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オーストリア(オーストリー) ブルゲンラント州 カイザー・ツヴァイゲルトレーベ2011 Kaiser Zweigelt-Rebe カイザー醸造所 Weingut Kaiser ツヴァイゲルトレーベ(ツヴァイゲルト)100% オーク樽熟成5~10ヶ月 アルコール分12.5% 輸入:株式会社スマイル 購入価格:1883円色は濃い紫。香りはブラックベリー、鉄、杉、焦がしカラメル、餡、コリアンダーシード、八角?ローリエ?味は渋味と甘味を伴う苦味。余韻に苦味を伴う薄い渋味と薄い甘味。おお!?渋味がしっかり。酸は有って無い様なものだが、渋味の勢いであまり気にならない。香りもベリー香をすぐ越えて金属っぽいものとスパイス的なハーブ香が流れる。きちんと渋味のボディが出ており、甘味の走りを完全に制御。(樽の?)苦味も全体のバランスを整え、厚みも生まれてる。酸味の存在と引き換えに、飲み易さと飲み応えを両立。 開栓30分程でスパイス香が抜け、金属っぽい香りが強まってきた。 味も渋味が弱り、ヨーグルトっぽい酸味が出てきた気がする。 渋味が落ち着いた事であっさりした飲み口に変わってきた。 甘味のコントロールは樽の苦味が制御の役を代わり、引き続きバランスを保つ。その渋味からボディーをつくってキャラを出していたが、時間経過で渋味が落ち着くと、シンプルな味になって飽き易い雰囲気になってきた。あっさり感故の飲み易さは有って、良く言えば渋味も酸味も綺麗に抜けた熟成メルローの様な雰囲気。これはこれで何も悪くないが、開栓直後の厚みが恋しくも有る。総合的には、完成度の高い(?)ツヴァイゲルトワイン。飲み手を選ばない味の幅とバランス感。味の勢いを殺さずに活かす、技術を感じる。品種の共通点とも言える控えめな渋味と目立つ甘味を、樽熟成によって樽のニュアンスを付加する事で上手にカバー。全てが自分の好みではないものの、なかなか美味いと思わされる。初めてツヴァイゲルト飲んだ時はベリーAに似てると思ったが、このカイザーを飲んで、ベリーAとは違うきちんと別の品種だと思えるようになった。値段相応。相応だが、これは2000円越えも狙えるな。「渋味は苦手だが全く無いのは困る、 酸味は有っても無くても困らないが下手にメインに絡む位なら無い方が良い、 甘味は少しでいいが他の要素に潰される程弱くなくて、 全体そんなに濃くなくていいけどジュースっぽいのは嫌。」そんな味の赤ワインが好きな人はこのカイザー・ツヴァイゲルトレーベが気に入る。300ml程残しで次の日。開栓約22時間経過香りは餡、インク、ブラックベリー、黒蜜、胡椒?味は薄い酸味と薄く苦味を伴う甘味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。香りはスパイス香がほぼ引っ込み、黒い雰囲気の香りが支配的。渋味もほぼ消え、香りと連動した苦味感と残った甘味でシンプルに構成。甘味が有るだけ飲み易いが、ちょっとシンプル感が悪い方向に行ってる。初日の時間経過後はまだ弱ったなりに香りが生き残ってたから、もう少し高級感を残してた。2日目のこの味は(ラングドックの)ガメイかベリーAを必要以上に濃くした感じ。何か安い。初日で飲み切った方が良かったな。2日目は値段以下。1000円並み。カジュアルなレッド・ペップ、バランスタイプのグランポレール・北海道、そしてこのフルボディなカイザー、3者3様のワインを楽しめた。要は値段が上がっていくごとに味がしっかりしていく、そんな当たり前の事実が分かっただけともいうw。そして3本とも2日目は大きく力を落とした。(ただ、安いレッド・ペップは元が安い分落ち幅も小さくて済んだ)開けたら残さずその日の内に飲み切った方がいいね。★楽天検索 カイザー レーベ★楽天扱い約3件 2041円~2160円 平均2100円前後まあまあ、こんなもんか。丁度税込2000円を超えたとこなら分かる。
2016/12/30
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北海道 余市郡余市町 グランポレール・北海道・ツヴァイゲルトレーベ2014 Grande Polaire Hokkaido Zweigeltrebe サッポロワイン株式会社 Sapporo Wine KabushikiGaisha 北海道産ツヴァイゲルトレーベ100% アルコール分12% 購入価格:1706円色は薄めの紫。香りはカカオ、ミルクチョコレート、アンズ、カラメル、バニラ、レーズン?ブラックベリー?味は渋味を伴う酸味と苦味を伴う甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。一瞬 土っぽい香りを超えると甘い雰囲気のモノがグッと出易くなる。味は軽快ながらも思ったより複雑さが有り、何より酸味の感覚が見える分先日のレッド・ペップより美味く感じるw。味はベリーAに近いが、香りはベリーよりもチョコレートの様なもっとダイレクトに甘い要素が目立つ。渋味を微かに見せつつ、穏やかな酸と甘味で主軸をつくり、そのまま緩やかに余韻まで甘味を乗せていく。なかなか凝った構成。万人向けの良い味。とはいえ、渋味控えめの甘味メインとなると、赤ワイン好きからすると結構飲み手を選ぶと思う。甘めの赤ワインが好きな人なら気に入ると思うが、自分の様なボルドー系好きには「たまに飲むと面白い」程度。甘いのは好きだが、赤玉スイートワインみたいなのでは甘過ぎる、と感じる人には丁度良い甘味かもしれない。好みの問題は出易いと思うが、一応出来は決して悪くない。甘味が綺麗で赤ワイン(特に渋味)慣れしてない人でも それなりに美味しく飲めると思う。甘い香りに甘い味、40分程度の時間経過でも変化は軽微。(室温21℃、湿度37%)渋味が控えめだからアブラはあまり要らない。ワインの甘味を殺さずに活かし、苦味も利用出来れば、かなり良い感じに料理にハマる。ローストビーフ(ポーク)、生ハムの粗挽き黒胡椒とオリーブオイルがけとか。なお、今回モッツァレラチーズにオリーブオイルとクレイジーソルトをかけたものをツマミにしたが、モッツァレラチーズの食感+オイルの甘味+クレイジーストの塩味がワインの甘味に上手に噛み合った。カプレーゼに思った以上の相性を見せると思う。値段相応。約1200円のツヴァイゲルトワインの+500円、何か素直に納得。前回飲んだレッド・ペップに足りなかったものがこのワインには有り、それによって明確にワンランク上の佇まいを見せた。300ml強残しで次の日。(抜栓23時間程度経過)香り出力は落ちてるが、内容的には大差無し。味も渋味が弱った以外は前日と大差無し。でもちょっと苦味強いかな?渋味が弱った分だけ苦味が強まったのか、少々余韻が乱れ気味。澄んだ口当たりは悪くなく、その勢いで余韻までサッと流す事は可能。一歩間違えれば、ちょっと苦い「赤い水」。初日と比べてワインのキャラクターが弱くなってる。甘味も弱ってるから、品種の良さが出てない(?)。2日目はイマイチかな。飲んでて不味い事は無いけど、特徴の無い安っぽい赤ワインになっちゃった。フランスのVdF格のワインから渋味を抜いて甘味を足した、みたいな味わい。それはそれで、万人向けと言えなくもない。飲み易さだけなら結構有る。2日目は値段以下。800円弱の流れ。良くて渋味と酸味の抜けた1300円の3日目ボジョレー並み。初日に飲み切った方が良い。★楽天検索 グランポレール ツヴァイゲルト★楽天扱い約12件 1480円~1728円 平均1680円前後まあこんなもんだろう。オーストリアの安めのツヴァイゲルトワインよりも順当に美味かった。
2016/12/28
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オーストリア(オーストリー) レッド・ペップ・ブラウアーツヴァイゲルト2012 Red Pepp BlauerZweigelt エワルド・グリューバー Ewald Gruber Wein GmbH ブラウアーツヴァイゲルト(ツヴァイゲルト)100% ステンレスタンク発酵 アルコール分12.5% 輸入:株式会社 飯田 購入価格:1252円色は澄んだ紫。香りはカシス、イチゴ、ヨーグルト、チェリー、バニラ?シナモン? 開栓15分でヨーグルト、ブラックベリー、腐葉土、濃い紅茶(ケニア?)、蜂蜜、カラメル?味は渋味と甘味を伴う苦味。余韻に苦味と甘味。軽いな。マスカットベリーAみたいな雰囲気。渋味は有るが、それ以上に甘味も結構感じられる。香りのイチゴやバニラっぽい要素に引っ張られてる部分も大きい。渋味控えめで、甘味を出し、余韻もあっさり。日本のベリーAワインだと言われたら信じる。それ位穏やかな味わいで、ドライフルーツみたいな甘味と苦味が特徴的。 開栓10分位で、甘味が少し落ち着いてきた。 相対的に苦味が強まり、渋味も控えめなりに強調。酸味が欲しい。足りない。味は渋味で牽制されてるからいいが、余韻の甘味が走り過ぎて そこをカバーする為のヨーグルト的な乳酸香だろうか!?好みの問題と品種の特徴(?)がダブルで大きめに出たのかも。 開栓15分強で甘い香りが静まってきた。代わりに土や紅茶っぽいニュアンス。 これで甘味が抑えられるなら良かったが、そうでもない。 むしろ最後に出てきた蜂蜜っぽい香りが甘苦い雰囲気を最後に送り出してくる。何か・・・そんなに強い甘味じゃないはずなのに、やたら甘く感じる。飲んでて途中で飽きてくる・・・・。渋味控えめ甘味強めだけど、ジュースっぽいわけじゃない。コップに氷入れて飲んでも良さそうだが、かと言ってガブ飲みに向いてる味とは違うと思う。「渋味しっかり」「酸味が厚みを補強し」「余韻で甘味がほんのり香る」そんな味構成のワインが好みの自分には「渋味控えめ」「酸味はほぼ無し」「余韻の甘味がやたらと伸びる」構成のワインは受け入れにくい。せめてもう少し酸味が有れば、ハルプトロッケンのシュペートブルグンダーみたいな雰囲気に化けられたかもしれない。 ★実際に氷入れて飲んでみた★(グラスに120ml位注ぎ、親指2本分位の大きさの氷を投入)渋味も甘味も出力が弱り、確実に飲み易さが増したw。冷えたからか、苦味が強めに出たかもしれないが、それも有ってか甘味が抑えられ、全体のバランスは好印象。氷入れて冷やして飲むのはまだアリだな。料理はワインに合わせて甘苦い味に合わせ易い。タレ焼き鳥とかかな? 渋味控えめだから油脂分は重要じゃない。甘味を活かすのでなければ、むしろ塩味がしっかり利いてる味である方が大事かも。生ハム、とかグリルにしたショルダーベーコンとか、ビーフジャーキーとかでもいいな。値段相応。とりあえず1200円位なら分かる。日本のベリーAワインとほぼ同格・同質。「渋味が苦手だが無い方が良いとは言わない、深い香りや酸味は特には必要無く、出来れば軽快な甘味が欲しい人」なら気に入るのかな?ドイツのポルトギーザー種のワインもこんな感じだろう。白のグリーン・ペップは好みの味だったが、赤のこのレッド・ペップは合わなかった。300ml強残しで次の日。(開栓23時間程度経過)香りは腐葉土、強く煮出した紅茶、ブラックベリー、イチジク?味は薄い渋味と薄い甘味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。ん~、なんかチリのピノノワールみたいな雰囲気。甘い香りが軒並み引っ込んじゃったみたいで、特徴が大幅に抑えられた。味はまだ甘味を残してるが、全体のあっさり感はそのまま。香りの汚さ(乱れ)がまんまチリピノw。初日の甘い香りが出る様な出ない様な・・。タイミングの問題かな?甘い香りが出れば、その分味に甘味の感覚が反映される。飲み易さという点では初日の方が上。分かり易さという点では2日目の方が上。ガブ飲みワイン感覚を味わうのなら むしろ2日目の方が良いかも。やっぱり半辛口のドイツ・ピノの雰囲気を感じる。値段相応。「1200円」という価格、さらに「オーストリア」の「ツヴァイゲルト」という点も考えれば、十分良いコスパ。ただ、飲み手の好みや経験に左右される部分は大いに有る。こればっかりは飲んでみないと何とも言えない。高価なワインじゃないから、そこはまぁ何とか・・。あれこれ騒ぐ程の味のワインじゃないけどねw。★楽天検索 レッド ペップ グリュ★楽天扱い役4件 1252円~1598円 平均1380円前後むぅ、白の方は10件の扱いだが、赤の扱いは4件か。残念だが当然か・・。やっぱ人を選ぶ要素が有るとなー。価格は抑えめだから特に思うところも無いが。
2016/12/26
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オーストリア(オーストリー) グリーン・ペップ・グリューナーフェルトリーナー2014 Green Pepp GrunerVeltliner エワルド・グリューバー Ewald Gruber Wein GmbH グリューナーフェルトリーナー100% ステンレスタンク発酵 アルコール分12% 輸入:株式会社 飯田 購入価格:1252円色は綺麗な金色。香りはグレープフルーツ、塩水、白胡椒、粗製糖、セロリの葉、ローリエ?甘くないメロン果汁?味は苦味と酸味。余韻に苦味と薄く甘味を伴う酸味。・・あ、ちょっと美味いかも。わずかに微発泡。香りは少々弱いが、味がかなりしっかりした出方。苦味の後をすぐに酸味が追い、余韻まで真っ直ぐ届く。すごく良いバランス感。これ以上苦味が強かったら辛口感が乱れるし、これ以上酸味が強かったらしつこくなる。もう少し甘味を思わせる香りがハッキリ出てたら、余韻の薄い甘味感がさらに全体を底上げしてくれたと思う。いや~、これ欠点無いだろう。無いと言うか有るには有るんだけど、欠点として出てくる、見えるはずの部分が出しゃばってこない感じ。精々香りの内容とか味の変化や波が少ないから飽き易いかもとか、それも殊更に強く指摘する気にならない。何となく、ローヌかプロヴァンスの白ワインに近い感じ。ニュートラルな味わい。酸味や苦味に偏らず、ワイン自体の "厚み" で飲み応えを演出。40分以上の時間経過(温度上昇)でも変化無く安定。(室温21℃、湿度40%)料理は白ワインに合いそうなものは、ほぼ何でもイケると思う。ワインの側が好バランスだから魚でも鳥肉でも、いっそレアチーズケーキでも大丈夫だな。油を多めに用いた料理は特に相性が良い。油脂の甘味がワインに足りない甘味感を補填してくれてるのかもしれない。値段以上。これは1500円前後を狙える。アロイス・ヘレラーのグリューナー・フェルトリーナーに並ぶオーストリア白の入門ボトル。300ml強残しで冷蔵庫保存し次の日。(開栓約22時間経過)香りは金柑、ローリエ、オレンジ、塩水、レタス?ユーカリ?味は苦味と薄い酸味。余韻に苦味と苦味を伴う薄い酸味。む・・・酸味が落ちた分、相対的に苦味が強まったな。香りも柑橘感が落ち、青臭い雰囲気のハーブ香が目立つ。この香りがさらに苦味を強めてる気がする。これはこれで、飲む分にはまだイケる。ボディーがオイリーな厚いニュアンスで、辛口白らしさは楽しめる。繊細とまでは言わないが、それ位ニュートラルな位置の味わい。初日は半ば強引に指摘した「味の波やら起伏が乏しい」という点が際立った感じ。飲んでく内に慣れてくれば、旨味と言えなくもない苦味で、起伏が無いのが逆に出汁の様な雰囲気に変わる。こういう味は飲み手の好みや経験を要求し易い。全体的に、良くも悪くも初日の特徴が強まった みたいなイメージ。起伏の弱さ故にか、意外と(?)バランスに関しては言う程の悪い動きは無く、飲んでて違和感は薄い。まあ、上出来の白ワイン。間違い無い。和食を相手にするのなら、むしろ2日目の方が向いてるのかもしれない。余計な果実感は出ず、出汁っぽい味に厚く支配された味わいは淡白な味の料理でも問題無い。初日と違って、アブラが必要無い味。(有って困るという事は無いが)2日目も値段以上。ただし、初日との変化を楽しめたのも含めての高評価。初日にこの状態だったら1200円台で相応の評価だな。★楽天検索 グリーン ペップ グリュ★楽天扱い約10件 1252円~2160円(送料込) 平均1400円前後いい価格。高くても1500円を超えなければ大丈夫。これはまた買いたい。
2016/12/24
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イタリア カンパーニャ州 DOCヴェスヴィオ ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェスヴィオ・ロッソ2013 Lacryma Christi del Vesuvio Rosso デコルディ社 Vinicola Decordi 使用品種不明 アルコール分13.5% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:1280円(1895円の商品入れ替え30%off)色はやや濃い赤紫。香りはカラメル、カシス、アンズ、銅、カカオ?粗製糖?味は渋味と酸味を伴う苦味。余韻に苦味と渋味。香りは悪くない。ベリーと共に甘い雰囲気が伸びる。渋味基調で意外と(?)酸味控えめ。苦味も必要以上に出易い。なんか普通だな。1000円ボルドーに近い雰囲気。香りのおかげで甘味の感覚は補填が出来てる。苦味が出易い点は気になったが、それでも渋味共々強いものではない。まぁやっぱり普通過ぎだよな。香りのカラメル感が無かったら甘味感補填はままならないし、味自体はボルドーかトスカーナによく有る感じで特に個性的って事はない。 抜栓50分弱で、渋味が少し軟まり、甘味の感覚が目立ってきた。 飲み易さが増した風で、さらに少し厚みも見られる。それなりに飲み易さは上々。これといって良い点は挙げにくいが(香り位?)、悪い点も微々たるもので、全体的には無難で万人向け。酸味の動きにはイタリアっぽさも見られ、一応個性が無いなりに特徴は有ったのかな!?時間経過では向上も見られ、普通かと思ってたら結構良い方向の普通さwなのが分かった。トマト系の料理とは相性良し。甘味と酸味を補強してやりたいので、油とチーズを惜しみなく使ったポモドーロ等が最適。渋味をいなしつつ、甘味補填が出来る油脂は絶対欲しい。1280円で値段相応。元の(?)1900円弱の価格では壮大にズッコケ。1000円ボルドー(またはトスカーナ)に、耐久力と香りの分だけ色が付いただけ。★楽天検索 ラクリマ クリスティ デコルディ★楽天扱い2件 DON onlineで1661円 ハモニカ横丁で1847円この価格では興味湧かない。「ラクリマ・クリスティー(キリストの涙)」という名前に何か感じるものが無いのなら、まぁこのワインじゃなくても・・・。
2016/12/21
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イタリア ヴェネト州(?) ダネーゼ・ブラン・ド・ブラン・ミレッジマート(ミレジマート)・ヴィノ・スプマンテ・エキストラ・ドライ2015 Daneze Blanc de Blancs Millesimato Vino Spumante Extra Dry カンティーナ・ダネーゼ Cantina Daneze デュレッロ、ガルガネーガ 割合不明(PDF) シャルマ方式 アルコール分12% 輸入:株式会社ヤオコー 購入価格:689円色は薄い黄色。香りはレモン、カリン、チャービル、リンゴ、塩水?味は薄い苦味と薄く甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。うん、薄い。色合いも香りも味も、おまけに泡の弾幕もw。泡の勢いはランブルスコ並のフリザンテレベル。まぁでも薄い事が欠点になっておらず、こういうもの、と受け入れられる味わい。良い意味で酒入り葡萄ジュース。しつこさは皆無で、ジュースっぽいワインに有りがちな、甘味がヌベっと拡がったりは無し。飲み易さ最重視。良い意味での「軽薄さ」がウリのスパークリングワイン。この薄さを水っぽいと受け取る人は当然いるかもしれない。「ブラン・ド・ブラン」と銘打っているし、淡い味わいなのは仕方ない。スパークリングに酸の強さや炭酸のアタックを求める人には向かないワイン。乱暴に言うと、微発泡の(微妙に甘味の有る)ソアーヴェワイン。(ヴェネト州だし)40分以上の時間経過(温度上昇)でも変化は軽微。流石に泡の出力は落ちるが、元のワインの味が薄いし大した影響は無し。もっとも、温度上昇に強いとは言ったが、なるべく冷温キープ出来るにこしたことはないが。コップに氷入れて注いで飲んでも良し。(それでワインの味やイメージが変わる事は無い)料理はほぼ選ばない。塩の味に相性良し。チーズ位の油脂分ならワインのコクの底上げに寄与。マリネやレモンかけた揚げ物、鶏肉や魚の塩焼きにもバッチリ。変に生臭かったり、しつこい味のソースでもなければ大体大丈夫。値段以上。700円弱でこれなら十分上出来。880円狙える。下手に炭酸の強さで味の粗さを誤魔化してる様な1000円スパークリングより見所有り。
2016/12/19
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もらいもの母親の御歳暮だったけど、グラス1~2杯分分けてもらいましたw。 日本 ザ・ニッカ12年 The Nikka 12 Years Old ニッカ・ウヰスキー Nikka Whisky モルト、グレーン アルコール分43% 参考価格:5000円前後香りは、檜、ヘーゼルナッツ、バニラ、シナモン、シンナー?カラメル?出力はなかなか。注いだ直後はウッディな要素が目立ったが数分で落ち着き、徐々にバニラ香が出易くなる。 【ストレート】円やかな口当たりだが、喉越しではちょっとピリピリとアルコール感を主張。苦味が出るが、香りのバニラやシナモンの香りのおかげか、甘味の感覚も感じさせる。バニラ香が出てる時に口に含むと上手い事良い味にw。竹鶴ピュアモルトからピート香と苦味の出力を適度に削ったみたい。 【ロック】冷えたからか、香り出力は減退。酸味の感覚も出てきて、苦味の強さの割に飲み易さは有るが、これは味が変わったというより氷で冷えたから出方がシャープになっただけかな。氷が溶けて、酒と馴染んでくると少しずつ苦味が和らぎ、【ストレート】時と似た味わいになってくる。 【水割り】 ・酒1:水0.1香りは【ストレート】と大差無し。味は苦味と甘味が両方増す感じで、余韻の伸びは半減。少し時間を置くと甘い香りが出易くなった。 ・酒1:水1香りは溶剤感が増すみたいで乱れが見える。味はソフトな雰囲気になり、喉越しのアタックも大幅に緩和され、飲み易さは向上。 ・酒1:水3~4ここまでくると香りはかなり薄くなる。だが味は非常にクリアーで、澄んだ甘味が好感触。香り薄いなりに結構最後まで生き残ってて、意外と(?)全体の存在感を見せる。これは結構好き。オススメは【水割り(酒1:水3~4)】。【ストレート】【ロック】も悪くはないが、好みとタイミングに左右される部分も大きい。その辺を鑑みて、一番信用出来るのが【水割り(酒1:水3~4)】になってしまった。飲み方によって色々雰囲気が変わるから、そこは飲みながら探っていくしかないかも。何か、悪い意味で普通。香りは良かったけど、味はさほど12年の有り難味を感じるわけではない。それなりに熟成を重ねたと思しき円やかさは有ったが、それだけだとどうしても決め手に欠ける。香りもニッカにしてはピートも穏やか(?)で、やっぱり個性(特徴?)が弱い。正直、値段以下。この価格(5000円前後)なら、自分ならマッカラン12年を買う。贈答用としては見た目のゴージャス感と重厚感にインパクト有るが、肝心の中身の評価は伸び悩んだ感じ。感覚的には3000円から、・・3680円位まで(オールド・パーを超えない位)。取っても4000円。箱とボトルの代金が1000円以上。やっぱり贈答用。★楽天検索 ザ ニッカ 12年★楽天扱い約65件 4633円~7560円 平均5500円前後「ニッカが好き」で、スコッチではなく「ジャパニーズが好き」で、シングルモルトよりも「ブレンデッド」を好む人が、見た目にちょっと「豪華なボトルのウィスキー」を求めるのならば最適解(?)なのかな。サントリーの響や山崎の12年、北杜12年、竹鶴12年等が軒並み販売終了か価格高騰の波に飲まれてる中、ジャパニーズウィスキーのブレンデッドで12年熟成のものがこの価格なのはむしろお買い得ではあるのかもしれない。
2016/12/16
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福岡県 朝倉市 比良松・純米酒 Hiramatsu Junmaishu 株式会社 篠崎 KabushikiGaisha Shinozaki 福岡県産山田錦100%(精米歩合70%) 2015年6月製造 日本酒度 +5 アルコール分 17 購入価格:910円(720ml)(1312円の整理特価)香りは白砂糖、糊、ラムネ?出力はかなり弱い。甘味は弱く、口内で粘る感覚が有る。弱い甘味よりも酸味の感覚が強めで、それも口当たりを越えたら焼酎の様な雰囲気に。辛口日本酒としては決して悪くないと思うが、飲んでてパッとしない。これはこれで飲み易さは有るけどね。米焼酎に近いタイプの日本酒というのは、一定の需要が有ると思うが、自分の好みではない。やや高めのアルコール度に因る重みと、ささやかな酸味で酒の形をつくる。山田錦云々の雰囲気はほぼ無し。精米歩合70%じゃ香りも甘味も山田錦の特徴を活かせない。何だか、以前飲んだ兵庫県の官兵衛・山田錦と非常によく似た印象。「焼酎に似た日本酒」としては納得のいく酒かもしれない。所謂日本酒としては少々毛色が違ってて、明確に飲み手の好みが分かれるタイプ。良くも悪くも、日本酒としての個性は薄め。米焼酎に日本酒的な甘味を少しだけ付加しただけみたいな。料理は和食全般何でもOK。香りも甘味も弱い、米焼酎タイプとなれば当然の傾向。揚げ物や、油多用の中華料理相手でも付いていける。910円で値段相応。「山田錦」代乗せて1000円位は出してもいいけど、通常1300円強はファン向けの域。日本酒で4合瓶1300円となれば選択肢が一気に拡がってくるとこだからなぁ。ちょっとコスパ弱し。500ml弱残しで冷蔵庫保存し2日以上経過。(開栓大体55時間以上経過)香りが未熟なメロン、綿飴、水菜?ちょっと果実的な甘い雰囲気出易くなってた。初日よりもしっかりと冷やされてたからか、甘味の出方にもっと張りを感じる。初日は冷蔵庫(7℃以下)ではなく冷暗所(13℃前後)のとこに置いといたものだから、その温度差に因る違いが想像以上に大きく出たのかも。米焼酎っぽい雰囲気はまだ有るが、日本酒っぽさも綺麗に出てて、初日のイマイチ感は払しょく。温度の問題だったか。ガッチリ冷温でないと、この酒の良さは出なかったようだ。日本酒を楽しむのなら温度低め(高くても10℃未満)で、焼酎的な辛口の印象を楽しみたいならやや高め(最低12℃以上)で。こうなると、低精米なりに山田錦の香りと甘味は上手い事活かされてたと言っていいのかな!?少なくともこの味なら日数経過後の方がはるかに自分好み。ただ、料理となると日本酒感が向上した分、刺身関係の相性は向上したが、揚げ物や中華料理等の油を多用した料理にはいかがなものか。3日目(?)は約1300円で値段相応。気持ちもうちょっと安くても良さそうだがw、納得出来るとこまでは向上。★楽天検索 比良松 純米★楽天扱い約2件 いちえもんで1312円 イズミックワールドで1600円(送料込)イズミックの送料込で1600円ならいいじゃない。通常の1300円なら気が向いたらどうぞ だが、送料込1600円なら買っても損は無いと思える。
2016/12/14
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もらいもの ブルゴーニュ ピノノワール2015 PinotNoir クロズリー・デ・アリズィエ(ザリジエ) Closerie des Alisiers ピノノワール100% アルコール分12.5% 輸入:ローヤル オブ ジャパン株式会社 参考価格:1600円前後色は澄んだ薄めの赤紫。香りはカシス、ブルーベリー、インク、イチゴ、白砂糖、カカオ?鉄?味は渋味を伴う苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と酸味。う~ん、なんてことない普通の赤ワイン。ややフルーティーな香りに渋味控えめの味わい、余韻も特に伸びたりせず。とりあえず全体のバランスは悪くない。変に渋味や苦味が目立つことはなく、軽快な印象を持たせる。飲み易さは有る。ガブ飲みワインとしてはそれなりに。酸味がたまに妙にチクチクと主張する。その時は苦味も口内に残り易い。酸味の変な出方は保管の問題と思う。多分、極軽度の熱劣化かも。30分程の時間経過でも変化は軽微で、元の安定感はそこそこ有ったのかな。総合的には、渋味控えめの普通の赤ワイン。状態が不明瞭だったと思うので正当な評価は困難だが、とりあえずガブ飲みワインレベルの働きは問題無い。「ブルゴーニュ」と言う部分に何らかの理由なり期待なりが有るなら良いが、そうでなければ少し飲み易いだけの軽い赤ワイン。一歩間違えたらちょっとしつこい "赤い水" 。控えめなりに渋味は出るので、多少のアブラは有って良い。鶏肉の唐揚げやソテー等、淡白な肉をややオイリーに調理したものに向いてる。チーズ類は合いそうで合うかどうか微妙。一応、値段相応。相応だが正直、味だけなら感覚的には1280円位。ちょっと出来の良い、酸味控えめのボジョレー・ガメイ並み。ブルゴーニュの土地代・看板代がノッて約1600円強、まぁこんなもんか・・と言ったとこ。★楽天検索 クロズリー リズィエ ピノ★楽天扱い約3件 1572円~1674円 平均1620円前後普通。買って損も得もしない。特にオススメはしない。「ブルゴーニュ」の看板がなければ買う理由が無いワイン。白ワイン(特にシャブリ)には定評が有るので、買うなら白だな。
2016/12/12
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ブルゴーニュ アリゴテ2013 Aligote フィリップ・ブシャール Philippe Bouchard アリゴテ100% アルコール分12.5% 輸入:株式会社 徳岡 購入価格:1270円色は薄い黄色。香りはレモン、塩水、グレープシードオイル、セロリ?グレープフルーツの皮?味は苦味と酸味。余韻に薄い苦味と酸味。薄いなー。香りは柑橘香がメインで、ほんの少し青臭い雰囲気。薄いなりに酸味はそこそこに主張し、余韻もあっさりながら残す。良くも悪くも水っぽいが、酸味は有るから軽薄でも結構飲める。流石に酸味に関してはアリゴテが仕事したか・・。なんとなくイタリアのソアーヴェっぽい印象。味の奥行とか、アリゴテらしい明快な酸味とかそういうのは、有りそうであまり無いね。香りの柑橘感で補強はされてるんだろうが、それで何かが変わってるんでもない。 温度上昇で、やや苦味が強まる。香りも柑橘よりオイルの感覚が目立ってくる。 そのせいか、余韻に甘味の様な印象を感じる時が有るが、そこはタイミングによって変わる。 苦味の勢いで、よりシンプルな味わいになりながらも、ボディはまとまる感じ。 冷温キープが無難だが、少し位は温度高めの方が悪くないかも。そうだなぁ、品種の良さや特徴は全く見えない。青臭さと酸味を大幅に控えたソーヴィニヨンブランってイメージ。とりあえず薄味なりにバランスは良く、苦味感の勢いは思ったより控えめで飲み易さはまずまず。マリネとか有るといいな。足りない酸味を補填してやりたい。ソアーヴェに似てると言ったが、オイル系パスタにはイマイチ合いそうにない。生魚と野菜の組み合わせにドレッシングが一番良い。値段相応。ただし、「ブルゴーニュ」の「アリゴテ」という看板で+300円位は下駄が履かされてる。同じ様なワインなら、イタリアで1000円以下でいくらでも有りそう。
2016/12/10
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鳥取県 東伯郡北栄町 カイノワール2011 KaiNoir 北条ワイン醸造所 Hojyou Wine 甲斐ノワール100%(ブラッククイーンとカベルネソーヴィニヨンの交配品種) アルコール分13% 購入価格:2116円(720ml)色はやや澄んだどどめ色。香りはアンズ、カシス、ブラックベリー、ミント、革、インク、プルーン?餡?味は渋味と酸味。余韻に渋味と酸味を伴う苦味。これが甲斐ノワールか・・。ブラッククイーンのニュアンスが強いな。やや肉厚な印象の香りに、これまた厚め傾向の渋味と酸味。味の割に余韻は軽めで飲み易さを演出。ブラッククイーンを主体に、カベルネ系の渋味を伴わせた雰囲気で、甘味は控えめ。渋味を土台に果実の厚みを送り出す流れは(中部~南部の)イタリアワインに似てる。口当たりのアタックを越えたら急に(?)味わいが穏やかになり、余韻も大人しさが見えてくるのが日本らしい。もう少し甘味を出すか、カラメルや黒糖等の甘い香りを出せてれば、よりバランス感が取られたはず。熟成で渋味をもう少し落ち着かせられれば、そこまで甘味感を欲するワインではなくなるかな。やや濃いめの赤ワインとしては、現状のままでも十分な味わい。良く言って「柔軟」な特徴のワイン。日本ワインの中では比較的勢いと重さを感じられるが、それをウリにしたワインでもない。100分以上の時間経過でも変化は軽微。むしろ味全体にはまとまりが出てきた!?(飲み方やタイミングによる?)ワインの側に味の個性的主張が有りそうで意外と無いから、この辺は料理でどうにでも変化を付けられると思う。今回、ローストポークステーキに合わせたが、豚肉の脂にバターの香りで渋味の牽制と甘味の補完は十分間に合った。渋味を軽くいなしつつ、(香りだけでも)甘味の雰囲気を出せれば、それで問題無い。肉料理で、さらに甘味の要素を直に感じられる味付けで、そこにアブラの感覚が有ればあとは自動で上手い事ハマってくれる。(そこいくと乳製品の甘味とは相性良い)値段相応。約2000円強、品種のレア感も考えれば高価過ぎという事はないし、納得のライン。重めの飲み口のワインとしては、すぐに飲めて、熟成の発展性も見える、悪くないワイン。★楽天検索 北条 ノワール★楽天扱い約3件 酒のたなか、ふじまつ で2356円 鳥取人のごっつおう市場で2357円味の濃い赤ワインは好きだが、濃過ぎてはダメという人には結構向いてるかも。味を強く出しつつも、決してやり過ぎてはいない、一歩間違えたら半端に熟成した(1800円位の)ボルドーみたいな感じで終わりそうな部分も見られるが、この辺は好みと抜栓タイミングの問題も大きい。「こういうもの」と分かってれば、何も思う所は無く、素直に楽しめる。
2016/12/07
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アメリカ カリフォルニア州 モントレー ハート・オブ・クラウディア・シャルドネ2013 Heart of Claudia Chardonnay ウォーターストーン・ワイナリー(醸造) Waterstone Winery パライソ・ヴィンヤード(栽培) Paraiso Vineyards モントレー産シャルドネ100% 樽熟成 アルコール分13% 輸入:株式会社ヴィノスやまざき 購入価格:1814円色は薄い金色。香りはピーナッツ、レモン、塩水、オリーブオイル、粉砂糖、やや酸化したバター?味は苦味と酸味。余韻に苦味と薄い甘味。思ったより普通。カリフォルニアの樽熟シャルドネにしてはスッキリし過ぎた印象。香りはそれでもまだギリギリ雰囲気が有るが、樽熟ウタう程の内容ではないね。とりあえず、味自体は悪くない。苦味が最初に出るが、後に続く酸味が苦味の間でボディを生み、余韻の甘味で緩やかに締める好バランス感。スッキリした味の中にも厚みを感じさせる。やはり香りに蜜感やらオイリーな感覚をもっと前面に出せてれば、ワイン全体にボリュームを出し、存在感が有ったと思う。樽熟成でありながら、樽熟感の弱さが唯一にして最大の弱点か!? 30分程の時間経過(温度上昇)で苦味の出方が和らいだ感じがする。 平坦な起伏になったと感じるが、飲み易さは向上した雰囲気。 コクの有るスッキリ白 と考えれば、悪くない変化だろう。(室温22℃、湿度48%)「樽感のうるさい白は苦手だが、かといってタンク熟成でスッキリした味では何だか物足りない」みたいな人ならしっくりハマるのかも。濃厚さ か スッキリ感 のどちらかをハッキリ求める人には中途半端に感じそう。(自分は感じたw)味は悪くないから飲む分には過度に不都合は無いが、満足度はイマイチ低かった。料理は生魚やサラダ系が無難。魚のカルパッチョやマリネ、鶏胸肉の塩焼きとか。肉の脂に対抗するには少々頼りなさを感じるので、なるべく淡泊な肉や(ほぼ鶏肉)をあっさり調理で。豚肩ロースの生ハム辺りが一番合いそう。(脂の甘味と塩味が上手くワインを補填すると思う)値段以下。感覚的には1380円前後、取って1600円以下。残念ながら期待ハズレ。樽熟ではなく、樽発酵・タンク熟成のシャルドネに近い香りと味わい。★楽天検索 クラウディア シャルドネ★楽天扱い2件 京橋ワインで1490円 ヴィノスやまざき楽天で1814円あえてこの価格でこのワインを購入する意味は特に無い。言い方がとても悪いが、アメリカのワインはもっと「あからさまに下世話な味わいを出す」位で丁度良いと思う。樽熟を標榜するならもっと濃厚コッテリな方向に振り切って良い。(それこそ明示されるならオークチップ使うのもアリ)タンク熟成型スッキリ系は流石に競合が多すぎる。
2016/12/05
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もらいもの ブルゴーニュ ボジョレー地区 ボジョレー・ヌーヴォー2016 Beaujolais Nouveau ショヴォー・ラボーム Chaubot Labaume ガメイ100% アルコール分12.5% 輸入:株式会社 千商 参考価格:2800円前後(?)色は鮮やかな紫。香りはカシス、ブラックベリー、インク、カカオ、スミレ?味は渋味と酸味。余韻に渋味と苦味を伴う酸味。香りの出力はなかなか。しっかり渋味を出し、肉厚な印象を与える。良くも悪くもヌーヴォーらしからぬ飲み応えは2014、2015と同様。色合いは綺麗で、香りも味もしっかり。ヌーヴォーというより、普通のボジョレーのガメイの様。90分以上の時間経過でも変化無し。濃い目の味わい。決して嫌いじゃないけど、自分の欲しいボジョレー・ヌーヴォーの味ではないな。香りはクリアーで分かり易い味わいだが、飲み手の好みに因る合う合わないがハッキリ出る感じ。例年通りの出来としか言えないなぁ。この作り手の平常運転と言うか、まあ普通。新酒らしからぬ(程々の)重さと、邪魔になりそうでならない余韻の苦味。全体のバランスは悪くない。ヌーヴォーに濃い味わいを求める人になら気に入ると思う。(そうでなければイマイチ)口直しにはチーズやクラッカーで充分。きちんと作られた料理より、お手軽なツマミにこそハマる。そこそこ厚めの渋味さえ何とか出来れば、何とでもなる。値段以下。2000円の壁は超えてるが、3000円近い価格ともなると、お祭り特価にしても自分じゃ全く興味持てない。ちゃんと自分で金出してM.ラピエールやフィリップ・パカレのヌーヴォー買わないとイカんか・・w。2016年はやはり「普通」の年か。それはそれで作り手の思った通りの、作りたい味を作り易い年にはなりそう。前半雨が多く、後半の好天で持ち直すパターンの天候だったらしいから、収量や収穫時期を調整出来たところは順当に美味くつくれたって事か!?
2016/12/02
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毎年(ここ数年)決まってこの時期は胃腸の調子が悪くなるなぁ 日本 ブラックニッカ・ブレンダーズスピリット BlackNikka Blender's Spirit ニッカウヰスキー株式会社 Nikka Whisky KabushikiGaisha 余市産モルト(一部1956年産モルト使用) 宮城峡産グレーン(一部25年熟成のグレーン使用) アルコール分43% 購入価格:2138円香りはシナモン、バニラ、レーズン、ピート、アーモンドパウダー?綺麗だが、意外と(?)ピート香の出力は控えめ? 【ストレート】甘味と苦味の合わさった綺麗な味わい。澄んだ口通り。余韻も静かな感じで、非常に落ち着いている。じっくり飲める。飲み応えという点では少々物足りないが、この綺麗さを考えると、飲み応えの必要性はあまり無いな。 【ロック】香りはちょっと控えめに。フルーツやスパイスよりも灰っぽい香りが出易い。これは飲んだ後、鼻から抜ける香りにピート香(煙っぽさ)が満載。味も塩気のノリが強く、【ストレート】時の綺麗さとうってかわってワイルドな流れに。飲み応えを求めるならロック一択だな。 【水割り】 ・酒1:水0.1ちょっと香りの出方が軽くなったか。塩気の様なニュアンスが混じり、【ストレート】の綺麗な味にほんのりアクセント。余韻の動きも少し目立ち、飲み応えは生まれたが、当初の綺麗さは崩れそうに、 ・酒1:水1レーズンやクローヴっぽい甘い香りが出易くなり、甘味の出方も軽やかに。【ストレート】の綺麗さを活かしつつ、水割りの澄んだ感じも出せてる。これはなかなか良い感じ。 ・酒1:水3~4ここまで行くと香りはほぼ消える。苦味は無くなって、甘味の感覚が薄く全体を流れる雰囲気に。まあ普通だが、普通なりに万人向けに。オススメは【ストレート】か【水割り(酒1:水1)】。【ロック】は【ストレート】で飲んで物足りなかった人が是非やるべき。【ストレート】と【ロック】で毛色が大きく変わってくる。ピート香に抵抗が無いニッカファンなら【ロック】の方がオススメ。これはなかなか美味い。【ストレート】の味の綺麗さも良かったが、【ロック】時の香りがすごい。出方がかつての竹鶴12年を彷彿とさせる存在感。多分、【ロック】で飲んで楽しめるかどうかが、このウィスキーを全力で楽しめるかどうかの試金石。ここまで明快に煙っぽさを楽しめるウィスキーっていうのも最近は珍しいかもね。値段相応。約2000円強。納得いく味と香り。コアなウィスキーファンは「これが約2000円は信じられない。3000円以上でも売れる。」と大絶賛してるみたいだが、自分にはそこまでではなかったかな。確かにスーパーニッカより美味いとは思うから、限定品扱いでほぼ同価格なのは極めて良心的と思える。100ml程飲んで次の日。(開栓22時間程経過)香りは初日と大差無し。スパイス香は減退。【ストレート】【ロック】は特に変化無し。甘味の感覚は出にくくなったかも。【水割り】の状態で初日よりピート香が感じ易くなった。初日より、フルーティーさや甘味の動きが鈍ってる雰囲気が有るので、やはり【ロック】時のピート香を楽しめる人が勝ちだな。 ★ソーダ割りしてみた★(酒1:炭酸水2位) 香りの膨らみは感じるが、味はイマイチ希薄な感じ。 だが変な方向に甘味や苦味が出ることはないので、飲み易さは有る。 やっぱり香りで全力勝負か!?2日目も値段相応。ただし、【ロック】を楽しめる人なら上方修正可能。ジャパニーズならではの大人しい味に、煙っぽいピート香を両立する、個性が見える。まさに竹鶴12年の再来。昔(10年近く前)はこれがジャパニーズ2000円の基準だった。★楽天検索 ニッカ ブレンダーズ スピリット★楽天扱い約32件 2111円~3456円 平均2580円前後限定品という事でこの価格。昔ならこの出来のニッカウィスキーが2000円だった気がする。ウィスキーファンの「2000円はスゴイ」の感覚は多分現在の感覚での"スゴイ評価"だと思う。自分の場合、昔の感覚での相応評価になってるww。今、竹鶴12年が有ったら、プレミア付きで多分6000円位?(17年物の半額を目安)そう考えれば、確かに2100円強でこのクオリティは破格。ニッカの良さを知っている人程高評価になりそう。とりあえず、竹鶴ピュアモルトよりもコスパは確実に上。
2016/12/01
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