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来週は、1週間秋休み。スクールホリデーの前の日の1時間目はいつも、「Gottesdienst」と呼ばれる「ミサ」になる。しかし、自由参加なので、うちの子供達は参加しないことが多い。
惠子は、学校から帰ってくるなり(私がドアを開けてあげた)、私にノートを突き出し、「ママ、見て!水曜日のラテン語の単語のテスト、満点だった!」とうれしそうに報告してくれた。ラテン語のテストの前日は、単語の活用をお経のように唱えて、「どうしよう、テスト・・」とすごく心配していたので、よほどうれしかったのだろう。でも、ドアを開けるなり、私にノートを突き出したということは、ノートを手に持ったまま、帰ってきたのだろうか?途中でノートを開きながら一人でほくそえんでいたとしたら、不気味な子って思われたかもね。
賢浩は、帰ってくるなり、「僕、インターネットをしなくちゃいけないんだ!」と言った。グループでプレゼンテーションをすることになり、賢浩たちは、「鹿」について発表しなくてはいけないのだそうだ。それで、「Blinde Kuh」という子供向けの学習サイトがあるそうで、それを利用して調べなさい、と言われたらしい。月曜日に同じグループの子と打ち合わせをする約束をしていたので、それまでに調べなくてはいけないと言った。賢浩にはインターネットへの接続方法を教えていないので、私がセットしてあげた。
1時間ほどして、様子を見に行ったら、賢浩が、さっと、スクリーンの画面を変えた。履歴が残るということを知らないようだ。履歴をさかのぼって、「こんなのを見ていたのね?」と問い詰めた。友達の家で、よくコンピューターゲームをしているようなのだが、そのサイトにアクセスしていた。しかし、アクセス番号が必要なサイトもあったようで、友達の家でしたようにはゲームを開けず、いろいろなサイトにアクセスしたようだった。中には、怪しげなサイトもあり、「あー、これが、よく話題になっている「子供とインターネット」問題なのだなー」と思った。
それで、賢浩には、インターネット禁止令をだした。勉強という名目でも、私が横にいるときでないと使わせないことにした。「鹿」については、図書館で本を借りてきて調べろ!と言っておいた。しかし、近所の友達が来て、「これから1週間も休みなんだから、そんなこと今日しなくてもいいじゃないか!」といわれて、私の制止もきかずに、遊びにいってしまった。
夜、「今日は、鹿について、どれだけ調べたのか?」と聞いたら、「名前:しか、色:茶色、住んでいる場所:森、敵:おおかみ」とだけ書いてある紙を持ってきた。「これは、何で調べたのか?」と聞いたら、「僕が知っていることを書いた。」とふざけたことを言う。「あなたが知っていることは、他の子も既に知っているのだから、そんなことを発表して、どうするんだ!だから、図書館に行って来い、といったのに、遊んでばかりで・・」と怒ったら、自分の部屋にこもってしまった。惠子が、「私が少し助けてあげてくるね。」と言って、自分の生物の教科書やいろいろな資料を持って、賢浩の部屋に行った。
子供達が寝た後、こっそり「研究成果」をみたら、A4のレポート用紙びっしり、鹿のことが書いてあり、おまけに、オスとメスの足の裏の違いを説明した詳しい絵まで書いてあった。しかし、どうみても、惠子が書いたに違いない。賢浩は、優秀なお姉さんがいて、すごく恵まれているなーと思った。
来週は、子供達は休みだが、私のドイツ語のコースはある。託児所には、小学生は連れて行けないので、惠子と賢浩はおうちでお留守番。惠子はどうせ部屋で本を読んでいるかお菓子作りをするのだろうが、賢浩は、私の監視がなかったら、絶対1日中テレビをみるかコンピューターで遊んでいるに決まっている。ブレーカーを落として、テレビの電源が入らないようにしておこうかな・・なんて考えている。