恋愛病院『ラブホスピタル』

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2004年03月21日

【マイナス勘定合って、○○足らず】

テーマ：恋愛について(2606)

カテゴリ：カテゴリ未分類

これは、恋愛マニアの極意プレミアムで
片瀬が以前出した原稿です♪

プレミアムに興味がある方…どうですか～？

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

「勘定合って銭足らず」
こんな、たとえ知ってる？

「計算に間違いはないけど…現金足らんぞ！！」
って言うこと。
要するに、理論と現実が合わないって言う、たとえなのだ（＾＾）

自分がコンプレックスだとか、嫌いに思うマイナス部分とか…
そう言う部分をあたしは
【マイナス勘定】と、言っています。

さて、問題です！タイトルの「○○」何が入ると思う？？
答えは後でね♪……先に見るなよぉ！

◎ ◎ ◎

「どうしてアンタって、小さな事でキィキィ怒るのよ！」
「お前だって、くだらない嫉妬するからだろ！」

あたしは、いつも相手の嫌な部分を突いて喧嘩してたの。
そうなると、相手も同じ方法で反撃してきた。

こんな喧嘩しちゃうカップル…いるんじゃないかなぁ。
好きなのに、相手のマイナス部分が妙に、しゃくに触る。
こんな感情持ったことなかった？
だったら…あたしと同じだぁ（＾＾）

これは、自分のマイナス部分を隠すためにやってることなの。
「あんたもこんなにマイナスあるんだから！」
そうやって、相手を責めてお互いを公平にしようとしてる。

でも…そんな粗捜しカップルが、上手くいくわけもなく…
冷めた関係で終わってしまいました。

◎ ◎ ◎

「あたしってダメな女…だから愛されないんだ」

あたしは、かなりのマイナス面をもっていた人間なの。

そんな時、よく言われたのが
「自分に自信になれることをみつける！」

あたしは、必死に探しました。
何でもやってみたの。
そんな時って、何かの結果を出そうとしてあがくでしょ？
それで失敗したら…

「やっぱり自分って、ダメなんだ…」

って逆戻り！下手したら余計にマイナスゾーン突入！
あたしは、それの繰り返しでした。

ある時、家の窓から見える桜の木を見た。
「春が来たんだ。キレイな桜だなぁ…」
あたしは、そう口にしたとき、ふわっと思ったの。
無理に変わろうとしなくても良いし、
悪い部分を自分で批難しなくても良いんじゃないか？って。

桜にしても、お店に並ぶ花にしても…
誰かに褒められよう、憧れられようと思って咲いているわけじゃない。
桜は、ただ春がきたから咲いている。
タンポポもそう、ツクシだってそう。
春がくるから咲いているだけなんだ。

あたしだって、誰かに褒められるために生きてるんじゃないな。

そう思ったら、無理に自分のマイナス部分を自分で批難して
自分自身を嫌いになるのは、やめようって思った。

自分の愛する人が、自分を見ていなくたって
あたしがドンナ人間で、どんな生き方をしてきたかって言うのは
他でもない、あたしが知っていること。

だから、他人に好かれる事だけを考えるのをやめてみた。
まずは、あたしがあたしに尊敬されるように…
そして、あたしがあたしに好かれるように生きてみよう、って。

至らないところは数知れず…
バカだなって思うことも、いっぱいやってる。

だけど、マイナスじゃない部分があるなって言うのを見つけたの。
それが自分にとっての【自慢】になるほどのプラスじゃないけど
マイナスに値しないなって思う部分。

「マイナスじゃない部分を持っているだけでも良いじゃない！」

そう言う自信がある。
今までは、マイナスばかりにとらわれて
マイナスじゃない部分まで沈めていた自分。
自分を好きになるために拾うようになった。

さて、さっきの問題の答え。もう解ったかな？

正解は【自分】

そうなの。
どんなにマイナスを並べてみても…
アナタはアナタで、間違っていない。
だけど、、そんなアナタの中にあるマイナスをなくすと
アナタじゃなくなってしまうものなんじゃないかな。

だって、現実…
アナタのマイナスって思ってる事、１００人が聞いて
１００人が「マイナスだ」なんて言うかな？？

自分の中の理論（自分が考えるマイナス面）って
案外現実（周り）が見ていると、全然マイナスなんかに見えない。

その気持ちがなくなると、自分が愛していた人のマイナス部分も
とても愛しく思えるようになってきた。
欠点こそ、愛すべき部分なんじゃないかって。

人は欠点だらけの生き物。
だけど、人に愛されることがあるのは
マイナス部分を愛してくれているから、なんだよね。

マイナスで愛されるには、マイナスを愛する。
そのためには、とりあえず自分でチャレンジしてみる。

人のマイナスを愛しく思えるような人は
しっかりと、自分のマイナスも愛している証拠。
マイナスを愛する人を、人はまた愛するようになる。

不思議だけど…本当なんだよね（＾＾）

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