相手の心の声に耳を傾ける



2007/1月28日の日記より



以前にもカウンリセリング講座を受講させていただいた
心理カウンセラーの竹内成彦さんのお話を聞きに行ってきました。
私たち一般人にもとても分かりやすく、楽しい時間の中にも
すぐに心がけて出来そうな奥義(笑)がいっぱい・・・。
傾聴とは特別なことではなく、誰でもこころがければやれるのかもしれない。
そんな気にさせてくれるお話でした。

その中でも話を聞く最大のコツは 
相手に暖かい関心を持つ ということ。
相手を好きになること。
そりゃそうですよね。嫌いな人の話は聞きたくないですから。

そしてその話をより良く聞くための4つの技術
1.にこやかな表情  2.うなずき
3.あいづち(柔らかい声が実はとても大切)
4.繰り返し なのだそうです。

出来そうでなかなかできないです。
でもこんな風に聞かれたら
ついつい自分のことを話してしまいそうです。

話を聞くうえで、避けたい6つのこと
1.相手の気持ちを否定する
2.一般論を言う  3.質問責めにする
4.他人をかばう  5.哀れむ  6.分析する

特に3の質問には注意が必要・・
相手が詰問された気になってしまう
質問は相手の心を閉ざしてしまう可能性があるそうです。
ついつい子どもにあれこれ聞いてしまう。
でも子どもは5W1Hの事実を聞いて欲しいわけではなく、
そのときの自分の気持ちや感情を聞いて欲しいのです。
(言われてみれば、なるほど・・です。
でもすぐ忘れてしまってあれこれ聞いてしまう・・・)

後4にも注意。
話をしている目の前の本人を大切にすることが大事です。

こうして相手の心に暖かい関心をもって耳を傾けることで
話した人は
1.カタルシス効果(排泄という意味)・・・
話してすっきり、肩の荷がおりる
2.バディ効果(仲間という意味)・・・
わかってもらえて、孤独感からの解放
3.アウェアネス効果(気づきの意味)・・・
頭の中が整理され、良いアイディアが浮かんでくる
といった効果が表れるのだそうです。

その他にも「トムの事例」を用いて、
受容、共感の大切さや、沈黙を待つこと
相手の小さなイエスを引き出す、混乱を受け止める
一歩踏み込んだ話などを解説していただきました。

ディで仕事をする上で、
利用者さんの話をどう聞いたら良いか
ヒントをもらったような気分です。
仕事場でもプライベートでも家庭で
コミュニケーションは不可欠です。

どうせなら、お互い心地の良い
楽しいコミュニケーションを
していきたいなぁと思いました。

ホットコーヒー

竹内さんは本も出版されていますし、
ホームページも充実していますよ。
興味がある方は、ご覧になってください。
www.kokorowith.com









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