納得の家づくり

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2024.06.23
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カテゴリ: 建材


チーク材の特徴



チーク材には木製タールの油分が含まれているため、耐水性、耐久性の高さ、そして耐腐食性がある特性があります。

チーク材の主な産地
アジアの熱帯モンスーン気候の地域。

テーブル天板の素材として人気
チーク材はインドや東南アジア原産の落葉広葉樹で、世界三大広葉樹として知られています。伝統的に高級船の内装材や高級家具、床材などに使用されてきました。
チーク材は、樹皮に近い淡い黄褐色から、心材に近い濃い赤褐色または濃い黄金色まであります。空気と日光にさらされると、色が濃くなります。

チーク材の成長
チーク材は成長が遅く、成熟するまでに最大 100 年かかります。乾季には成長が止まり、年輪を形成します。成熟したチーク材は高さ 40 ~ 45 m に達することがありますが、市場に出回っているものは通常 10 m 程度です。

チーク材の永続的な魅力
チーク材は、その耐久性と硬さにより、シロアリなどの害虫に耐性があります。

チーク材は耐久性、耐水性が高く、腐食が少ないため、屋外での使用やデッキ材として適しています。
チーク材の魅力的な木目と、時間が経つにつれて淡い黄色から深い金色に変化する色が、その魅力をさらに高めています。

チーク材がテーブルトップに最適な理由
チーク材は油分が多く反りを防ぐため、何世代にもわたって受け継がれる耐久性を備えています。
優れた耐水性により、木製テーブルによくある水滴の跡が付きにくくなっています。
チーク材は、暖房や冷房システムによる温度や湿度の変化に強い為、メンテナンスは最小限で済みます。

欠点
反りや割れを最小限に抑えるには、チーク材を適切に乾燥させることが不可欠です。
チーク材は人気があり、供給が限られているため価格が高騰し、高級で希少な木材となっています。

歴史
チーク材が北欧スタイルのヴィンテージ家具で広く使用される理由は、以下のような背景があります

  • インドやタイ、ミャンマーなどのチークが自生する地域では、古くから寺院などの建築にチーク材が使用されてきました。特にインドでは、約2000年以上前からチークが利用されており、現在でも1000年以上前に建造された寺院などでその使われ方を見ることができます。また、タイやミャンマーでは、建築物だけでなく家具や客車、桟橋、彫刻の素材など、さまざまな用途にチーク材が活用されています。
  • タイやミャンマーでの本格的な林業の始まりは、約110年前にさかのぼります。イギリスの木材会社がチークの耐水性と耐久性に注目し、造船材として利用することで、チークは世界的に高い価値を認められるようになりました。19世紀から20世紀初頭にかけて、インドのカルカッタで建造されたイギリスの商船には、すべてミャンマー産のチークが使用されていたと言われています。
  • 18世紀に入ると、マホガニー材の供給が逼迫したため、英国は東南アジアの植民地からチーク材を輸入し始めました。
  • チーク材は海水に強く、堅固で銃弾にも耐える特性を持ち、船の建造に適していたため、植民地拡大や船舶製造に重要視されました。
  • 第二次世界大戦中に英国がチーク材の供給源であったビルマとシャムが占領され、後に独立したことで供給が途絶えたため、他の木材に代替する必要が生じました。
  • 英国では家具デザインや木材が規制されていた時期があり、オークやマホガニー以外の材料が使用できなかったため、北欧デザイナーがシンプルで使いやすい家具を生み出しました。
  • シンプルな北欧デザインは、英国の家具メーカーが大量生産できたため、イギリスで北欧デザインの家具作りが始まった。当時、イギリスの人口はデンマークの約10倍で、品質の高い家具工場も多かった。そのため、イギリスで作られた北欧デザインの家具が数も多く、高品質で、現代において「ヴィンテージ家具」として手に入れやすい理由となっている。



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最終更新日  2024.06.24 01:58:23
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