≪2≫



こころの中の大切な言葉≪2≫ ちゅうりっぷが咲いたよ!





たまにお邪魔している方のブログで紹介されていた詩です。

「病者の祈り」

大事をなそうとして
力を与えてほしいと神に求めたのに
慎み深く従順であるようにと
弱さを授かった

より偉大なことができるように
健康を求めたのに
より良きことができるようにと
病弱を与えられた

幸せになろうとして
冨を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった

世の人々の賞賛を得ようとして
権力を求めたのに
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった

人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと
命を授かった

求めたものは一つとして
与えられなかったが
願いは全て聞きとげられた

神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
こころの中の言いあらわせない祈りは
すべてかなえられた

私はあらゆる人生の中で
もっとも祝福されたのだ





子どもについて 『預言者』より

あなたの子は、あなたの子ではありません。
  自らを保つこと、それが生命の願望。
そこから生まれた息子や娘、それがあなたの子なのです。
  あなたを通ってやって来ますが、あなたからではなく、
あなたと一緒にいますが、それでいてあなたのものではないのです。
  子供に愛を注ぐがよい。
でも考えは別です。
  子供には子どもの考えがあるからです。
  あなたの家に子供の身体を住まわせるがよい。
でもその魂は別です。
子供の魂は明日の家に住んでいて、
あなたは夢のなかにでも、そこには立ち入れないのです。
  子供のようになろうと努めるがよい。
でも、子供をあなたのうようにしようとしてはいけません。
  なぜなら、生命は後へは戻らず、昨日と一緒に留まってもいません。
  あなたは弓です。
その弓から、子は生きた矢となって放たれて行きます。
射手は無窮の道程にある的を見ながら、力強くあなたを引きしぼるのです。
 かれの矢が速く遠くに飛んで行くために。
  あの射手に引きしぼられるとは、何と有難いことではありませんか。
  なぜなら、射手が、飛んで行く矢を愛しているなら、
留まっている弓をも愛しているのですから。





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