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木昌1777さんComments
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東北高速道を村田ジャンクションから山形道に入る。道の周囲の景色はほぼ枯葉色である。積雪が始まってもおかしくはないどころか、昨日わが家も含めて仙台市街は真っ白になった。すぐに溶けてしまったこともあって、車で山形市に行くことに変更はなかったが………。
先日の岩出山・旧有備館庭園訪問は完全な失敗で、紅葉が完全に終わった鳴子峡へ行く先を変更してお茶を濁したが、悔しまぎれにそれでも「小旅行」を実行したことにしたものの不満は残った。
とはいえ、日帰り小旅行(ミニ旅行)なら下調べも準備もほとんど不要(そして費用の心配もない)なのでさっそく実行することにした。日帰りの距離から考えて候補はそれほどあるわけでもない。あっさりと山形市ということにしてネットを開いたら「もみじ公園」という観光スポットがいの一番に出てきた。もみじは期待できないだろうが、庭園なのでカメラ散歩に持ってこいである。
山形市内には循環バスがあっていくつかの観光スポットを便利に行き来できる。もみじ公園も循環バスの系統に入っているがここだけは中心部か少し離れて時間がかかる。駐車場もあるが狭いので「公共交通機関を利用するように」という案内である。モミジの紅葉真っ盛りの休日には近くの小学校校庭を臨時駐車場にするという情報もあるが、最盛期は過ぎたろうから駐車場の空きを期待できないわけでもない。そう都合よく思い込んで直接もみじ公園に向かった。
「池泉回遊式古庭園」のもみじ公園はもともとこの地にあった宝幢寺の庭園で、宝幢寺が廃寺になった後残った書院「清風荘」と庭園は山形市の所有になったということである。
駐車場は十分に空いていた。観光客で混みあっているどころか、園内にいるのは私たち二人と庭の手入れをしている一人の職員だけだった。紅葉は無理だろうと思ったが、それでも大木の下に生えている小さなモミジにはまだきれいな色が残っていた。






この庭園は、先日の輪王寺庭園を一回り小さくした規模でとても歩きやすい。池の風情もいいし、名残りの紅葉の色合いも淡いグラデーションのものが多く雰囲気がいい。池には2羽のカルガモ、錦鯉も群れていた。
望遠ズームで一回りしてから50㎜短焦点レンズに替えてもう一回りした。そのころには日も差していて、それもカメラには何よりだった。





庭園の写真は十分に撮ったので、市街中心部の3か所の観光スポットに移動することにした。中心部の時間外駐車場に車を入れて循環バスで回るのである。初めに「御殿堰」という観光施設に行った。藩政時代、農業用水、生活用水を供給するために城下に堀(堰)が張り巡らされていて、山形城のお堀にも給水していたので御殿堰と言うのだそうである。
ここはその堀を再現し、周囲に昔風の建物にお土産店や食事処が設けられている施設になっている。堀に沿ってしだれ柳が植えられていて、それなりにカメラ向きではあった。



次に向かったのは霞城公園(山形城跡)である。広い城跡の内、東大手門付近だけが観光向きになっている。この公園には山形の脱原発デモに参加する前に立ち寄ったことがある。東大手門の前にはお堀があり、それに沿って奥羽本線(山形新幹線)が走っていて、私たちが着いたときには普通電車が山形駅に向かって走っていた。
私たちが公園内でウロウロしていると、年配の男性が霞城のパンフレットを持て来ていろいろ説明してくれた。東大手門付近以外の史跡はほとんど埋まっていて、発掘作業の真っ最中ということだった。おまけに、次々と替わった山形城主と石高の表まで持ってきてくれた。それによれば徳川家康に戦功を認められた最上義光の時代は57万石で、その後はじり貧状態の2万石という時代もあったようだ。最上家は三代で移封されたが、公園の中央には最上義光を称揚する騎馬像があった(観光旅行なのに写真を撮り忘れた)。







最後に「山形まるごと舘 虹の蔵」という観光施設で遅い昼食をとり、お土産(地元の野菜)も仕入れた。「虹の蔵」は小旅行のときの道の駅と同じ役割を果たすことになって、ミニ旅行の形式はそれなりに整ったのである。
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