思春期の子どもとのコミュニケーション


12月14日の日記より


   ≪思春期の子どもとのコミュニケーション≫
   というタイトルの講座を聞きに行ってきました。

   編集ボラ仲間の方が活動している
   育児支援のNPOグループの主催の講座。

   最近、長男が中学生になったせいか、
   思春期という言葉に反応してしまう私です。
   だれもが通る(かつては自分も通った)道。
   特別なものではないと思いつつも、
   とりあえず入れれる知識は持っていたと
   機会があればいろいろ参加しています。

   その時々、講師に方によって異なる話もありますが、
   息子たちのことや自分のこと、家族のかかわりのことなど
   改めて見つめなおし、考えるきっかけにはなります。
   なかなか普段の生活では、忘れてしまってることが多いので・・・。

   今日のお話の中で一番印象に残った言葉。

   『三離四走ーさんりしそうー』
   ご存知?
   私は初めて聞いた言葉でした。

   3つの事から心が離れ4つの事に心が走っていく。
   そのまんまだわ・・・(笑)。

   この3つの事が、「家庭」「学校」「地域」
   そして4つのことが、「盗み」「車(暴走)」「薬」「性行為」

   今は、これに2つ加わって『三離六走』になってるとも。
   その2つが、「いじめ」「暴力」なんだそうです。

   6つの「走」は、もう子どもたちの周りに当たり前にあるもの。
   遠ざけようと思っても、それは無理。
   では、どうするか。
   そういうものに、誘われた時、断れる自分であるかということ。
   断れるとはどういうことか。
   それは、自分でブレーキがかけられるかどうかということ。

   心が家庭や学校にあれば、誘われても
   「親を悲しませてしまう」「先生が心配する」などの気持ちが
   ブレーキになるのだそうです。

   そのためには
   ●反抗的な態度であっても、その反抗の声に耳を傾ける。
   (なるべく反論はしないほうがいいそうです)
   ●家族の中でその子のが在感が持てるようにする。
   (良いところを認めてあげる・安心できる居場所)
   ●お互いの生活の理解
   (不信感をなくす)
   などの事を話しておられました。

   心が離れていると誘われるがまま、走っていってしまうんだって。
   自分たちの今の生活は、子どもがブレーキをかけられる家庭だろうか?

   その時々、人それぞれの状況でまた違うのでしょうが、
   今日の覚えとして書いておきたいと思います。









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