詩心



向かい合うふたり

誕生日のプレゼントを持つ君

「もうひとつプレゼントがあるんだけど」

その言葉を言ってからどのくらい時が経っただろう

僕の顔は真っ赤になっていて

鏡なんか無くてもわかるくらい真っ赤になっていて

体全てが心臓になった

どきどきが君にも聞こえるんじゃないかって

とっさに自分の胸に手をやった

全身の毛穴全てから血が吹き出すほど緊張して

立ち尽くしたまま言葉が出なかった

頭を真っ白にして…

精一杯のキス…



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