作用よりも、手術の痛みよりも、あの頃のように、生きる意味を見失って、不安と絶望と焦りの中で、帰る場所の無い孤独の戦いを、強いられるのなら・・せめて・・・・なんて 考えちゃいます。Solid State Survivorせめて・・ 人らしく・・・ 僕のブレない祈りです
2007年11月08日
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今、心は元気ですか?僕は今、仕事環境の変化に伴う人間関係や信頼関係について、壁にぶつかっています。その為でしょうか・・入院中の苦しかった時に何を考えていたのかを思い出してしまう・・・入院中に自分の心を平常に保つためだけに思っていた、イメージを、今もよくしています。 自分の心の中のモヤモヤした部分を集めてきて、切り取って、丸くして、 カタマリにして口から出して、しっかりと壁にくっつける、、、 そして、気持ちが楽になったと自分に言い聞かせる。。。こんなイメージをいつもしていました。生きるためではなく、今をただ耐えるだけの為に・・・絶望と、死と、孤独と、悲しみ、恐怖・・・心のダメージがどうしようも無くなった時に、考えていました。心の苦しい部分を切り取って、ここに置いて行くって感じです・・・次にしていたことは、元気な頃の自分と今の自分を比べ無い事決して以前には戻れない、戻ろうと考え無い事、すなわち、全てについて、比べ無い事生きる歯車は上手く回り始めると、いつの間にか変な欲と期待が生まれる現実を再認識した時、また心の傷が増える。期待しない事が平常心で過ごせる「こつ」だって身に染みた事を、思い出すそして、愛情を超えるのは、恨む気持ちだと分かった時・・・・それは、情が深いほど、それが、恨みや憎しみに変わった時には情の深かった何倍もの恨みが自分を襲ってくるって分かった・・・・でも、恨みからは、何も生まれない。。。恨む事で自分が惨めになるだけだったいつの間にか、情から自分を遠ざける事を考えていた。そんな中、たどり着いた心の居場所が今の生きる原点になった気がする。もう一度、感じ直してみよう・・Solid State Survivor自分らしい明日を迎える事に、感謝ができるように。今日は一段と支離滅裂なブログですねぇ~^^; ← 自分で言うな!!でも正直な気持ちを、ここに書くことで何かが見つかりそうで・・・読み流してくださいね・・
2007年10月15日
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明日、夕方から読売新聞の記者さんとお話をする予定です僕のがんの経験と、リレーフォーライフの思いを出来るだけ伝えたいと思います。悩んでいる人の力になれれば・・そんな感じです
2007年08月21日
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今だから、この想いを綴ってみようと思います僕は、右腋下のユーイング肉腫(PNET)患者です大学病院で創立以来、2例目の特殊事例だそうで・・ステージ3、クラス5、転移再発リスク特盛ツユダクです入院中に、何度も面会謝絶になり、無菌化して隔離生活を送っていましたなぜ自分が・・なぜ今・・僕の人生これで終わりなの?・・治療方針は右腕切断?・・抗がん剤は多分効果がないと思われる・・仕事はどうしよう・・・生活費はどうしよう・・10ヶ月の入院で、収入も無く貯金も底を着いた・・親の顔を子供が覚えてくれているのかなぁ・・何で末期がんなのに、苦しい抗がん剤に耐えないといけないの・・携帯電話も開けないほど苦しい、副作用・・・どうせ治らないのなら、殺して欲しいと、主治医に泣きついた・・莫大な医療費はどうしよう・・かみさんと喧嘩ばかり増えて、しまいには 「帰ってこないで」 って・・末梢神経障害の上に、右腕切断しろって・・もう何ヶ月も、子供にも会っていない・・死ぬ不安より、生きることが苦しかった・・誰にも伝えられない無力感・・子供の寝顔に、「ごめんな」と言うしかない無力の自分父親に、「先に死んじゃうけど、ごめんな」って言った限界の気持ち正月の外泊にかみさんが迎えに来てもらえず、会社の同僚に頼んだ・・外泊で家に帰ると、誰も居なかった・・ 子供が遊んだおもちゃだけがそのままあった年末年始子供に会えるかも知れないと、ずっと一人で家にいた・・ 「あけましておめでとう」に腹が立った・・副作用で、手先の感覚が無いなか、食事さえ上手に食べられず、一人ですごす寂しさ・・真剣に死ぬことを、望んだ・・ 生きることが苦しかった・・自殺未遂を2回した・・ 意識が遠くなる時に「楽になれる」って安堵感があった・・これが、現実だと思ったDVDに子供あての遺言DVDを一人撮影した帰院したある日、かみさんから病室で離婚届を貰った数ヶ月ぶりに母親から携帯に連絡が入った、いきなり「あなたの医療費は肩代わりできないよ、知らないからね」と・・ 母親も冷たいものだ・・生きる意味も分からない、退院してもかえる場所もない退院しても、本当に一人で居なければいけない恐怖が凄かった・・・末梢神経障害で物がもてなくて、足先も痺れて歩けない状態・・ 一人で生きていけるのか?・・副作用が強すぎて、コーヒーも買いに行けない、ごみ捨ても行けない・・・自分が不幸だって思えない程、気持ちが追い込まれていた・・いつも、窓から眺める雲ばかり見ていた・・夏も暑さも、秋の風も、冬の寒さも、春の日差しも感じられなかった・・何も考えない、感じない、期待しないことが、入院中に出来た最大の努力だった楽に死ねることばかり考えていた平常心を保つためには、誰かと比較しない事・・平常心を保つためには、競争しないい事・・平常心を保つためには、欲を捨てること・・誰かに期待すれば裏切られること・・ガンの苦しみは、健康な人には分かってもらえ無い事・・薬剤師から体力が続くうちは、抗がん剤が使えますよって 無くなったら死ぬだけ?・・赤い液体のアドリアマイシンが体に入ってくるときの、点滴チューブ・・髪の毛が全て抜けた瞬間に再認識した、自分が、がん患者だって・・手術の痛み・・右腕を温存した、再発リスクの恐怖・・今でも、死ぬことより、入院したときの、孤独のほうが怖い・・・退院して復職後は、無理をしても健常者と同じ事をしなければならない・・社会の競争で、生き抜くために、恐怖と不安の中で戦うしかない・・心の逃げ場がない・・僕の戦いは、生きることではなく、人並みに給料を稼ぎ、子供を育てること・・仕事のプレッシャーに加え、思うように動いてくれない体と、一生、生きていくと言う重荷・・沢山の不安がある入院中、僕は病室に持ち込んだノートパソコンとエアーエッジで、同病の方々のホームページを眺めていたその中で、リレーフォーライフを知った。ガン患者を理解してくれる仲間が居る、そして戦っているのは、自分だけじゃないって・・・・そして、命を繋いでくれたのは医療機関の方々です (感謝です!!!)そして、リレーフォーライフでお会いした方々には、生きる力と希望を貰った。一人じゃなかったんだよ!!!!だから、僕は今ここにいる。僕の入院中の選択枝は、自ら死ぬか、孤独と不安と無力感を耐えて生きるかの選択肢しかなかったけどリレーフォーライフに参加して、本当の人の優しさを感じた初めてお会いする方々とお話しましたが、自分に近い心の状態の方も沢山いたリレーフォーライフは僕にとって、生きるための起爆剤です一般的に、沢山の人が集まると、ルールが出来て、想いの違いが出来て、派閥が出来て、利害関係が出来て・・リレーフォーライフって何だろう・・・今だからこそ原点に戻ろう、リレーフォーライフは人の為だけでは無く、自分の為である事だよねリレーフォーライフって大切だって、素直に感じました。「がん」って、特別の事じゃないんです、明日、あなたや、あなたの愛する家族、仕事仲間全ての方に起こりえるんです!!Solid State Survivor 生き方を教えてくれたのは、大切な、仲間なんです
2007年08月05日
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今、午前1時45分です夜更かし大好きのカルボです隣の部屋で子供たちが寝ています11歳と5歳の子供たちです何故か、同じ体勢で寝ていますいつもの事とはいえ、思わず笑ってしまいます。上の子供は、最近 ムーディー勝山がマイブームのようです先日、修学旅行で京都と奈良に行くときに、お金払うから、土産に焼酎を買ってきてくれと言い続けたら、怒られました^^宿題の感想文は「大きい文字で書けば簡単に書けるよ~」なんて悪知恵が働くようになってきました。子供は、よく笑います。下の子供は、最近 恐竜とポケモンがマイブームのようですややこしい恐竜の名前や、ポケモンの名前は、詳しいのに曜日の感覚がなく、毎日幼稚園に行きたがっています。たまに、仕事から早く帰ると、走ってお迎えにきてくれます。いろんな言葉を覚えたようで、時折、子供らしからぬ話をしたりしますそれが面白くて^^子供は、いつも笑っています。起きている時間は、動物園のような騒がしさです寝ると、違う世界の如く静かになります・・とにかく子供は面白い正直で、悪賢くて、笑って、泣いて、いたずらして、食べて、怒って・・・・とにかく子供は面白い今、在籍している会社は、来年の10月に上場する計画なのですが数年前に、ボーナスの一部を株で支給されました。その当時は嬉しくなかったのですが、今になって、上場なんて話・・・先ほどまで、グループ会社の偉い人と話していたのですが、偉い人の「上場するとカルボ君の株が化けるな 楽しみだねぇ~」の一言に、とっさに、「僕は子供への置き土産です 入院で全財産を使ってしまったので、 そのくらいしか残せないんですよ」と答えました。ちょっと寂しかった
2007年06月26日
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またまた更新をサボっていました・・毎度毎度、3日坊主の連続で・・・っていうか、この一ヶ月 今までに無いくらいに出張三昧ですこの田舎者を、江戸に大坂に京の都に・・・地獄の日帰り、タッチアンドゴーの繰り返し・・江戸、江戸、名古屋(会社)、大坂、京・・・道に迷うわ、新幹線の終電ダッシュなんて日々の繰り返し・・足は攣るわ、体の疲れが取れずにシンドイわで、少々お疲れです・・何で江戸の駅はあんなに広いのだろう新幹線を降りてから、駅の構内を450m歩きましょうってまいったなぁ~~乗り換え看板を見失ったときの、どきどき感はたまりません田舎者に優しくしてほしいなぁ~ 少しだけ今週も水曜日が木更津で木曜日が銀座・・・両日日帰りぃ末梢神経障害の足がシンドイんですが・・・来週の12日には退院後の12ヶ月点検です14日は結果が分かるタリウムシンチ MRI CT なかなかのメニューですなぁ最近、体が異常にシンドイ・・ 以前にもこんな時期があったなぁ・・気が付いたら、ガンだった6月16日にCPSP仲間の偲ぶ会がある必ず参加です。この日は仕事なんかしないよ!!!!中部方面から参加する方、ご一緒にいきませんか?
2007年06月04日
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「生きる」たった3文字の言葉決して一人では出来ないことこの中に、色んな思いがある僕の「この世」には沢山の仲間がいる家族、古い友人、新しい友人、仕事仲間、CPSPの仲間・・・・・・・・沢山の仲間たち一緒に生きている、今の時を生きている今、一緒に歩いている今、一緒に笑っている今、一緒に泣いている今、一緒に考えている今、一緒に迷っている今、一緒に願っている今、一緒に叫んでいる今、一緒に怒っている今、一緒に想っている今、一緒に苦しんでいる今、一緒に楽しんでいるそして・・・今、一緒に感じている なんて素晴らしいんだろう強くなければ生きていけない、 優しくなければ生きていく資格が無い
2006年10月05日
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今日は、下の子供の運動会でした晴れわたる空の中、さわやかな空気の中で行われました。一年前の今頃は抗がん剤の真っ最中で、何とか来年の運動会までは生きていたいと思ったものです一歩も病室から出られない状態で、高い空ばかり眺めていました・・・子供には、来年の運動会には必ず一緒に行こうと、約束をしていました何とかそれは果たせました。運動場を元気に走り回る、子供をみて胸が一杯になりましたこの感覚を来年も再来年も感じることが出来るのだろうか・・・気合半分、不安半分ってところです
2006年09月30日
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下の子供(4歳)がテレビを見ている横でPCを広げていました。すると突然、子供が叫びます・・「すっげー でっけぇ」(もしかしたら方言??)「でぶっちょぉぉぉぉ!!」「パパみてよぉ」「すっげー パパよりもデブッチョだぁ」「見て見て!! パパよりも凄いよぉ」何を言っているのかと思い、ふと テレビ画面を見るとKONISIKIさんがテレビに出ています・・・・おいおい俺は元力士じゃない!!!!しかもまだ70キロ台だ!!!!!確かに昔は80キロ台後半だったときもあるが、元関取と比較されると微妙だまったくどんな感性なんだ、うちの息子は・・・
2006年09月24日
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今日はやっぱり一日寝込んでました^^;金曜に仕事、土曜日に運動会、さすがに今日はダウンでした雨に打たれていたせいなのか、風邪がぶり返してきた感じです昨日はテーブルやら何やら運んでいたためか、右腕の手術跡が疼きますとりあえず寝ます・・次は9月30日に下の子供の幼稚園の運動会だ!!!!
2006年09月17日
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CTとMRIの検査が終了しました。いよいよ明日、結果発表です風邪をもらったみたいで、昨晩から熱が38度の後半キープって感じです・・喉の痛みと、鼻水が大変です検査中も熱がありフラフラしながら一日過ごしましたおかげで緊張する暇もない感じです^^;とりあえず今日は寝るとするか
2006年09月13日
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またまた明日、仕事に行ってきます!明後日は、退院3ヶ月目の初精密検査Day木曜日は診察Day金曜日はまた会社の予定・・ 若い衆の面接を行う予定です^^; 1年間も休職しているのに何を面接すればいいのかなぁ~土曜日は上の子供の運動会・・・ 早朝から場所取りのようです^^;っていうか、検査で引っかかったらどうするんだろうなぁ~何もないといいんだけどなぁ~不安いっぱいです入院中に主治医が言っていた、「このガンは、転移再発したら、社会復帰はかなり難しいんだよね~」の一言が今も重くのしかかる
2006年09月11日
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今日も蒸し暑い一日でした僕の住んでいる岐阜は特に蒸し暑い・・でも、夜は随分と涼しくなってきた。虫の鳴き声もメッキリ秋の雰囲気になってきた。今夜も夜空には、綺麗な月が出ている。こんなに、秋の夜空を眺めた事も久しぶりに思える健康な時には特に気にしたことも無かったなぁ・・季節の変わっていくのを、体で感じられる幸せこんな日もたまにはいいなぁ
2006年09月09日
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明後日の9月2日に日本で最初の「リレー・フォー・ライフ」が行われます。僕は明日から「つくば」に行きます。CPSPの皆さんはじめ、色々な方にお会いできるのが楽しみです。がんの撲滅の為に何か出来ること・・自分が出来ること・・・小さなことからでも・・・楽しみです。岐阜から車で移動します。だいたい片道500キロ、安全運転で行ってきます!!このブログを見ていただいている方で、もし「つくば」に近い方が見えましたら是非、9月2日に「RFL」をのぞきに来て下さい^^;当日参加もOKです!!
2006年08月31日
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子供はホントに正直だ・・・今日、子供がこんな話をしていた上の子 「スズメバチって黒いところを目指して飛んでくるから気をつけないとねぇ」下の子 「パパは良いね。ハゲだから、安心だねぇ」少しは生えてきてるんだけどなぁ・・・・・・昼寝をしていると、二人そろって、頭を触りに来ます。「ふわふわしてて、気持ち良いね、パパの頭」余計なお世話です。そのうち、頭をぺちぺち叩いて、「あははははぁ」と大笑い少しは気を使えよ・・・下の子と風呂に入るときには、「パパの毛(チ○毛)だいぶん生えてきたねぇ」だって・・・大人ですから・・・本当に子供は正直だ・・・
2006年08月04日
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チョイデブ(かなぁ・・)には、かなりキツイ季節になってきました。エアコンなしの状態では、座っているだけで、汗がたれて来ます^^;スキンヘッドからは滝のように汗が流れてくるので、鉢巻をして日頃から生活しています約1年間、温度差がほとんどない病室で生活していたので、今年の夏はいつもより暑さを感じるようです。ですが。。。高熱が出ても、どんなに暑い季節でも。。。。食欲だけは減らないんですよ・・・今年も毎年恒例の「夏太り」かぁ秋になれば、毎年恒例の「秋太り」です・・・・
2006年08月02日
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人はいつか死にます。僕自身も覚悟は出来ています。その時期が、少し早いか遅いのかが違うだけ、ただそれだけです。ガンになってから、よく考えます。自分には何が残せるのだろう。きっと、こんな事を大真面目に考えられるのは、ガンになったからでしょう。健康な時期には漠然としか、考えなかった事です。昔、まだ健康な頃、何人かと、うちの社長と呑んだ席にこんな質問をされました。「人は、生きているうちに何が残せると思う?」その時の答えは、3位 お金2位 名声・名誉1位 人(子供を作るという意味ではなく、人を育てるという意味です 一応・・)でした。今、同じ質問をされたら、同じ事を答えるでしょう。お金は確かに必要です。残された者としてはこれが一番必要かも知れません名声や名誉は自己満足として必要なのかも知れませんしかし、子供たちにもには、お金や名声よりも、大きくなったときに、一人で生きて行ける様に、世間の荒波を乗り越えて行ける様に、強く優しい人に育って欲しいと考えると、本当に残さないといけないものは、「想い出」であり、僕の「生き様」であると思う。仕事も同じだ、自分ひとりでは出来る仕事の量は、たいしたものではない。しかし、進むべき方向や、物事の考え方、情熱などの想いを、正しく伝えれば同僚たち一丸となって、素晴らしい結果を残してくれる。仕事上では、僕のチームに10人(休職中に一部入れ替わりがあったので、細かい人数は微妙ですが・・・)居ます。みんな個性の塊で、ある意味楽しいです行動力が抜群の人、ひとつの出来事を複数の見方が出来る人、数字に強い人、ハングリーで何でもチャレンジする人、環境を作ると恐ろしいスピードで仕事をこなす人大きい会議に強い人、未来を具体的にイメージできる人、手元の作業に没頭してしまう人、これから伸びて行くであろう若い人たち、、、、人間は面白い。得意な部分も苦手な部分もみんな違う。だから、お互いを理解し合い、思いやりを持ってベクトルを合わせると、凄まじいマンパワーが生まれる。もし、僕が復職後に中途半端で、この世を去ったとしても、みんなに進むべき方向を残してあげられれば、、、、それが僕の仕事での使命なのかもしれない。自分が自分らしくあること、これが、自分が残せるものなんだろうな・・・
2006年08月01日
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一昨日から、日没後にウォーキングを始めました。今日は朝から、体がキツイです。相当、体力が落ちていたようで、少し歩いただけで、息が上がってしまいます。足、お腹、腰、いたる所が筋肉痛で、大変です。1時間位、早足で歩いているのですが、15分も歩くと、汗が滝のように出てきます結構、沢山の人が、夜の散歩をしているようで色んな人とすれ違うのですが、スキンヘッドでオレンジ色のTシャツで半ズボンで息が上がって、汗が噴出している状態なので、みんな近くに来ると避けてくれるので自分の思うように歩けるのは、ちょっと楽かぁなんて思ってます。(^^;ある意味、丘に上がった海坊主みたいでしょうね・・・退院したときには70キロだった体重が今や、78キロ・・・1ヶ月8キロ増えました・・ どうも抗がん剤ダイエットも失敗のようですので違う意味でも、体を動かさないと「カナリヤバイ」って感じです。(^^;)
2006年07月28日
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