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かとうれいじ @ Re[1]:GW(05/04) うさぴ-うさうささんへ 北極の氷も今…
うさぴ-うさうさ @ Re:GW(05/04)   今日娘が、地球温暖化の新聞の記事に…
かとうれいじ @ Re[1]:存在(04/28) うさぴ-うさうささんへ だからこそ人…
うさぴ-うさうさ @ Re:存在(04/28)   透明になりませんでした。あはは。。。

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2007.05.20
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カテゴリ: 読み切り
「おめでとうございます!女の赤ちゃんですよ!」

それは俺が産婦人科に駆けつけて助産婦に言われた第一声だった。

女の子か・・・。本当は男の子が良かったんだけどなぁ。


性別は産まれる時の楽しみにしておこうと妻と話し合っていたのだ。

俺は子供とキャッチボールがしたかったから男の子を望んでいたが、

妻は可愛い服を着せられるし、将来一緒に買い物をしたいからと

女の子を望んでいた。

もちろんもう名前だって男の子と女の子のどちらであっても決まっていた。

わざわざ有料で命名を頼んだりはしなかったが、

本屋で字画を調べたり、インターネットの無料姓名判断をしていた。

チャイルドシートやベビーふとんの色も性別が分からないから、

妻には気が早いと言われたが、黄色や黄緑を選んで購入していた。


助産婦に案内され部屋に入るとそこには無事出産を終えベッドで

寝ている妻と、その横には新生児なのにもう髪の毛が生えた

わが家の新しい家族がすやすやと眠っていた。


「ああ、あなた。どう?可愛いでしょ?女の子も。」

目を覚ました妻が会社から急いで駆けつけた俺に言った。

それと同時に目を開けた赤ちゃん。まだ焦点が合わないのか

それでもその目は大きく、とても可愛かった。


「あなた。抱いてあげて。あ、首はまだ座ってないんだから、気をつけてね。」

そう言われ恐る恐るわが子を抱き上げると、3kg弱の身体は

とても軽かった。五本の指は人形みたいに小さい。

抱き心地がよかったのか、赤ちゃんは俺に抱かれたまま

また眠ってしまった。わが子の寝顔はとても可愛かった。

もう、性別なんて頭の中にはなかった。

俺は新しい家族が出来たということだけで、感動していた。


「あなた。この子の名前、どうする?」

「こんな名前、どうだろう?」


俺は命名を記した紙を妻に手渡した。


「へぇ~。あなたが考えたの?いいんじゃない?」

「じゃあ今から出生届け出しにいくか!」

「もう、気が早いわよ。今日は家族で一緒にいましょう。」

「わかったよ。じゃあ明日出しにいくか。」

「そういえばこの産婦人科の最近産まれた赤ちゃん、

 みんな女の子なんだって。女の子ブームなのかな?」



そういえば俺の友人の所はみんな女の子だし、

いとこの子も女の子ばかりな気がする。

うちも女の子だけど仲良く遊べるからいいか。

とにかく元気に育ってくれることが一番なのだからな。



ふと落ち着いたところでテレビをつけた。

最近5年間の新生児で女の子の割合が急激に増え、

今後も更に増え続ける予測である事を政府が懸念している報道だった。

このまま女の子の割合が減らなければ日本は・・・。






↓一夫多妻制が導入されるでしょう。
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Last updated  2007.05.20 08:21:28
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