シノコの勝手気ままワールド

不育症検査と治療

【不育症検査】

2010/01

4度の流産を経験し、

これ以上、悲しい思いをしたくないと

医師に検査について相談しました。

不育症自体、未だ、治療法や症状に決まったものが無く

専門医や専門クリニックも少ないのが現状です。

そして、不育症は不妊治療と違い、

保険が適応されないことが多いです。

治療自体が流産の予防ということで、

妊娠する前からの投薬、注射などはすべて実費。

人によってはかなりの高額な治療になる場合もあり、

まだまだ、悩める人は多いと思います。

私自身も、いざ、検査となると、

いくらかかるのか、治療にいくらかかるのか

全く分からず、どうすればいいやら･･･

流産後の健診で、今後の妊娠について

相談をしたときに、医師から検査のことを聞きました。

ただ、専門クリニックで無いので

医師の説明はごく一般的な不育の治療や検査のことで

それですべて納得できたかといえば、

そうでもなかったです。

ただ、何もしないよりは･･･

少しでも前に進みたい･･･

そういう思いで、検査をお願いしました。

検査内容は、保険適応内での血液検査と言うことで

具体的に何を調べたのかまでは

教えてもらえませんでしたが、

いくつかの項目をしらべたとのこと、

そして、異常は無かったといわれました。

今までの流産は、ただの偶然だったと。

医師の中には、不育検査に否定的な考えの方もいて

心無い発言をされることもありました。

『無駄な検査だ』『無駄な治療だ』

じゃぁ、何で流産を繰り返すの？

偶然で片付けるには、多すぎです。

医師でしょう、赤ちゃんを私に抱かせてください･･･

でも、心無い発言をする医師はわずかです。

ちゃんと向き合って、話を聞き、

納得できる治療法を一緒に探してくれる医師がほとんどです。

私の場合は、専門医へ行こうか迷っていた時期に

6度目の妊娠が分かりました。

迷いましたが、とりあえず、

通いなれた産婦人科を受診し、

医師に何か出来る治療は無いかと相談しました。

以前、ここの医師の一人に

治療の意味が無い、する意味がないと

あっさりと言われたこともあり

また、同じことを言われたら･･･と不安でしたが

今回の医師は、『念のためでも治療は必要』と

考えられる流産の原因、そして、その治療薬を

しばらく処方して様子を見ましょう、そういってくれました。

現在、妊娠18週(5ヶ月)で、

お腹の子も順調です。

薬は今でものんでおり、出産まで飲む予定です。

【治療について】

私の場合は、保険適応内の検査では

異常が見つからなかったため、

確実な治療法はありません。

ただ、流産回数が多いということで、

何らかの原因があったとしたら･･･という

予想の元、一般的な不育の治療薬を処方してもらっています。

『バファリン81ｍｇ』

妊娠初期5ｗ～安定期17ｗまで

血栓予防のため

『当帰芍薬料(漢方)』

妊娠初期5ｗ～36ｗまで

子宮の血液循環を促進

子宮の状態を調整

『サイレイトウ(漢方)』

妊娠後期37ｗ～出産まで

子宮の状態改善

妊娠中毒症予防

漠然と流産への不安を抱えるより、

検査を受けた方が、その後の妊娠への不安は

少ないと思います。

しかし、保険適応内での検査で

原因が見つからないことも多いです。

不育専門のクリニックでの検査が一番ですが

予約待ちが多く、検査費用も高額です。

その後の治療費のこと、

不育専門クリニックが遠方の場合は通院の問題もあり、

簡単に検査や治療へ踏み切れるものではありません。

ずっとずっと悩んで、

夫婦で話し合って、

ようやく何か一歩が出ると思います。

もし、同じように悩んでいる方、

悲しみを抱えている方の

力になれたらと思い、ここに簡単ですが

私の体験を記しました。

赤ちゃんを望まれている方みんなに、

可愛い天使がやってきますように･･･。

ジャンル別一覧