永遠に・・・。

永遠に・・・。

逢瀬(6/5)・・・。

大事にするね




いつものように、子供を預けて電車に乗る。
もうすぐで、到着と言う時に彼からメールが入った。

「到着がちょっと遅くなるから、出迎えに来てよ」と。

いつもは彼が私を出迎えてくれる。
今回は、彼が改札から出てくるのを、私が迎えた。

電車の到着時間が過ぎた。
改札口からは、どんどん人が出てくる。
その人込みの中に、彼の姿があった。

2ヶ月振りに見る彼。
彼は私が立っていることに気が付かないらしい。
急いで、彼の元へ駆け寄った。
本当は嬉しさのあまり、その場で抱きつきたいくらいだった。

彼が自然と手を繋いでくれる。
そのまま、いつものようにホテルへ・・・。

ホテルに着くなり、彼に抱きしめられる。
「一日遅いけど、誕生日、おめでとう。」
メッセで言われるのもいいけど、実際に言われる方が何倍も嬉しかった。

「逢いたかったよ。なかなか逢いに来れなくてごめんね」と彼。
逢わなかった2ヶ月間の話・彼の仕事の話、彼の子供の頃の話、お互いのHPの話・・・。
いろんなことを話した。

あっという間に楽しい時間は過ぎていく。
夕方になり、ホテルを後にして駅に向かって歩いた。
いつも同じホテルに行き、同じ道を通って駅に向かう。
いつもと同じはずなのに、毎回、毎回違う道を歩いているかのような
感覚になる。

ふと空を見上げると、真っ青な空。
風が気持ちいい。

「またこの道を彼と通ることが出来るのだろうか?
もう、これが最後かもしれない。
繋いでいる彼の手が、するりと抜けてしまうのではないか。
繋いでいるこの手を離さないで・・・」
と、急に寂しくなってきた。

彼にその想いが伝わっていたらしく、
「どうした?」と言われる。
私の心は彼に筒抜けらしい。

でも
「ううん。何でもないよ。それより・・・」
と話を切り替えた。
そうでもしないと、涙がこぼれそうだったから。

また、いろいろ話をしている間に駅に着いた。
私が乗る電車の時間まで30分。
自販機で買ったジュースを飲みながら、またホームで話していた。

すると彼が鞄の中から、小さな布製の袋を取り出し
私に差し出した。
「一応、誕生日プレゼント。」と・・・。

開けて見ると、
いつも彼がしているネックレスと、全く同じものだった。

彼に、
「大事にしてよ。今しているピアスもね。
毎月逢いに来ることは難しいけど、出張が入ったら
逢えるだろうし、もし出張が無くても
また必ず、逢いに来るから、待ってて。
愛してるよ。」
と言われた。

彼は嘘はつかない人。
彼を信じて、また彼に逢えるのを待とう。

前に貰ったピアス。
そして今回貰ったネックレス・・・。
彼とのお揃いが増えた。

ずっと大事にするからね。









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