07/2学期



ブック
 ★ 2007・2学期 ★




◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇  9月27日 ★ 3年1組  ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

絵本『 ねびえ
毛利子来ぶん 堀内誠一え(福音館書店)

絵本『 光の旅かげの旅
アン・ヨーナス(評論社)



朝晩は涼しくなってきました。
それで、かがくえほんの『ねびえ』を選びました。
簡単な言葉で、ねびえについてかかれてあります。

もう一冊、モノトーンの絵本『光の旅かげの旅』
最後まで読んだら本をひっくりかえして
また読みながら最初へ戻ります。
不思議な雰囲気のある絵本です。

静かに聞いてましたが、運動会などでちょっとお疲れ?な感じ。
あっ、それは私もだな・・・。

今回はおはなし出来なかった。
なかなか集中する気分になれず、練習できませんでした。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇  10月11日 ★ 3年2組  ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

1.絵本 『 てじな 』 
土屋富士夫(福音館書店)


2.おはなし 『 ながいなのむすこ
「にほんご」より(福音館書店)


3.絵本 『 こんなしっぽでなにするの?
スティーブ・ジェンキンス /ロビン・ペイジ(評論社)




まず最初の『 てじな 』は、読むというよりは絵を楽しむしかけ絵本です。
でてくることばは、呪文のことばの「あんどら、いんどら、うんどら」ばかり・・・
読み終わると「短い~」と・・・・
ちょっと、物足りない感じのしょうです。

次のおはなしは、落語のじゅげむと同じ内容です。
へんてこな、長いなまえのせいで川でおぼれちゃう子どもの話。
へんてこな名前のところでくすくす笑ってくれたので楽しんでくれたかな。
ちなみにどんな名前かというと・・・
わっほい、きゃっほい、そうらんみょう
ととんき、ぽんき、なんてんぼう
しゃあもうつうれい こうせいだい
ぼわろん、ほろん、とっぴっぴ
そんだらもんや、ののんぜや
かきくこ、けかくき まあるまる
ちょろちょろべえのちょうえもん  
です。
これを早口で言ったら楽しそう聞いてました。

さいごの絵本は、ちょっと遠目がきかないのですが、
いつも、おとなし~くしている男子が興味を示してくれました。
「こんなしっぽでなにするの?」とまずは、しっぽだけが登場。
しっぽが誰のものかで、かんかんがくがく・・・。
いろいろ意見がでまして、次のページでしっぽの持ち主やその働きが紹介されています。
しっぽの他には、目や鼻、耳、足などもでてきます。
写真じゃなくて、色鮮やかな切り絵風で絵を見るだけでも楽しめます。
私は科学絵本のような印象を受けました。
後ろには詳しい解説もあって、動物好きな子には知識が増えそうな絵本です。

今回はみんなの声がでて、リラックスムードのよみきかせとなりました。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇  10月25日 ★ 5年1組  ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

絵本『 びくびくビリー
アンソニ・ブラウン(評論社)

びくびくビリー

絵本『 たくさんのふしぎ~草と木で包む~
(福音館書店)
たくさんのふしぎ1



まずは『びくびくビリー』。
これは、きらりこさんのとこで紹介されていた絵本です。
いろんなことが心配で眠れなくなってしまったビリー。
そこでおばあちゃんが、しんぱいひきうけ人形をくれます。
その人形に心配事を打ち明けるとぐっすり眠れるのです。
読みながら、5年生の子が共感を持って聞いてくれてる感じがしました。
主人公は小さい子だけど、この子たちにも
そんな夜があるのかもしれないなぁと思いました。
この人形、実際に中米グアテマラに昔から伝わっているものだそうで
そんな説明にも「へ~っ」とした顔の子ども達でした。
絵がとてもきれいで、
たくさんのいろんなお人形が出てきて楽しいですよ!

そして『 たくさんのふしぎ~草と木でつつむ~ 』。
これは、私自身が「なるほど~」と思って、
昔の人の知恵をあらためてすごい!と思った本です。

「包むと言えば?」の問いに「ふろしき」と答えた5年生はえらい。
その他、今思い浮かぶのは、包装紙などの紙類やプラスチック容器かな。

この本では、例えば
たくさんのふしぎ2たくさんのふしぎ3
葉っぱやわらなど・・。
米俵はわらで包む最高傑作です。

他にも竹の筒や竹の皮など・・・
最後にはふろしきのいろんな包み方載っていて
みんなで、なるほど・・と感心。
昔のものって、みんな自然の物で、土に返るものばかり。
ゴミになるものはなかったんですよね。
今とは違って、本当に知恵があったんだと感じます。

おはなしもいいけど、たまにはこんな本もおもしろかったです。
それに意外に反応があったので驚きました。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇  11月8日 ★ 5年2組  ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

ストーリーテリング『 金の髪 』コルシカの昔話
おはなしのろうそく19より(東京子ども図書館)




久しぶりの語りは、ちょっと緊張しました。
まずは、コルシカってどこにあるか知ってる?って感じで。
「知らな~い」って声があったので、少し説明、
ナポレオンの出身地ってことも話しました。

「1学期にやった『金の腕』覚えてる?」には「あ~~~」と反応あり。
「今日はその金つながりで『金の髪』というおはなしです」と言うと
「また怖いの~?」と。
「どうかなぁ~?」って言って始めました。

高学年から大人向けのお話ということで、
ちょこっとロマンスもあって、
サスペンスタッチな感じもありといった内容です。

初めて読んだ時は、今までの昔話とは違った印象を受けました。
最後に向かって、疾走する馬の様子にドキドキ感が増していきます。

話す方も結構集中力がいる話で
途中で、少し集中が切れ子もいたけれど、
ずーっと集中して聞いてくれた子もいて、
全体には静かでやりやすかったです。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇  11月15日 ★ 6年生  ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

ストーリーテリング『 金の髪 』コルシカの昔話
おはなしのろうそく19より(東京子ども図書館)



6年生は、次男のクラスです。
子どもたちもみ~んな知っている子ばかりなので、
他のクラスより親しみがあり、やりやすいです。

先週の5年生より、語り手をじっと見てくれる子が多く
目と目が合って、語りやすかったです。

2人ほど、しゃべってる子がいたけど
集中して聞いてくれてる子が多かったせいか、
気になりませんでした。

先週より、お話の中で疾走する馬が、
よく走ったような気がしました(笑)。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇  11月22日 ★ 5年1組  ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

ストーリーテリング『 金の髪 』コルシカの昔話
おはなしのろうそく19より(東京子ども図書館)


学校でのこのお話も今回で3回目になりました。
覚えた時に1度語りましたが、
1度だけでは、なかなか身体に残りません。
こうして、毎週続けて語れることに感謝です。

このクラス私語もなくとても静かでした。
でもどうしてかな?
先週より、伝わってるって感じが少なかったような気がしました。
同じお話をしても、その日その日で違います。
語り手と聞き手でお話を作るということが
少しづつわかってきました・・。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇  11月29日 ★ 5年1組  ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

☆絵本『 生麦生米生卵
齋藤孝編 長谷川義史(ほるぷ出版)


生麦生米生卵


☆絵本『 しまふくろうのみずうみ 』 
手島圭三郎 絵と文(福武書店)


しまふくろうのみずうみ


しまふくろうのみずうみ 』は、前々から読もうと決めていました。
あと1冊「何にしよう・・?」と決まらず、今朝決めた一冊です。

表紙には声にだすことばあそびと書かれています。
私が読むだけではおもしろくない。
早口ことばの楽しさは、自分でやってみて、
失敗するからおもしろいもだと思います。
5年生は、声だしてやってくれるかなぁと思いながら、
まず最初の 生麦生米生卵 を私が読みました。
その後「はい、どうぞ・・」と言ったら、
これは定番でみんな知ってるせいか、後について声を出してくれました。
「おお~いい感じ」と次々読んでは、「はい、どうぞ」と声に出していきました。

知らないものもあったみたいで、絵本をなるべく見やすいようにして。
(・・と言っても字はそれほど大きくないので、前の子が頑張って読んでる)

赤巻紙青巻紙黄巻紙 では、最初に赤じゃなくて青になって笑いがおきたり・・・
最後の方には、難しいのもあるしね。
失敗を楽しめる雰囲気で、良かったです。

私もデイで早口言葉を楽しんでいるけど、間違っちゃったし・・・ね。


しまふくろうのみずうみ 』は、版画の絵と大自然の様子を
じっくり楽しんでもらえたらと思って選びました。
はじめのページから、お~の声があり、迫力が伝わったかな?と思います。

最初は、楽しく、後は静かに・・・とその本によって、
メリハリをつけてちゃんと楽しめる5年1組の子どもたちでした。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇  12月13日 ★ 5年2組  ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

☆ストーリーテリング
ネズミのむこさがし
子どもに語るモンゴルの昔話(こぐま社)


子どもに語るモンゴルの昔話

☆絵本
おにのおめん 』 
川端 誠(クレヨンハウス)


おにのめん(5)


大きい子向きのおはなしではありませんが、
今年いのしし、来年ネズミということで
ねずみのおはなしを選んでみました。
今日のクラスは5年生だから、ネズミ年の子ばっかりでした(笑)~。

もう一冊は、落語絵本からです。
暮れの時期のおはなし、
の時期に読むのがぴったりの本かなと思います。
最後のオチで、
来年の正月の話をしておにの面が笑うんだけど・・・・

≪来年の話をすると鬼が笑う≫っていう言葉を知ってる子は
あまりいないようでした・・・。

チャンチャン♪





◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇  12月20日 ★ 6年生  ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

☆ストーリーテリング
ネズミのむこさがし
子どもに語るモンゴルの昔話(こぐま社)


子どもに語るモンゴルの昔話

☆絵本
光の旅かげの旅



2学期のよみきかせも今日でおしまいです。
おはなしと組み合わせる絵本を何にしようか
この2学期は悩みました。

次男のクラスへ行くのも
あと2回ぐらいかなぁ・・?
卒業に向けておすすめがあったら教えてくださ~い。


すすきと月(ライン1)

2学期のよみきかせは終了です。
今回初めて助成金を頂いて、外部の講師を招いて
よみきかせやストーリーテリング、ブックトークをやっていただきました。
残念ながら、私は都合が悪く参加できませんでしたが、
子どもたちはとっても楽しそうに参加していたということです。
また、こういう機会があったら、いろいろ企画したいなと思います。



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