けろろのずぼらライフ

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入院時 臨床調査個人票より



【29 膿疱性乾癬 臨床調査票より】


《発症と経過》
平成20年8月初旬より徐々に全身の発疹・発赤が出現。
微熱・倦怠感・顔面膿疱・びらんのため開口障害あり。
8月15日より8日間入院し、チガソン30mg/日 投与後皮疹は徐々に軽快。
以後、外来フォロー継続。チガソン内服が必要な状態である。


《診断名》
汎発性膿疱性乾癬

《先行した皮膚病変》
掌蹠膿疱症

《紅斑》
体表面積の50%前後

《膿疱形成》
一部の皮膚

《膿海》
あり

《粘膜疹》
あり

《発熱》
38度未満


《海綿様膿胞》
あり

《表皮肥厚》
あり

《不全角化》
あり


《血液検査所見》
赤血球数 506×100000/mm3   血清蛋白 6.3g/dl   血清アルブミン 3.6g/dl

白血球数 12,800/mm3   IgG 1,065mg/dl   ASLO 122倍

血沈 4mm/60分       IgA 147mg/dl    RA - 

血清Ca 8.3mg/dl     IgM 60mg/dl     CRP 2.00mg/dl


《医療上の問題点》
チガソン(エトレチナート)が著効し、家庭生活が可能となったが、
減量を試みるとすぐに再燃あり。
口角炎口唇炎の副作用もあり調節が難しい。



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