Joe Gadzala(上の写真左後方)と初めて会ったのは、ロッキー山脈国立公園内にあるコロラド州エステスパークのユースホステル。
1991年7月末のことだった。同じ部屋になってまず最初に声をかけてきてくれたのが彼だ。
彼は大学・大学院で心理学を専攻し、東洋思想、中でも特に「禅」に興味があり、日本の文化についても個人的に関心を持って研究を進めていた。ユースホステルでも、日本のことについてあれこれ質問される中で、お互い共通した価値観や考え方を持っているということが分かった。
その約2ヵ月後、彼の実家のあるイーストシカゴの街で彼に再会する。4日間滞在し、シカゴ市内観光や、彼のお気に入りのいくつかの場所に車で連れて行ってもらった。
日本に帰国し、結婚後(1995年夏)妻を連れてアメリカ・カナダ東部を訪ねた際に彼と再会する。
その後、彼は2回日本を訪ねてくれた。1度め(2000年)は、自分が愛知県にいる時にマイホームへ。2度目は伊賀市の今のアパートへ。
2度目の訪問(2005年)では、福井県小浜市にある佛国寺という禅寺を訪ねた。一日だけ寺に宿泊して禅を体験した。知人が経営するふじや旅館にも数日滞在している。 *写真: Joe in Japan
旅先で出会った縁が今も続いているというのはありがたいこと。
言語や文化・生活習慣は違っても、同じ惑星に住む「地球人」という考え方を大切にしたい。
それが、僕自身が旅で学んだことのひとつでもある。
ミシガン湖をバックにJoe
イーストシカゴを旅立つ朝に
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