よんよんとともに

5.モーツァルト弦楽5重奏第5番


弦楽5重奏曲第5番ニ長調K.593より 第3楽章
アマデウス弦楽四重奏団 


「この音楽の天才は、その短い人生の中で、私たちにたくさんの素晴らしい宝物を残してくれました。モーツァルトといえば幼い頃の神童ぶりに注目されることも多いのですが、私はたくさんの経験を重ねて、人生の機微がわかってきた30代の作品により魅力を感じます。この弦楽五重奏曲は、まるで仲間うちだけのパーティを連想させる親しみやすい音楽ですが、モーツァルトらしい明快な音楽の中にも含蓄を感じさせます。自分が30代を迎えてみるとわかるのですが、10代の頃にはまっすぐ前を見つめて歩んでいた人生と言う道も、今になってようやく周りの風景や足下の花を楽しむ余裕ができたり、ちょっと立ち止まってあたりを見回すことができるようになりました。モーツァルトの音楽にも、同じような感慨をおぼえてしまうのです。」





西洋の大きな背の高い窓のレース越しに差し込む日差しの中に、少人数の弦楽を奏でるタキシードの奏者をながめながら、中世の貴婦人達がおしゃべりをしているような・・・そんなシーンが目に浮かびます。


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